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リーベック, ジャック(1980-)

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    イザイ:6つの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Op. 27/悲劇的な詩(リーベック/グリムウッド)

    前作、シェーンベルクとブラームスのヴァイオリン協奏曲(ORC100129)で自身のルーツを探りながら、素晴らしい演奏を披露したユダヤ系英国のヴァイオリニスト、ジャック・リーベック。ハレ管とのデビュー・コンサートから25年を経て、現在世界的なヴァイオリニストとして活動。2022年からはオーストラリア室内楽フェスティヴァルの芸術監督への就任予定や、教育関係へのアウトリーチなど後進への指導も活発に行っています。このアルバムではウジェーヌ・イザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタと「悲しみの詩曲」を演奏。まばゆいばかりの技巧で、これらの難曲を弾きこなしています。(2021/10/29 発売)

    レーベル名:Orchid Classics
    カタログ番号:ORC100179

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    ヴォーン・ウィリアムズ:ウィンザーの森にて/コンチェルト・アカデミコ/合唱曲集(リーベック/ロンドン・コーラル・シンフォニア/ウォルドロン)

    指揮者マイケル・ウォルドロンが敬愛するヴォーン=ウィリアムズのさまざまな作品を集めた1枚。歌劇《恋するサー・ジョン》の中の5曲を合唱組曲に編曲した『ウィンザーの森にて』、バッハに倣った古典的な様式で書かれた「ヴァイオリン協奏曲」、他にはJ.S.バッハ作品の編曲など、世界初録音を含む多彩な作品を聴くことができます。最後は有名な歌曲のオーケストラ伴奏版で。(2024/02/16 発売)

    レーベル名:Orchid Classics
    カタログ番号:ORC100289

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    シェーンベルク/ブラームス:ヴァイオリン協奏曲(リーベック/BBC響/グーレイ)

    ジャック・リーベックはユダヤ系のヴァイオリニスト。彼の父方の祖父ウォルターは第二次世界大戦時にナチス侵攻を逃れ、南アフリカに移住しました。ブラームスのヴァイオリン協奏曲を殊の外愛していたというウォルターですが、孫であるジャックがヴァイオリニストとして大成しこの曲を演奏した時には、すでにこの世を去っていました。このアルバムでリーベックは、祖父の思い出の曲であるブラームスの協奏曲に、彼の祖父と同じく大戦時にヨーロッパを離れアメリカへと移住したシェーンベルクのヴァイオリン協奏曲を併せ、1930年代の不安な社会情勢を表現することを試みています。(2020/03/27 発売)

    レーベル名:Orchid Classics
    カタログ番号:ORC100129

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    ハンコック:歓喜の組曲/英雄の主題による変奏曲/ヴァイオリン協奏曲(リーベック/BBCコンサート・オーケストラ/パリキアン)

    映画音楽やテレビの劇音楽などで活躍する現代作曲家スチュアート・ハンコックの作品集。華麗なオーケストレーションとエキサイティングな作風は世界中のファンを魅了しています。このアルバムはハンコックが愛するハリウッド映画への賛辞でもある「英雄的な主題による変奏曲」で幕を開け、「ヴァイオリンとオーケストラのための協奏曲」 、アルバムタイトルでもあるオーケストラのための組曲「RAPTURES」へと続きます。「RAPTURES」はもともと弦楽四重奏曲として考案されましたが、今回の録音のためにオーケストラ版に拡大されており、豊かな音色と華やかさを備えた堂々たる作品へと変貌しています。指揮を務めるのはレヴォン・パリキアン。ジョージ・ハーストとイリア・ムーシンに師事。現在はオックスフォード市管弦楽団の首席指揮者を務める傍ら、イギリスの主要オーケストラへの客演やロンドン王立音楽大学をはじめ各地のユース・オーケストラの指導にも当たる注目の指揮者です。(2019/11/29 発売)

    レーベル名:Orchid Classics
    カタログ番号:ORC100111

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    ブリッジ:ピアノ三重奏曲第1番、第2番/ピアノ三重奏のための小品(リーベック/チャウシャン/ウォス)

    イギリス音楽の開拓者、フランク・ブリッジのピアノ三重奏のための作品集です。何と言っても、ここに収録されている3つの作品の作風の違いに驚かされることでしょう。1907年に書かれた第1番のピアノ三重奏曲はあくまでも自由で幻想的。その翌年の「9曲の小品」のまるで古典派の作品を思わせる端正な作風(ブリッジがヴァイオリンを教えていたハンブリー嬢のために書かれた作品)。1928-29年に書かれた第2番のピアノ三重奏曲の印象派的なゆらめきの音楽。あなたはどのブリッジが一番好きですか?(2009/04/22 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570792

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    ローレンス:ヴァイオリンとピアノのための作品集(リーベック/ティルブルック)

    20世紀初めに脚光を浴びたイギリスの作曲家フレデリック・ローレンスの作品を集めた貴重なアルバム。ヘンリー・ウッドは彼のTristis(苦み、悲しみなどの意)を気に入り、1919年から23年まで5年連続でプロムナード・コンサートで指揮しました(ヴァイオリンとピアノのためのヴァージョンが当アルバムの最後に収録されています)。ドイツ系の家庭に「フレデリック・ケスラー」として生まれたローレンスは先進的な作風で評価され、20代半ばで「一見難解だが良質な音楽」「輝かしい将来を予感させる」と高い評価を得ました。その後第1次世界大戦が勃発して反ドイツ感情が高まると姓をイギリス風に改め、クラシック音楽と映画音楽の作曲で注目されましたが、早世したこともあって歴史に埋もれてしまい、録音もほとんどありません。このアルバムは彼の作品を音として知ることのできる貴重なリリースです。(2024/04/19 発売)

    レーベル名:Orchid Classics
    カタログ番号:ORC100284