チェン・ジュウ
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(2010/06/16 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.578062-63 |
サン=ジョルジュはフランス人の植民地入植者とセネガル人女性との間に生まれ、アスリート、剣人でありながら音楽家としても活躍した変り種。経歴も珍しければ音楽もオリジナリティに富んでいます。「ヴァイオリン協奏曲第10番」は聴く者を驚かせることでしょう。技巧的なヴァイオリン独奏パートを中心に展開される楽想はブリリアントかつエレガント。これは18世紀後半の協奏曲の名曲に数えたいものです。遺作の協奏曲ニ長調の第2楽章は、まるでロマン派のような劇性があります。中国人ヴァイオリニスト、ジョウの独奏も見事です。第1集(8.555040)と併せてお聴きください。(2004/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557322 |
どうしても管弦楽曲などが目立ってしまう作曲家ですが、地味ながらも忘れられない分野があります。室内楽ファンならば知らねばならない(MUST)、ヴァイオリンを使った名作を集めています。まずは冒頭「ロマンス」のピアノによる前奏とヴァイオリンが奏でる美しくも哀しいメロディーにクラッ。「4つのロマンティックな小品」も同様に直截な表現が心を打ちます。「ソナタ」は、これって実はブラームスじゃないかと思わせる重厚さがウリ。「ソナチネ」は、あの「新世界交響曲」の初演2週間前に完成、内容も正にアメリカしてます、必聴!(2001/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554413 |
20世紀の音楽といった新興分野の拡大等により、クラシック音楽界の人気地図も徐々に変化し続けています。そんな中で、最も割を食らわされている分野の一つが、残念ながら当盤のドヴォルザークを代表格とする、民族色豊かな19世紀国民楽派の音楽といってよいでしょう。温かくたゆたう「ユモレスク」の調べや、躍動する「スラヴ舞曲」のリズム、「わが母の教え給いし歌」の程好いセンチメンタリズムを耳にしていると、「古き良き」などという感覚に拐われてしまうのも、そんなご時世ゆえでしょう。が、そんな今だからこそ、こういった小品たちの素直で可憐な美しさと愉しさを、是非とも見直したいものです。(2002/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554730 |
1891年の春、ニューヨーク・ナショナル音楽院の創立者・理事長ジャネット・サーバーから音楽院院長職への就任依頼が届き、逡巡しながらもアメリカに旅立ったドヴォルザーク(1841-1904)。しかしアメリカの人々は彼の渡米を心から喜び、すぐさま彼自身もこの土地に馴染んだのでした。1893年には交響曲第9番「新世界から」を完成させていて、この曲には黒人霊歌の旋律などが使われていることは良く知られていますが、実はそれよりも、彼自身が長年構想を温めていたという歌劇「ハイアワサ」に使うための素材が数多く用いられていたのです。「ハイアワサ」というのはネイティヴ・アメリカ(昔でいえばインディアン)の英雄の名前であり、彼を主人公にした「ハイアワサの歌」という長編の詩をH.W.ロングフェローが書き、それに目をつけたドヴォルザークが歌劇の題材にしようと目論んだのでした。結局、音楽院の委員会の反対によって、歌劇「ハイアワサ」の構想は実現することなく、ドヴォルザークはいくつかの曲をそのまま「新世界より」に流用。有名な第2楽章が哀しさを帯びているのは、実はハイアワサの花嫁ミンネハハの死を描写した音楽だったのです。この史実を考えると、これまで言われていたような"「新世界より」はドヴォルザークが故郷を思って書いた作品である"と簡単に言ってしまうのは早計であるのかもしれません。このアルバムは、そんなドヴォルザークの構想を「メロドラマ(音楽と朗読の融合)」として再現したもの。良く知っているメロディが次から次へと現れる興味深い物語となっています。歌詞をつけて歌われる「ラルゴ」にも思わず涙するはずです。(2014/07/23 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559777 |