ルオマ, ヤーッコ
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ヤーッコ・ルオマとタピオラ・シンフォニエッタによるファゴット協奏曲のアルバム。前作(ODE-1324)はモーツァルトやフンメルの作品が中心でしたが、今作では、19世紀前半にスウェーデンで活躍したファゴット奏者、フランス・カール・プロイマイヤーのために書かれた4作のファゴット協奏曲に焦点を当てています。アルバムには、プロイマイヤーの義父クルーセルやベルワルドなど著名な作曲家に加え、エドゥアール・デュ・ピュイやエドゥアルト・ブレンドラーといった、あまり知られていない作曲家の作品も含まれています。これらの協奏曲はどれも技巧的で、当時の北欧音楽界の水準の高さを垣間見せる見事な仕上がりです。ルオマはシベリウス音楽院やパリ音楽院で学び、国際的なコンクールでの受賞歴を持つ経験豊富なファゴット奏者。現在はタピオラ・シンフォニエッタのメンバーとして活躍しています。タピオラ・シンフォニエッタは、フィンランドを代表する室内オーケストラで、幅広いレパートリーと高い表現力で国際的に高い評価を得ており、指揮者なしでの演奏にも力を入れていますが、今作ではヤンネ・ニソネンが指揮を執り、伸びやかなアンサンブルを披露しています。(2025/01/10 発売)
レーベル名 | :Ondine |
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カタログ番号 | :ODE1481-2 |
16世紀、ルネサンス時代に使用されていた楽器「ドゥルシアン」が前身とされるファゴット。ヴィヴァルディはファゴットの多様性に着目し、40作近くの協奏曲を作曲しましたが、この楽器が本当に注目されるようになったのは楽器の性能が向上した18世紀後半になってからのことです。このアルバムには4人の作曲家のファゴット協奏曲を収録。楽器の性能を知り尽くしていたであろう18歳のモーツァルトの華麗な協奏曲、彼の弟子フンメルと、同時代のオペラ作曲家ヴィンターの珍しい作品の聴き比べ、ロッシーニの(作品とされている)唯一のファゴット協奏曲と、その多彩な作風を楽しむことができます。演奏しているのは1993年からタピオラ・シンフォニエッタのメンバーとして活躍するヤーコ・ルオマ。ソリストとしてパリ管やベルリン放送交響楽団で演奏していたこともある名手が華麗なテクニックを披露しています。(2019/04/19 発売)
レーベル名 | :Ondine |
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カタログ番号 | :ODE1324-2 |