福田ひかり(1967-)
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音楽雑誌への連載を行うなど研究者・執筆者としても積極的な活動を繰り広げる福田ひかり。前作『ゴルトベルク変奏曲』(KCD-2074)に続き取り組むのは『インヴェンションとシンフォニア』。本録音でも「C. Bechstein Model D?282」を使用し、調律は「不等分平均律」を採用。カバー・アートは、松尾采奈が福田の演奏からインスピレーションを得て描き下ろした『鉱石』をモチーフとした作品。【福田ひかり】1967年岡山県津山市生まれ。国立音楽大学器楽学科(ピアノ)卒業。東京学芸大学大学院、東京藝術大学大学院(音楽学)修了。ピアノを寺坂栄子、弘中馨子、小阪文産子、賀集裕子、音楽学を足立美比古、東川清一、角倉一朗の各氏に師事。1992年パリで開催されたダリウス・ミヨー生誕100年記念公演に出演。1998年の初リサイタル以来、一貫してJ. S. バッハの鍵盤作品を中心にプログラムを組んでいる。2005-2009年には「バッハ・ツィクルス」(全5回)、2010-2014年には「続バッハ・ツィクルス」(全4回)を開催、好評を博した。2011年第8回津山国際総合音楽祭に出演。その他、オーケストラとの共演やデュオ、ジョイントコンサート等に多数出演。2021年11月にOMFレーベルよりリリースした『J. S. バッハ:ゴルトベルク変奏曲』は各種メディアで好評を得ており、『レコード芸術』では準特選盤に選ばれた。後進の指導にも力を入れており、ピティナ・ピアノセミナーやムジカノーヴァ オンラインスクールなど、「“難しい”というイメージが先行しがちなバロック音楽に親しみを感じ楽しく弾こう」というコンセプトで行っている指導者向けのバッハセミナーが好評である。近年は音律や古楽器の研究にも取り組み、2014年に開始した「古典調律シリーズ」やモダンピアノと古楽器の接点を探るレクチャーコンサートやワークショップなど、古楽器の啓蒙活動も積極的に行っている。『ムジカノーヴァ』で「バッハ《インヴェンション》が楽しくなるレッスン」を好評連載中。一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)正会員。(2023/02/24 発売)
レーベル名 | :OMF |
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カタログ番号 | :KCD-2096 |