ベーネルト, ユッター
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神秘的なイメージばかりが先行するドイツの偉大な芸術家E.T.A.ホフマン(1776-1822)。彼は作家として多くの著作を残しましたが、作曲家としても80を超える作品を残し、この分野にも輝ける才能を有していたことがわかります。このミサ曲は1803年から1805年の間に書かれました。その頃の彼はちょうど友人を通じてしりあった女性を妻に迎え、音楽クラブを設立し、多くの詩作や作曲を行うなど活発な活動をしていたのです。闘争心を喚起させるニ短調が用いられたこの作品は、ロマンティックな一面と、古風な面を併せ持つ重厚なもので、モーツァルトを思わせるキリエの美しさはため息ものです。ミゼレーレは詩編に基いた合唱曲で、アレグリのものが有名ですが、E.T.A.ホフマンは悲しみや喜びなどの感情を全面に出した感動的な作品として表出しています。(2014/02/19 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777832-2 |