レンチェス, ラヨシュ(1943-)
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オーストリア帝国の知られざる作曲家、オルガニスト、ヨハン・ゲオルク・リックル(1769-1843)。幼い頃に両親を失うも、地元の教会オルガニストに教えを受け、歌とオルガン演奏で素晴らしい才能を発揮、14歳の時にはオルガニストのポストに就任する充分な力を付けることができたとされています。その後、1785年にウィーンに移住し、アルブレヒツベルガーとハイドンに師事。対位法やポリフォニーを徹底的に学び、レオポルドシュタットのカルメル派教会のオルガニストとなります。彼は数多くの教育用の室内楽作品を書き、また1790年代にはあのシカネーダーとの共作によって、数多くのジングシュピールも作り出しています。彼の作品は生前あまり出版されることがなく、またその一部は「モーツァルト作」とされていたため、彼自身の名前はほとんど知られることがありませんでした。そんな彼、一時期はペーチ(現ハンガリー)の聖歌隊指揮者を務めていたため、ハンガリーでは知られる存在なのです。ここでも主だった作品ではハンガリーのオーボエの名手レンチェスが堂々たるソロを務めています。(2016/06/29 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0350 |