ファレス, キース
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【※2012年グラミー賞 クラシック部門 最優秀現代作曲賞・最優秀録音賞 受賞アルバム※】 1960 年にリチャード・ブルックスの監督で制作された同名映画(こちらの音楽はアンドレ・プレヴィン)がありました。口先で生きてきたようなペテン師が、不純な動機で宗教団体に入り込み、こともあろうに「伝道師」として人々の前に立ち説教をするようになります。しかし、彼の過去が暴かれるのは時間の問題。最後は愛した女性を失い、新たな旅にでるという物語でした。このオペラも大筋は同じものですが、登場人物の人間性が一層深く描かれているように思います。「宗教は普遍であるが、簡単に腐敗する」という隠しテーマを、ゴスペルや親しみやすい音楽を交え、実は深刻に描く問題作です。(2011/09/14 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.669032-33 |
グラミー賞を受賞した作曲家オルドリッジの歌劇《シスター・キャリー》。原作を同じくする1952年の映画《OnGoldenPond(邦題「黄昏」)》は名優ローレンス・オリヴィエがハーストウッドを演じ、転落していく人生を見事に表現しました。このオルドリッジの歌劇も、ドライサーの原作を丁寧になぞり、人生をのし上がっていく女性キャリーと、絶望の淵に沈む男ハーストウッドの姿を、当時のアメリカ社会の冷酷な現実を絡ませつつ見事に描き出しています。まるでプッチーニを思わせるような美しい音楽、そして主人公の凛とした姿を彷彿させるキャリー役のザバラの深みのある歌声も、この歌劇を魅力的なものにしています。(2017/09/29 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.669039-40 |
アメリカの人気作家、デイナ・ジョイアの台本による、サレルニの「オペラ愛好家」のためのオペラです。次の日からは、イージー・リスニング専門のスタジオになることが予定されているクラシック音楽専門のラジオ放送局が舞台。27年間に渡って、番組を切り盛りしてきたアントニオ・カルーソーは落胆し、他のスタッフは彼を慰めています。彼はテノール歌手でもあり、昔「第2のカルーソー」として嘱望されたほど、オペラを愛していました。そんな彼が泣く泣く最後の放送をしていた時に現れたのは3人の亡霊。一人は彼の母、もう一人は何とマリア・カラス。そして謎の女。さあ、トニー・カルーソーの最後の番組をお楽しみください。(2011/01/12 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.669031 |