ロサド, アルベルト(1970-)
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「クラシック・コンサートにおける既成概念にとらわれないプログラムを提唱したい」という、若きヴァイオリニスト、アンナ・ウルピナが発表したこのアルバムは、バロック作品と現代作品を交互に並べ、それぞれの時代にふさわしい楽器で演奏するというテーマに沿ったもの。ビーバーやコレッリ、テレマンら17世紀から18世紀の作曲家の作品では、ピリオド奏法を用いるだけでなく、ピッチも低く(415?)調弦。即興的な装飾がふんだんに盛り込まれています。現代作品では、2曲の世界初録音を含むウェーベルンからペルト、スペインの現代作曲家J.L.トゥーリナとギッシュの作品まで鋭い解釈と洗練された音色で演奏。2つの時代の作品の特徴を鮮明に対比させることに成功しています。(2022/12/23 発売)
レーベル名 | :IBS Classical |
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カタログ番号 | :IBS-112022 |
アントニオ・ホセ・マルティネス・パラシオスが、スペイン内戦で若くして命を落としてしまったことは、誠に惜しまれます。スペイン情緒に加え、後期ロマン派的味わいをたっぷり持った、この音楽の濃厚な美しさはどうでしょう(そのまま映画音楽にも使えそうです)! 例えば「カスティリアのシンフォニア」です。躍動感に溢れた両端楽章も素晴らしいですが、ことに中間の緩徐2楽章の味わいは格別です。旋律やハーモニーの美しさはもちろんのこと、第2楽章での鐘やハープの巧みな用法、第3楽章での泣けるヴァイオリンソロの登場など、オーケストレーションも色々と技を繰り出してきます。また、泣けるといえば「素朴な組曲」の第2楽章もなかなかです。(2005/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557634 |