ボーク, マヤ
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(2014/09/24 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777938-2 |
黄泉の国から妻エウリディーチェを連れ戻そうとするオルフェオ。地上に出るまでは妻の顔を見てはならぬという忠告に背き、一時は妻を失うが、愛の力が最後に勝つ。オペラの改革者グルックの代表作の聴きどころはずばり、序曲以下、高貴な悲劇性に満ちた音楽の素晴らしさにあります。アリアとレチタティーヴォはもちろんのこと、合唱の効果的な使用も特筆もの。かの有名な名曲「精霊の踊り」は27です。一部を省略することによって通常はCD2枚組になるところを1枚に収めました。18世紀音楽の忠実な再現を目指すスウェーデンのオペラハウスによるライブ、グルック演奏に最適と言えるでしょう。(2002/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.660064 |
詩人毎にシューベルトの膨大な歌曲を括るこのシリーズ、第14集はアングロ=サクソンとイタリアの詩人に焦点を当て、前者はシェイクスピアやオシアン、後者はペトラルカらが登場します。CD1は英語歌詞のドイツ語翻訳をテキストに、CD2の1~13はイタリア語で歌われ、14~17はイタリア語歌詞のドイツ語翻訳をテキストにしたもの。18はフランス、19はスロヴェニアの詞で、20は聖書によるものです。シェイクスピアによる「シルヴィアに」と「きけ、きけ、ひばり」はシューベルト歌曲の最高峰の一つとして親しまれています。ボーグの清楚なソプラノ、フリードリヒの気品あるバス・バリトンによる十全な演奏で。(2003/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557026-27 |
シューベルトの創作活動において重要な位置を占めた文豪シラーの詩による歌曲集。詩の作者毎にまとめるシリーズの第3・4集です。収録曲は、作曲者の初期作品が含まれています。中でも、規模が大き過ぎるためか録音の機会も多くない長大な2作品(第3集の「屍の幻想」、第4集の「ケレスの嘆き」)は特に注目されます。ことに前者は作曲者10代半ばに書かれたとは信じられない、ファンタジー豊かな名作と言えるでしょう。テノール歌手が歌う第3集(CD1)、ソプラノ歌手が歌う第4集(CD2)に分けられていますが、歌詞に鋭敏な反応を見せるオディニウス、透明な美声により旋律が引き立つボーグと、歌手たちは共に素晴らしい歌唱を聴かせてくれます。(2005/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557369-70 |
この「トビト」という珍しいオラトリオは、純正ヘンデル作品ではありません。ヘンデルに仕えた写譜を父に持ち、自らもヘンデルに鍵盤楽器を師事したスミスという人物が、題材を聖書の世界に求め、ヘンデルのオペラ、オラトリオなどを継ぎはぎし、更に自作も加えた、いわばパッチワーク的作品なのですが、偉大な芸術作品に仕上がっているのは、素材が最高だからでしょう。敬虔なユダヤ人で盲目のトビトが視力を回復し、息子のトビアスが無事にサラと結婚できるまでの物語。ナクソスから既発売の「ギデオン」「ナバル」同様、マルティニ率いる演奏家たちの貴重な仕事に拍手喝采!なお、各トラックの原曲は解説を参照してください。ライヴ録音です。(2007/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570113-14 |
これは珍品、ヘンデル作品であってヘンデル作品ではありません。ヘンデルの支持者であり、その作品の演奏に功績を残したジョン・クリストファー・スミスという人物が、ヘンデルの様々なオペラやオラトリオなどから音楽を拝借し再構成、やはりヘンデルと共に仕事をしたモレルの台本を使い、1曲のオラトリオに仕立てたのです。驚くべきは、商業的な目的からこのように継ぎ接ぎされた作品にも関わらず、各曲が余りにも素晴らしいものだから、音楽的に何の不満も感じさせないこと。さすがはヘンデルと唸らざるを得ません。特に優れているのはアリアで、独唱者たちの好演も相俟って聴き手を静かな興奮に誘います。(2002/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555276-77 |
19世紀末から20世紀にかけて、オーストリアで活躍したジャーナリスト、ユリウス・バウアーは、新聞編集者として記事を書きながら、数多くのオペレッタの台本を執筆。やがてウィーンで最も影響力のある演劇評論家として賞賛されました。彼の台本は機知に富み、人物描写が非常に巧みであることが特徴。この《冗談の結婚》は、億万長者の娘で最近夫を亡くしたセルマと、彼女の女友だちのエディスとフィービーが「決して結婚しない」という同盟を作ったことが発端で起こるドタバタ喜劇。レハールの存命中には40回以上上演されましたが、残念ながらすっかりお蔵入りになってしまったこの作品を、ブルケルトはスコアを丹念に洗い出し、完璧なものとして再構築。ワルツ、マーチ、そして極上の声によるアンサンブルが随所に挟まれた楽しい作品です。(2017/08/25 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555049-2 |
クリスマスになると必ず聴きたくなるコレルリの合奏協奏曲が入っていますが、当盤は単なるクリスマス物ではなく、皆大好きのイタリアのバロックの名曲集としても好適。何しろマルチェルロとアルビノーニの、二大オーボエ協奏曲が聴けるのですから。ストラデルラ作品の伸びやかなトランペットも聖夜気分を醸し出しますが、目玉はA・スカルラッティ。声楽曲の分野で18世紀の作曲家に多大な影響を与えた隠れた巨人のカンタータ、典雅なメロディーラインとソプラノ歌手の透明な歌声に、ただただウットリ。この一曲だけでも聴く価値のある一枚です。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.551077 |