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ヘーエンリーダー, マルガリータ

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    グリーグ:ピアノ協奏曲/ペール・ギュント組曲第1番、第2番(ヘーエンリーダー/シーララ/北西ドイツ・フィル/ヘイウォード)

    1981年ブゾーニ国際ピアノ・コンクールで優勝を果たし、世界の著名な指揮者らと共演、現在はミュンヘン音楽・演劇大学で教鞭を執るマルガリータ・ヘーエンリーダーのグリーグ・アルバム。メインのピアノ協奏曲では、ヘイウォードが指揮する北西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団をバックに雄大な旋律を存分に歌い上げています。『ペール・ギュント組曲』はグリーグ自身の4手ピアノ編曲版を演奏。共演のアンティ・シーララは1997年のベートーヴェン(ウィーン)と2003年リーズのコンクールの優勝者。現在はヘーエンリーダーと同じ大学で教える同僚でもあり、極めて息のあった演奏が楽しめます。アルバムには、アイスランドの作曲家ヒャウルマル・ヘルギ・ラグナルソンの「スティッラ」も収録。これは以前、ヘーエンリーダーが左手のための曲を探していた時に、彼女のために書かれた曲で、アイスランドの薄緑色の苔で覆われた火山の風景、氷河、そして広大で静かな風景からインスパイアされた魅力的な作品です。(2024/09/13 発売)

    レーベル名:Solo Musica
    カタログ番号:SM398

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    ゲンツマー:チェロ・ソナタ第2番/ピアノ組曲 ハ長調/ピアノと打楽器のための協奏曲(ベルガー/ヘーレンリーダー/ザドロ)

    (2010/08/01 発売)

    レーベル名:Solo Musica
    カタログ番号:SM114

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    ゲンツマー:フルートとピアノのための作品集(パユ/ヘーレンリーダー)

    ドイツの現代作曲家、ハラルド・ゲンツマー(1909-2007)の作品集です。彼はベルリン音楽大学でヒンデミットに作曲を師事、1934年から1937年までブレスラウ歌劇場で働きました。クラリネットを演奏し、また教師としても活躍、フライブルク音楽大学とミュンヘン音楽大学で教鞭を執っています。彼のフルートとピアノのための作品は、晩年の2003年から2004年にかけて書かれたもので、その活力とユーモアに満ちた音楽は、もはや時代を超越していると言ってもよいでしょう。また、作曲家の最期の何日かを共にした、ピアニスト、マルガリータ・ヘーエンリーダーには、彼の最後の作品である“無限の端にある夢のような”「別れの幻想曲」を捧げています。ゲンツナーはこの曲をヘーエンリーダーとエマニュエル・パユを初演者に指定しました。彼女はゲンツナーに演奏についてのいくつかの質問をし、その最後が「私はあなたのために何ができますか?」だったそうなのですが、彼の答えは「私の作品を演奏すること!」だったそう。その約束は見事に守られたのです。(2012/08/22 発売)

    レーベル名:Solo Musica
    カタログ番号:SM159

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    C. シューマン/シューマン:ピアノ作品集(ヘーエンリーダー)

    ドイツのピアニスト、ヘーエンリーダーが弾くシューマン夫妻のピアノ作品集。今回の録音にあたり、彼女が用いたのは、およそ1855年に製作されたエラールのフォルテ・ピアノの復元モデルで、ショパンが所有していた楽器とほぼ同じモデルであり、典型的なフランスの優雅さを備えています。シューマン夫妻やショパンたちが耳にしていた音と親密な雰囲気を現代に再現するために、演奏会場もその趣旨にふさわしいプライヴェート・サロンを探したという彼女、すみずみまで考え抜かれた詩的な演奏を披露しています。(2019/10/25 発売)

    レーベル名:Solo Musica
    カタログ番号:SM312

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    シューマン:ピアノ四重奏曲 Op. 47/メンデルスゾーン:六重奏曲 Op. 110 (ヘーレンリーダー/ゲヴァントハウス四重奏団)

    (2010/08/01 発売)

    レーベル名:Solo Musica
    カタログ番号:SM123

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    ショパン:ピアノ協奏曲第1番、第2番(ヘーエンリーダー/ラ・シンティッラ管/ウィーン・アカデミー管/ハーゼルベック/ミナージ)

    マルガリータ・ヘーエンリーダーによるショパンの協奏曲集。彼女の深いショパン理解から生まれたアルバムです。長年にわたりショパンの音楽を奏でるための楽器を探していたという彼女は、1831年にショパンが語ったという「プレイエルのピアノは最上のものである」という言葉をもとに、クリストフ・ケルンの楽器コレクションの中から、1848年頃にパリで製作されたプレイエルを、歴史的な資料を元に修復した楽器でこの録音に臨みました。この楽器はショパンが所有していたものと構造が同じであり、オーケストラの現代のピッチ(440Hz)に対応しつつ音量のバランスも取れるような、力強いサウンドとフランス風のエレガンスを併せ持っています。彼女はタッチにも細心の注意を払い、ショパンの弟子であるカロル・ミクリによる指使いを取り入れています。共演は、第1番ではリッカルド・ミナージが指揮するラ・シンティッラ管弦楽団、第2番ではマルティン・ハーゼルベックが指揮するウィーン・アカデミー管弦楽団。どちらも当時の楽器を使用、ショパンの時代の音にとことんこだわった企画です。(2024/01/19 発売)

