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ヘスラー, マルティン

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  • トンプソン:フロスティアーナ/バーバー:恋人たち(ヘスラー/ザクセン・ユーゲント合唱団/ライプツィヒ・ユーゲント響/エントロイトナー)

    RONDEAUレーベルでは珍しいアメリカの声楽作品を収録した1枚。有名な「弦楽のためのアダージョ」の作曲家サミュエル・バーバーが作曲した大規模な合唱作品「恋人たち」は、チリの詩人パブロ・ネルーダの妖艶な詩が用いられた大胆な曲。バーバーの全作品の中でも最も親密な雰囲気を宿しています。対して、バーバーの師であったトンプソンの「フロスティアーナ」が用いたロバート・フロストの詩は複雑な社会的テーマや哲学的テーマを扱ったものが多く、音楽も非常に精密です。どちらもオーケストラの壮大な響きをバックに朗々と歌われます。(2017/08/25 発売)

    レーベル名:Rondeau Production
    カタログ番号:ROP6138

  • 詳細

    ヘンツェ:歌劇「裏切られた海」(ベッカー/スコウフス/ロヴェル/ヘイニンゲン/ウィーン国立歌劇場管/ヤング)

    未亡人の母と二人で暮らす海が好きな少年、登。母の部屋に通じる覗き穴を見つけた登は、ある日"海の男"竜二と母との情事を目撃、竜二を英雄とみなし強い憧れを抱きます。しかし竜二が母の経営する洋品店を手伝いはじめたことで憧れは失望に変わり、ついに…三島由紀夫の作品に魅了された作曲家ハンス・ヴェルナー・ヘンツェは、1986年に『午後の曳航』のオペラ化に着手。三島が描いた男女間の危うい愛と、少年が抱く理想がもろくも崩れ去る様を迫力ある管弦楽と歌唱で表現し、1989年に《裏切られた海》として完成させました。その翌年ベルリン・ドイツ・オペラで初演、その後、ゲルト・アルブレヒトの企画で日本語版の《午後の曳航》を作成、2003年に読売日本交響楽団が演奏会形式で初演。そしてこの日本語版をヘンツェが大幅に改訂し、2006年にはザルツブルク音楽祭で初演されています。このアルバムはコロナ禍の中、無観客で行われたウィーン国立歌劇場のプレミエ公演の収録。主人公登を歌うのはヘンデルからブリテンまで幅広いレパートリーを誇るカナダ出身の若手テノール、ジョシュ・ラヴル。竜二を歌うのはベテラン、ボー・スコウフスです。また未亡人房子を演じたヴェラ=ロッテ・ベッカーパーの奮闘も見事。パーカッションを多用した色彩豊かなオーケストラの響きを自在に操るシモーネ・ヤングの指揮にも注目です。(2021/10/08 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5460