グネーシン・アカデミー合唱団
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運動会の「ギャロップ」でおなじみのロシアの作曲家カバレフスキー。彼の偉大なる功績のひとつに「音楽教育への貢献」があげられます。ここに収録された第3番のピアノ協奏曲はヴァイオリン、チェロ協奏曲とともに「若人のため」に書かれた三部作の一つ。トランペットの響きが印象的で華やかで快活な作品です。かたやR=コルサコフのピアノ協奏曲は、リストのピアノ協奏曲を彷彿させる単一楽章の作品で輝くような名人芸が楽しめます。(2008/08/06 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557794 |
最近は仮面舞踏会というと、ハチャトゥリアンの曲ばかりが有名になってますが、このグラズノフの作品も同じミハイル・レールモントフの作品を題材にしています。グラズノフはこの曲を1912~13年に作曲し1917年に初演しました。しかし当時はこの題材が「風紀を乱す」とされ30年もの間上演禁止となってしまいました。ハチャトゥリアンが同じ題材に作曲したのは1941年。その頃にはグラズノフの作品は古くなってしまったのかも知れません。とは言うものの、ハチャトゥリアンのように直截的な悲劇性を感じさせることはありませんが、人の心に潜む狂気は存分に描き出されている秀逸な曲集です。(2009/09/16 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570211 |
1883年、アントン・ルビンシテインの死を悼んで作曲されたカンタータ「聖イオアン・ダマスキン」。ロシア正教会では重要な聖人である聖イオアンは、聖像破壊運動に反対しイコンを擁護、教会の伝統を守った人として讃えられています。タネーエフは尊敬するA.ルビンシテインをその聖人になぞらえ、極めて崇高なカンタータを作曲、故人への捧げものとしたのでしょう。協奏的組曲は、彼の友人であるヴァイオリニスト、シボールの依頼で書かれたもので、冒頭からヴァイオリンが艶めかしくも強靭なメロディを奏でる劇的で色彩的な曲。バッハやモーツァルトの時代に書かれたような単純な形式に見えてしまいますが、曲に含まれる「主題と変奏」だけを取り出してみても、その素晴らしい筆致に驚かざるを得ません。NAXOSが誇る名ヴァイオリニスト、カーレルの深みのある音色はこの曲の真価を存分に伝えてくれています。(2009/11/25 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570527 |