ヘルシンキ室内合唱団
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スイスに生まれ、現在はウィーンに拠点を置く現代作曲家ベアト・フラー(1954-)の作品集。彼は人間の声の可能性を追求し、いくつかの面白い作品を書いています。レオナルド・ダ・ヴィンチのテキストを用いた「6つのエニグマ」は力強いアカペラで歌われますが、時としてロマンティックな響きを纏いながら、柔らかい感触を聴き手の耳に残していきます。古代ローマの詩人ウェルギリウスのラテン語の詩をフラー自身がドイツ語に翻訳したテキストによる「voices ‐ still」では自在なアンサンブルと声の共演が楽しめます。器楽のみの「… cold and calm and moving」はタイトルの通り冷たく静かな作品で、断続的に聞こえるハープの響きを縫って、各楽器が思い思いの歌を奏でていきます。(2016/09/21 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0360 |