    レーベル名:Solo Musica
    カタログ番号:SM425

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    ショパン: ピアノ協奏曲第1番/マズルカ集(ヘーエンリーダー/ラ・シンティッラ管/ミナージ)

    マルガリータ・ヘーエンリーダーによるショパン・アルバムには、彼女の深いショパン理解から生まれたこだわりが随所にうかがわれます。1831年にショパンが「理想の楽器」と書いたプレイエルの歴史的楽器を2台使用。マズルカでは19世紀のサロン風の場所で、プレイエルが可能にする繊細極まるタッチの妙を披露します。一方協奏曲では、オケの高めのピッチ(440Hz)に対応しつつ音量のバランスも取れるように、同じプレイエルでもより力強いサウンドを持つ楽器を使用して、教会の大きな空間で演奏。協奏曲では最新の楽譜(エキエルの版歴史的ヴァージョン)に基づきつつ、ショパンの弟子の一人カール(カロル)・ミクリの指使いを多くの箇所で採り入れました。ショパン自身が書いたものと、ショパンと関わりの深い同時代の人々が遺したものにこだわった企画です。ヘーエンリーダーはミュンヘンでルートヴィヒ・ホフマンに、ボルティモアでレオン・フライシャーに学んだピアニスト。キリル・ペトレンコ、ロリン・マゼール、クラウディオ・アバド、リッカルド・シャイーらの指揮でバイエルン放送響、ミュンヘン・フィル、ドレスデン・シュターツカペレ、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管などと共演しています。ラ・シンティッラ管弦楽団は1970年にニコラウス・アーノンクールとジャン=ピエール・ポネルがモンテヴェルディのオペラ上演を企画した際にチューリヒ歌劇場のメンバーによって組織したピリオド楽器のオーケストラ。リッカルド・ミナージは特にピリオド楽器によるバロックから古典派の演奏で高い評価を得て来たヴァイオリニスト・指揮者。近年はロマン派の交響楽やオペラにも活躍の場を広げています。(2022/11/25 発売)

    レーベル名:Solo Musica
    カタログ番号:SM400

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    トゥイレ:六重奏曲/プーランク:六重奏曲/フランセ:恋人たちのたそがれ(シュターツカペレ・ドレスデンのメンバー/ヘーエンリーダー)

    アバド、マゼール、レヴァインなど錚々たる顔ぶれの指揮者たちをはじめ、最近ではキリル・ペトレンコとも共演し、ドイツを中心に目覚しい活躍をしている女性ピアニスト、マルガリータ・ヘーエンリーダー。彼女はシュターツカペレ・ドレスデンと定期的に共演をしており、このアルバムでも、シュターツカペレ・ドレスデンが誇る管楽器の名プレイヤーとともに演奏した3曲の近現代のピアノ六重奏が収録されています。珍しいレパートリーであるトゥイレをはじめ、軽妙洒脱なプーランク、フランセも良い味が出ています。(2017/02/24 発売)

    レーベル名:Solo Musica
    カタログ番号:SM251

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    ベートーヴェン:チェロとピアノのための作品集(ベルガー/ヘーエンリーダー)

    ベートーヴェンのチェロのための全ての作品を、ユリウス・ベルガーとマルガリータ・ヘーエンリーダーとが演奏したアルバム。2人は最新の原典版スコアを用いて作品を徹底的に研究。ベートーヴェンについてのカール・チェルニーやヴァイオリニストであり音楽学者でもあったルドルフ・コーリッシュ、作家ロマン・ロランや音楽評論家エレオノーレ・ビューニングなどの文献を読み議論を重ね、作品の本質を模索しました。頂点は見えてもそこに到達することができない芸術の道を二人は人生に例え、ベートーヴェン作品を研究・演奏を重ねることで共に成長することができると語っています。(2020/07/22 発売)

    レーベル名:Solo Musica
    カタログ番号:SM338

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    モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番/ショパン:変奏曲 Op. 2/ピアノ協奏曲 Op. 54 (ヘーエンリーダー)

    solomusicaの看板ピアニストであるマルガリータ・ヘーエンリーダー。彼女はドイツの良き伝統を受け継ぐ質実剛健な演奏で知られ、数々の名指揮者、名オーケストラとの共演を果たし、素晴らしい実績を作ってきた人です。このアルバムではイタリア出身の名指揮者ファビオ・ルイージと3曲のピアノとオーケストラの作品を演奏しています。彼女の技巧と音楽性はすでに定評のあるところですが、ルイージ率いるウィーン交響楽団の味のある演奏も聴きどころの一つで、とりわけシューマンの第2楽章での美しい弦の響きと感情的な音の流れは、まさにため息もの。普段聞き逃してしまいそうなフレーズの隅々にまで、息が通った感動的な音楽です。喜びに溢れたシューマンも良いものです。(2014/03/26 発売)

    レーベル名:Solo Musica
    カタログ番号:SM189