ガリバイ, パブロ
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メキシコのギタリスト、パブロ・ガリベイのリサイタル・アルバムです。彼は古典的なレパートリーだけでなく、あまり知られていない作品も積極的に取り上げ、それらの解釈で高い評価を受けています。タルレガ国際コンクールを始め、16もの国際コンクールで入賞し、現在はメキシコ・シティUNAM音楽学部のギター教授を務めています。なので、期待の新進演奏家と呼ぶのは申し訳ないほどのキャリアの持ち主なのです。まずはスカルラッティのソナタを聴いてみてください。その表現力豊かな演奏は、偉大なる先人アンドレス・セゴビアを思い起こさせることでしょう。タルレガを始めとした小品も泣かせてくれます。(2011/10/19 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572727 |
1910年から1917年にかけて起きた「メキシコ革命」は、 ディアス独裁政権の打倒や民主化、農地改革、社会構造・経済構造の変革を目指す「民主的な革命」であり、新憲法の制定により現代のメキシコの基礎ができた重要な出来事です。それに伴いメキシコの文化も劇的に発展、ヨーロッパ風の様式への依存度を高める一方、先住民族の文化も重要視し、これらを融合することで新しい文化が生まれることになりました。音楽も同じであり、先住民族の楽器やメロディを上手く生かしながら、現代的な様式を取り入れたユニークな作品が数多く生まれました。このアルバムではよく知られる「ウアパンゴ」やレブエルタスの「マヤ族の夜」など現代メキシコを代表する作品を聴くことができます。もちろん賑やかな作品だけでなく、フランスのギタリスト、ローラン・ディアンスの思い出に捧げられた「あなたと最後のコーヒーを」のような抒情的な曲も含まれています。(2019/01/25 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573902 |