ダニエルズ, チャールズ
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イングランド南西部、デヴォン州の都市エクセター。18世紀にこの地で画家、作曲家、作家として活躍したウィリアム・ジャクソンの作品は、まさに秘宝のようなもの。鍵盤奏者ティモシー・ロバーツは「イギリスの伝統に根差した歌曲を作曲したジャクソンは、ヘンデルの作風を引き継ぎ、ロマン派へ受け渡した偉大な作曲家」と賞賛、そのエレガントな作品の普及に力を注いでいます。この録音には、名歌手エマ・カークビーも参加、軽妙な曲から深刻な曲まで、名手たちのアンサンブルによって、知られざる作品の魅力を伝えています。(2018/03/23 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0477 |
ルドルフ・ルッツによる「バッハ(1685-1750)のカンタータ演奏会」のライヴ録音第22集。このアルバムでは三位一体節後第19日曜日用の第56番と、三位一体節後第16日曜日用の第95番、三位一体節後第16日曜日用の第161番の3曲を聴くことができます。どの作品もバッハの全カンタータの中で高い知名度を誇り、名演も数多くありますが、ルッツもユニークな解釈による素晴らしい演奏を披露しています。(2018/08/24 発売)
レーベル名 | :J.S. Bach-Stiftung, St. Gallen |
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カタログ番号 | :BSSG-B664 |
ルドルフ・ルッツが指揮するバッハのカンタータ全集シリーズ。第31集には昇天節用のカンタータ第43番、復活節第3日用の第145番、三位一体後第14日曜日用の第17番が収録されています。1726年に初演された第43番は、第7曲のバスによるアリアにトランペットのオブリガートが付いていますが、このアルバムには再演時に差し替えられたというヴァイオリンのオブリガート版も収録されており、それぞれの違いを楽しむことができます。第145番についてはバッハの直筆譜は残されておらず、現在、C.P.E.バッハの複写譜のみで作品を知ることができます。旧全集版では7曲として登録されていますが、最初の2作は偽作(2曲目はテレマン作)であり、ピカンダーのテキストによる5曲のみが真作として新全集版に登録されています。この録音では、7曲版と5曲版を並べて演奏、5曲版にはルッツ自身が作曲したシンフォニアが置かれています。第17番は2部構成からなる小さ目のカンタータ。『ルードルシュタット詩華撰』からテキストが採られており、明快な構成の中に、神への賛美を盛り込んだ華やかな曲です。(2020/06/26 発売)
レーベル名 | :J.S. Bach-Stiftung, St. Gallen |
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カタログ番号 | :BSSG-B857 |
チューダー王ヘンリー8世(1491-1547)は、イングランド王家史上最高のインテリであるとされ、ラテン語、スペイン語、フランス語を理解し、スポーツにも才能を発揮、また音楽にも造詣が深かったことで知られています。また幾つかの合唱曲の楽譜も現存、文化史にも名を残しています。このアルバムは、そんな王自身の作品とその時代の音楽を集めたもので、世俗曲から宗教曲まで、16世紀のイギリス文化の華を感じさせる好企画となっています。テノールのチャールズ・ダニエルズは、当時の言葉を古式ゆかしき発音で見事に歌い上げ、およそ500年前の音楽を生き生きと表現しています。(2012/12/19 発売)
レーベル名 | :Carpe Diem |
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カタログ番号 | :CD-16292 |
イギリスの作曲家ラッブラは、14歳の時、最初は鉄道員として働きましたが、シリル・スコットの音楽を知り、1920年彼の教えを乞うために奨学生となり、その翌年には王立音楽院に入学、スコットやホルストに音楽を本格的に学んだという経歴を持っています。彼は11曲の交響曲を始め、4つの弦楽四重奏曲など多くの室内楽曲、そして声楽曲などを作曲し、20世紀のイギリス音楽の中心的人物としての地位を確立しました。ここに収録された弦楽四重奏曲第2番は1952年5月の初演された意欲的な作品で、ホルストやヴォーン=ウィリアムスの影響を受けながらも、根底にあるのはベートーヴェンへの尊敬の思いです。またラッブラはイギリス中世の時代にも関心が深く、しばしば自作にもエリザベス朝時代の雰囲気を取り込んでいます。ここに収録された「アモレッティ」はエドマンド・スペンサー(1552?~1599)の愛の詩を用いたもので弦楽合奏と歌のために書かれた情熱的な曲で、これは恐らくラッブラの2番目の妻となるアントワネットのために書かれたものと推測され、(彼女は有能なヴァイオリニストだった)精神的な美しさと肉感的な響きが融合された聴きごたえのある作品です。(2010/01/27 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572286 |
1953年、ロンドン北部のハムステッドで生まれたティモシー・ロバーツ。ケンプリッジ大学で学び、ロンドンのギルドホール音楽演劇学校で古楽と鍵盤音楽を学びました。以降、英国の古楽シーンで鍵盤奏者として活躍、チェンバロ、オルガン、フォルテピアノ、クラヴィコードのソロリサイタルに加えて、ガブリエリ・コンソートやヒズ・マジェスティーズ・サックバッツ・アンド・コルネッツなどのアンサンブルに参加、幅広く活躍しています。彼は最近、作曲家としての活動も増やしており、自身の得意分野であるバロック音楽の要素を取り入れたユニークな作品を発表、どれも高く評価されています。このCD収録曲にも、バロック音楽を元ネタにした作品や、バロック風にアレンジしたパロディ的作品があり、古楽ファンにはことのほか楽しめるサウンドになっています。(2022/03/11 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0641 |