フェニェー, グスターフ
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ロンドンで生まれ、クイーンズホール管弦楽団でヴァイオリン奏者として活躍、その後指揮者として名声を高め、1931年から1946年までシンシナティ交響楽団を指揮、18人の作曲家たちに「愛国的なファンファーレ」(コープランドの「市民のためのファンファーレ」がとりわけ有名)を委嘱したことで知られるユージン・グーセンス。彼は作曲家としても素晴らしい作品を残していて、中でもヴァイオリン作品は、ラヴェルやドビュッシーなどの印象派の影響を受けた抒情的な表情を持った注目すべき音楽です。1956年にちょっとしたスキャンダルで話題になってしまいましたが(彼の名前で検索するとすぐにわかります)、50年後の現在ならばほとんどお咎めなしだったのではないでしょうか?こんなところにも時代が感じられます。そろそろ再評価いたしましょう。(2012/04/18 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572860 |
イギリスを代表する作曲家というと、必ずディーリアスの名前が挙がりますが、両親はドイツ人であり、活躍したのはパリであったことを考えると、もう少し違う見方をしてもいいのかも知れません。彼のヴァイオリン・ソナタはレパートリーとしてはあまり知られていませんが、じっくり聴いてみると様々な発見があります。破棄されてしまったソナタを含めると、作曲年代は1892年から1930年と、彼の経歴の全てにまたがり、フランスの印象主義の香りから後期ロマン派、そしてアメリカ民謡までをも内包し、雄弁なメロディと精緻なピアノ・パートを備えたという恐るべき音楽。オーケストラ曲ばかりがディーリアスではありません。(2009/08/26 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572261 |