シュミット, ウルフェルト
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気品あふれ、艶やかな響きを持つドイツの伝統あるハノーヴァー少年合唱団。2002年1月にこの合唱団を創設したハインツ・ヘンニングが亡くなり、方向性が危ぶまれたのですが、指導を引き継いだイェルク・ブライディングは、合唱団の良さをつぶすことなく、更なるレパートリーの拡充に努め、一層の発展を遂げていると評価されています。このアルバムには、そんな彼らの2006年からの演奏が収録されています。既発リリースからの曲もありますが、いくつかは、このCDが初収録であり、とりわけトラック6のメンデルスゾーンは、2012年3月のライブという「現在の彼ら」の姿を捉えています。およそ400年に渡る合唱作品の変遷も楽しめます。(2012/07/25 発売)
レーベル名 | :Rondeau Production |
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カタログ番号 | :ROP7014 |
20世紀の作曲家ケルッペン(1926-)と、聖マルクト教会のオルガニスト、シュミットのコラボによる現代のオルガン音楽のアルバムです。タイトルが示す通り、バッハ時代からの伝統に基いたコラール前奏曲の形をとったもので、高度な技術や実験的な手法を追求しながらも、テキストの持つ真理を表出するという、極めて精神的な音楽。オルガニストのシュミットは、作曲家ケルッペンと共に音楽を学び、彼の音楽の解釈について完璧に理解している人です。極められたテンポ設定、フレージングはケルッペンの音楽を理想的に響かせていることは間違いありません。(2013/09/25 発売)
レーベル名 | :Rondeau Production |
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カタログ番号 | :ROP6081 |
サクソフォンとオルガン!なんとまあ不思議な音色の取り合わせでしょう。しかしそんな疑問も最初の曲で氷解します。あのショスタコーヴィチの「名曲」が至って普通の顔をして現れる様子と言ったら!なんだかとても懐かしい気分がするのは、昔遊園地で聞いたメリーゴーランドの音色に似ているせいでしょうか。とにかく、全曲に渡ってまばゆい色と爽快なサウンドは新鮮な驚きをもたらします。バルトークの「ルーマニアのクリスマスの子供の歌」のなんと親しげなこと。思わず笑ってしまうこと間違いなし。ヴィドールのようなオルガンのソロもあり、こちらは煌くような音の洪水となっています。サクソフォンのソロでは、誰もが知っている「ああ、お母さん聞いて(きらきら星)」のメロディを主題にしたクロフォードの変奏曲が聴きものです。(2014/12/24 発売)
レーベル名 | :Rondeau Production |
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カタログ番号 | :ROP6089 |
ハノーヴァーが誇る三人の演奏家たちによる、素朴かつニュアンス豊かなクリスマス音楽集です。ソプラノとリコーダー、オルガンという音色の組み合わせは、かなり珍しいものですが、ここでは全く違和感なしに見事に溶け合っていて、これらの静かで美しい音楽が最上の形で表現されています。どの曲もキリストの誕生を待ちわび、また喜ぶためのもので、この幸せな気分は、聴き手にも深い感動を与えるのです。16世紀から19世紀のクリスマス音楽における新しい魅力の発見です。(2014/12/24 発売)
レーベル名 | :Rondeau Production |
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カタログ番号 | :ROP6095 |
2016年、没後100周年を迎えたマックス・レーガー(1873-1916)のオルガン作品集。ヨーロッパでは非常に高い人気を誇り、また尊敬されているレーガーだけあって今年は数多くの作品がリリースされています。ワーグナーやリスト、ブルックナーらが活躍していたドイツ周辺の音楽界にあってレーガーは彼らと競合することなく、ひたすら自身の道を探求し、43年という決して長くはない生涯に極めて独創的な管弦楽曲やオルガン作品を数多く創り上げました。偉大なる先人であるバッハに倣い、オルガンの性能を研究しながら先進的な技術を投入、最もふさわしい音色を導き出していったレーガーの作品は、確かに、決して耳に優しいものではありませんが、ヨーロッパの精神を学ぶためには必要不可欠であり、聴き進むにつれその面白さに目覚めていくというものです。聖マルクト教会のオルガニスト、シュミットは古典から現代まで幅広いレパートリーを持つ人。Rondeauレーベルをはじめ、数多くのレーベルに興味深い録音を行っていることで知られています。(2016/10/21 発売)
レーベル名 | :Rondeau Production |
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カタログ番号 | :ROP6131 |