ポチェキン, イヴァン(1987-)
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19世紀前半、彗星の如く現れたスター・ヴァイオリニスト、パガニーニ(1782-1840)。悪魔に魂を売り渡したと噂される伝説的な超絶技巧の持ち主であり、優れた作曲家でもありました。その華麗な作品は同時代のみならず、後世にも強い影響を与えています。生涯に6曲のヴァイオリン協奏曲を作曲しましたが、1830年頃に書かれたとされる第5番の協奏曲には独奏部分のみが現存しオーケストラ・パートはありませんでした(完成前にパガニーニが死亡したのでは?と言われています)。イタリアの音楽学者フェデリコ・モンペリオ(1908-1989)によるオーケストラ伴奏は、ヴァイオリンの輝く音色を存分に引き出しています。ヴァイオリンを演奏するポチョーキンは、1987年モスクワ生まれの超新星。7歳でオーケストラと共演、2005年にはモスクワ・パガニーニ国際コンクールで優勝するなどの輝かしい実績をあげている期待の人。たっぷりとした濃厚な歌い口は昨今のスタイリッシュな演奏とは一線を画したものと言えるでしょう。(2013/02/20 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570487 |
Melodiyaレーベルが力を注ぐ「若い芸術家たち」に焦点を当てるシリーズの1枚。ヴァイオリニストの両親を持つポチェキン兄弟は、ロシアを中心に世界中でソリスト、デュオの両面で演奏活動を10年続けている俊英です。ヴァイオリン2台(もしくはヴァイオリンとヴィオラ)という組み合わせのアンサンブルはかなり珍しく、また、作品もあまり多くありませんが、兄弟は常に個性をぶつけ合いながらも、調和の取れた演奏を披露することで知られています。このアルバムに収録された3人の作曲家の作品でも、お互いの才能が拮抗することで、スリリングかつ親密な響きが紡ぎ出されています。(2018/01/26 発売)
レーベル名 | :Melodiya |
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カタログ番号 | :MELCD1002534 |