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ヴェンドリース, バジル

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    アメリカのヴィオラ・ソナタ集 - イウェイゼン/ケイ/ラーセン/チムピディス(ヴェンドリース)

    20世紀から21世紀にかけてアメリカで作曲されたヴィオラのための作品集。アフリカ系アメリカ人で20世紀前半に先駆的な作品を遺したユリシーズ・ケイ、フリーランスの女性作曲家で、ジャズやラグタイムなどの要素を用いた作品で知られるリビー・ラーセン、教育者としても名高く、わかりやすい音楽を書くエリック・イウェイゼン、ラジオや劇音楽の分野の作品にも力を入れ、このアルバムの準備中にこの世を去ったデイヴィッド・チムピディス。それぞれルーツも活躍分野も違う4人の作品を、1993年からコロラド交響楽団の首席奏者を務めるバジル・ヴェンドリースが演奏。作品の魅力を引き出しています。(2024/01/19 発売)

    レーベル名:Toccata Next
    カタログ番号:TOCN0026

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    ユオン:シルエット第2集/ヴィオラ・ソナタ集第1番、第2番/トリオ・ミニアチュール(ヴェンドリース/ピカイゼン/デイヴィッド)

    1872年、スイス人の両親のもとにモスクワで生まれたパウル・ユオン。モスクワ音楽院では作曲と音楽理論をアントン・アレンスキーおよびセルゲイ・タネーエフに師事し、その後ベルリンに留学。ヴォルデマール・バルギールのもとで研鑽を積みました。同郷のラフマニノフから「ロシアのブラームス」と呼ばれるほど初期の作品からはドイツ・ロマン派の影響が感じられますが、少しずつ複雑なリズムや旋法を用いた作風に移行、作品は難解になっていきます。このアルバムにはヴィオラを伴う作品を収録。渋く深い音色を生かしたこれらの作品からは、確かにブラームス風の響きも感じられますが、作曲年代に20年以上の隔たりがある2つのヴィオラ・ソナタからは、ユオンの作風の変遷が窺えます。ヴィオラを弾くヴェンドリエスはコロラド交響楽団の首席奏者を務めたほか、1986年から1995年までオーロラ四重奏団のメンバーとして、ニューヨーク、ロンドン、東京でリサイタルを行ったことがあるヴェテラン奏者。現在は教育者として後進の指導に熱心にあたっています。(2022/06/24 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0389