ポロ, アシエル
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スペインの現代作曲家の中でも最もダイナミックな作品を書くことで知られるヴィラ=ロホのチェロ作品集です。以前リリースの協奏曲集(8.570443)でも、その少々不気味な音楽が癖になったものですが、このチェロ作品集も負けず劣らず個性的です。「オラシオン・セレーナ(穏やかな祈り)」は2004年にマドリッドで勃発した同時多発テロの犠牲者に捧げる哀歌であり、自らの存在価値を問われるような深遠な曲調です。聖ヨハネの言葉を元にした「エクスプレシオーネス」は痛みすら覚えるようなチェロによる慟哭です。同じく“慟哭”の音楽「哀歌」ではフラメンコ歌手ロメロと、多重録音によるチェロ・アンサンブルの果てなき応酬が繰り広げられます。この悲痛な歌には救いもないかのようです。(2011/11/16 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572564 |
ロドリーゴの協奏的作品といえば、ギターのための「アランフェス協奏曲」が突出した知名度を誇りますが、当盤に収録された2曲ずつのヴァイオリンとチェロのための作品も、勝るとも劣らない素晴らしい出来映えです。1~9までの大曲では、ロドリーゴ独特のスペインの民俗風味とリリシズムが貫かれると同時に、独奏楽器には至難な技巧が要求され(例えば8に登場する大規模なカデンツァなど)、特に弦楽器ファンには堪えられない魅力を持っているといえましょう。そしてトドメを刺すのが、最終トラック10の「カンショネッタ」です! 一転して単純なメロディーを歌うだけの簡素なつくりですが、その純な美しさはナミダモノの感動をお約束します!!(2003/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555840 |
スペインのギター音楽を語る上で、外すことのできないロドリーゴ。まずは有名な「アランフェス協奏曲」を思い出す方も多いでしょうが、それだけではなく、生涯にほぼ200曲に渡る様々な作品を書いています。オーケストラ曲あり、器楽曲あり、声楽曲あり。この2枚組にはそれらの中から厳選の22曲が収録されています。そんな彼自身は優れたピアニストであり、ギターは演奏しなかったというのも、ちょっとしたトリビアでしょうか。86ページに渡るブックレット(英語のみ)には、詳細な彼の生涯が記されています。偉大なる20世紀の作曲家の足跡を辿ることができる貴重な2枚組です。(2011/08/17 発売)
レーベル名 | :Naxos Educational |
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カタログ番号 | :8.558204-05 |