Home > CD & DVD > Artists

 CD & DVD/BD



クライスラー, フリッツ(1875-1962)

Search results:29 件 見つかりました。

  • 詳細

    フリッツ・クライスラー - 録音全集 4 (1916-1919)

    1914年に第一次世界大戦が勃発、ニューヨークに住んでいたクライスラーも召集され、東部戦線に出征しますが、重傷を負い名誉の除隊となります。その後、演奏活動を再開、このアルバムで演奏が聴くことができる1916年から1919年頃は、彼のアーティストとしての絶頂期といっても過言ではないでしょう。1916年に録音された「愛の喜び」を含む一連の作品は、驚異的な技術と、彼独特の「話すように歌う」奏法が駆使されていて、グラナドスの「アンダルーサ」や、チャイコフスキーの「アンダンテ・カンタービレ」などは、その特徴をはっきり物語るものと言えます。また「美しきオハイオ」は後に州の公式ソングにもなるほどの人気を博しました。(2012/05/16 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111384

  • 詳細

    フリッツ・クライスラー - 録音全集 5 (1919-1924)

    1919年から1924年にかけての、クライスラーの珠玉の録音集です。1914年に勃発した第1次世界大戦で、重傷を負い除隊後はニューヨークに戻ったクライスラーですが、アメリカにとってオーストリアが敵国だったため、演奏活動は自粛し、そのかわりにオペレッタ「りんごの花ざかり」の作曲などに力を入れていたのです。その後少しずつ演奏会を再開しますが、やなりまだ「敵国人」とみなす米国在郷軍人会からの反発もあり、なかなか思うような活動はできなかったようです。しかし、この録音が行われた頃には理解も進み、彼は思う存分美しい調べを奏でていたのです。(2013/03/20 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111398

  • 詳細

    フリッツ・クライスラー - 録音全集 6 (1924-1925)

    クライスラー(1875-1962)によるビクター・トーキング・マシーン・カンパニーへの録音集の第6集です。これでこのシリーズは完了となります。この録音が行われていた時期のクライスラーと妻ハリエットは素晴らしく充実した生活を送っていました。結婚から22年を経て、ようやく瀟洒な自分の家をベルリンに持ったのです。しかし、迫り来る戦争はこの幸せを10年足らずで奪ってしまいました。美しい家は第二次世界大戦の終わり近くに、連合軍の爆撃に寄って破壊されることとなってしまったのですが、この頃の彼らには、そんな未来は想像もできなかったかのではないでしょうか。そして1938年には戦禍を離れパリに移住することとなるのです。この1925年のセッションでは多くの曲が録音されるも、リリースされなかったものも多かったのですが、ラロの第2楽章のテスト版が残存していました。また未発表であったチャイコフスキーの「カンツォネッタ」も美しい響きに満たされています。(2015/09/23 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111400

  • 詳細

    フリッツ・クライスラー - 録音全集 7 (1921-1925)

    第一次世界大戦では陸軍中尉として戦争に参加、しかし重傷を負い除隊となったクライスラー。その後はニューヨークに戻り演奏活動を再開したものの、様々な事情で活動は軌道に乗らず、結局はヨーロッパに戻ることとなり、1923年には日本を含む極東ツアーを行い、1924年から1934年まではベルリンに拠点を置くこととなります。この第7集はそんな波乱万丈の時代の録音集。特に重要なのはHMV録音で聴ける、クライスラーの9歳離れた弟で才能あるチェリスト、フーゴとのアンサンブルです。フリッツの影響を受けたと思われる豊かなカンタービレに満ちた音は、まさに典型的なウィーン風。素晴らしく息のあった演奏です。ピアニスト、ラムソンと行ったビクター・トーキング・マシーンへの録音は、初のエレクトリカル・レコーディングであり、いくつかのテイクを失敗するなど、新しいシステムでの試行錯誤がうかがわれるものの、1733年製のストラディヴァリの豊かな響きが余すことなく記録されました。         (2017/07/28 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111406

  • 詳細

    フリッツ・クライスラー - 録音全集 8 (1926-1927)

    1925年、電気式録音によるSPレコードが発売されたとき、クライスラーはまだ活動の絶頂期にありました。当時ベルリンに拠点を置いていた彼は、1926年の北米ツアーのためにパリからニューヨークを経て、トロントまで出掛けていましたが、彼の愛器の一つ「ストラディヴァリ」は環境の変化に耐えられないだろうという判断のもと、別の愛器「グァルネリ・デル・ジェス」を携行し、この楽器でコンサートを行い聴衆を魅了しました。このアルバムに収録された一連の録音は1925年から1927年に渡ってアメリカとベルリンで収録されたもので、クライスラーは同じ曲について何度も撮り直しをしていたため、曲によってはいくつかの別テイクが存在しており聴き比べを楽しむことが可能です。またバッハのアダージョなど珍しい録音も含まれています。(2019/02/22 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111409

