セナゴー, トマス(1969-)
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(2017/11/29 発売)
レーベル名 | :OUR Recordings |
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カタログ番号 | :2.110426 |
バーゼル大学でドイツ語とイタリア語を学びばながら、ヴォルフガンク・リームに作曲を師事したというスイスの作曲家スカルタッツィーニ。1999年にはイギリスに留学し、ロンドン王立音楽学校で研鑽を積みました。作曲家としてデビューしてからは、ザルツブルク復活音楽祭やダルムシュタット夏期現代音楽講習会などで自作が演奏されるなど、活躍が世界的に注目されています。オペラ《エドワード2世》は14世紀に実在した人物が主人公。幼い頃から遊び相手であった側近ギャヴィストンとの同性愛関係を軸に、彼を巡る人間関係が描かれています。同性同士の愛が描かれているのはこの歌劇が初めてではありませんが、この《エドワード2世》は社会の成熟の兆候と、多様性などの様々な要素を孕む問題作として話題になりました。主人公エドワード2世を歌うのは名バス・バリトン、ミヒャエル・ナジ。来日回数も多く日本でも人気があります。(2017/12/22 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC969 |
2019年、デンマーク国立交響楽団の来日の際に、演奏曲目の一つとしてその作品が選ばれていた、デンマークを代表する現代作曲家ベント・セアンセン(ソレンセンとも)。このアルバムには、最近の3つの協奏曲が収録されており、いずれも北欧を代表する名手を迎えての演奏です。「ラ・マッティーナ」はノルウェーの名手アンスネスに献呈された曲。アンスネスの存在そのものが作曲のインスピレーションの源になったという、まさに彼のための作品です。「セレニダード」は名クラリネット奏者フレスト、ヴェネツィアの憧れを表現したという「トランペット協奏曲」は女性トランペット奏者ティーネ・ティング・ヘルセットがそれぞれソロを担当しています。ピアノ協奏曲とトランペット協奏曲はセアンセンの60歳を記念して開催された“ウルティマ・フェスティヴァル”にて録音、クラリネット協奏曲は2014年にフレストがデンマークの文化賞「Sonning賞」を受賞した際のライヴ録音でいずれも世界初録音です。(2020/03/20 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :8.226095 |
こちらもノアゴーの作品集。交響曲に比べ編成は小さいのですが、やはり人知を超越した音が広がっているところはさすがノアゴーです。「ノーヴァ・ゲニトゥラ」では交響曲第3番と同じく“Ave Maris Sttella”が歌詞として使われています。ハープシコードやリュート、リコーダーを用いた古風な音によるグロテスクな響きと聖なる響きが混在した逸品です。「海流」も同じく茫洋とした音の渦に巻き込まれているだけで不思議に心が落ち着くでしょう。「フォンス・ラエティティア」で使われているのも“Ave Maris Sttella”。ソプラノとハープの幻想的な対話です。(2009/04/15 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :8.226067 |
後期ロマン派の作曲家ランゴーのヴァイオリン作品全集第2集。2曲の世界初録音を含む3つの作品が収録されています。1915年に書かれたヴァイオリン・ソナタ第1番は、若きランゴーの思いがほとばしるかのような情熱的な楽想に満たされたロマンティックな作品。1918年に初演されたものの、出来栄えに満足できなかったランゴーは作品を封印、その後は演奏されることがありませんでした。しかし彼は決してこの曲を見捨てたのではなく、1945年になって改訂を加え現在の形にしています。その際、フランス語の「Viole=ヴィオラ・ダ・ガンバ」がタイトルに付されましたが、これは恐らく辞書の誤りで、ランゴー自身は「ヴィオラ」の音色を想定していたと考えられています。「アンダンテ・レリジオーソ」はランゴーの最後のヴァイオリン作品。またオルガンとオーケストラを必要とする「日曜日のソナタ」は予測不能な展開を持つユニークな曲。ヴァイオリンとピアノは途中で姿を消し、最終楽章ではオルガンとオーケストラのみが混沌とした世界の終末を描き出します。現代社会へのランゴーの怒りが込められているという最後のオーケストラの激しい一撃が極めて印象的な作品です。(2018/11/28 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :8.226131 |
ルーザスは現代のスカンジナビア音楽界において、最も注目される作曲家の一人です。確かに彼の管弦楽作品は世界中の聴衆に大きな衝撃を与えるほどのパワーを持っています。さて、まずCDをかけてみましょう。すぐさまお部屋一杯に広がる鮮やかな音の世界に驚いてしまうことでしょう。1995年のプロムス・ラスト・ナイトで初演された「パーセル変奏曲」は、ブリテンの「青少年のための音楽入門」に似た形式を持った作品で、各々の楽器が縦横無尽に活躍するという面白く派手な音に満ちていて、初めてオーケストラに接する人が感動してしまうこと間違いありません。「ヴァイオリン協奏曲」はヴィヴァルディを思わせますし、「モノドラマ」はシューベルトの作品から想を得たもので、どれもが力に満ちた一聴に値する作品です。(2009/10/28 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :8.226034 |