  • 詳細

    フリッツ・クライスラー - 録音全集 9 (1927-1928)

    1925年、電気式録音によるSPレコードが発売されたとき、クライスラーはまだ活動の絶頂期にありました。この第9巻には1927年から1928年にかけての一連の録音を収録。当時52歳のクライスラーの円熟した技巧と美しい音色が余すことなく捉えられています。アルバムには自作の「ジプシー・カプリース」の最初の録音や、1928年ニューヨークで録音が行われたエルネー・ドホナーニの大曲「ハンガリー牧歌」の他、彼の弟フーゴを伴いベルリンで録音された、一連のピアノ三重奏曲版の演奏も聴くことができます。(2020/02/21 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111410

  • 詳細

    ジョン・マッコーマック・エディション 11 - ビクタートーキングマシン・レコーディングス/グラモフォン・レコーディングス(1924)

    世紀の名テノール、ジョン・マッコーマックのコレクション第11集です。1884年にアイルランドで生まれたマッコーマックは、最初公務員を目指していましたが、ダブリンの教会で聖歌隊に参加したとき、自らの音楽への探究心に火がついたと言います。その後猛勉強を続け、オペラにデビューするも、やがてはコンサート歌手として活躍することを決意します。多くの歌曲を当時のSPレコードに録音し、それを復刻した何枚ものアルバムが発売されていますが、この録音集のユニークなところは、同じ曲の別テイクが収録されているところでしょうか。現代のような録音技術(編集技術)もなかった時代、1回ごとのテイクに漲る緊張感といったら、それは言葉では尽くせないものです。実際に使われたのがどのテイクなのかわからないものもありますが、どのテイクにも真摯な魂が込められていることは間違いありません。クライスラーが参加している曲や、エドウィン・フィッシャーがピアノ伴奏をしている曲、そして4つの未発表テイクも含まれた、ファンにとっても嬉しい1枚です。(2015/12/23 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111402

  • 詳細

    J.S. バッハ/モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲(クライスラー)(1915 - 1945)

    フリッツ・クライスラー(1875~1962)の録音から、最初と最後の協奏曲の録音を含む4曲を収めたものです。最初の録音、バッハはおなじく名ヴァイオリニストのジンバリストとの共演。最後の録音はかれが昔、ヴィヴァルディ作と偽って発表した自作でした。音楽史的には犯罪的な「捏造」でしたが、今となってみれば、古今最高のヴァイオリニストのひとりによる、貴重な協奏曲作品です。クライスラーが録音したモーツァルトの協奏曲は第4番だけでしたが、これはその2回目の録音となるもの。パガニーニは、第1楽章のみをクライスラーが編曲した版によっています。(山崎浩太郎)(2001/02/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110922

  • 詳細

    ブルッフ/ブラームス:ヴァイオリン協奏曲(クライスラー/ロンドン・フィル/グーセンス)(1925, 1936)

    1960年代まで、多くのヴァイオリニストが「左手の技術」と格闘していた時代、華麗な右手の魔術、つまりは音色を持って聴衆を魅了したのがクライスラーでした。ブルッフのイントロのビブラートの効果的な使い方一つとっても明らかに彼ならではの音色。また魅惑的な自作小品のイメージからか、小品のエキスパートであるかのように捕らえられがちですが、大曲においても、構築力が優れていることが、このCDからも分かることでしょう。(2001/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110925

  • 詳細

    ベートーヴェン/シューベルト/グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ集(クライスラー/ラフマニノフ)(1928)

    ラフマニノフのピアニストとしての活動は、主にリサイタルと協奏曲におけるソリストが中心でしたが、イザイ、エルマンを始めとした同時代のヴァイオリンの巨匠達との共演も行っています。その中で録音が残されているのは、このCDに収録されているクライスラーとの共演が唯一で、19世紀末から20世紀にかけて活躍した巨匠達のデュオを聴くことが出来る貴重な資料ともいえるでしょう。柔軟な演奏スタイルのクライスラーと、安定感のあるラフマニノフという絶妙なコンビネーションは、発売時から高い評価を得ていました。収録時、楽天的な性格のクライスラーがすぐにOKを出したのに対し、神経質なラフマニノフが再テイクを何度も主張したという逸話が残されていますが、その逸話を証明する未発表テイクも収録されています。(2003/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110968