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ヴィルトゥオージ・イタリアーニ

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    マイール:ヴェネツィアの独唱モテット集(ブラウン/シェーファー/ミショク/ミショック/イ・ヴィルトゥオージ・イタリアーニ/ハウク)

    18世紀に活躍したフルート奏者ヨアヒム・クヴァンツが自身の論文の中で、イタリアのモテットについて簡単な定義を記していました。それによると「宗教的な内容のラテン語による2曲のアリアとレチタティーヴォ、最後はハレルヤ(神を讃えよ)で締めくくられる」とされていますが、実際にはレチタティーヴォが省略されたり、アリアが増やされたりと形は様々です。代表的な作品はモーツァルトの「エクスルターテ・ユビラーテ K165」ですが、他にもたくさんの作品は存在しています。このマイールのモテットもその様式によって書かれており、作品の多くはヴェネツィアのオスペダーレ(慈善養育院)で暮らす女子たちのために作られました。マイールは各々の歌手たちの声のために細かい調整を行ったため、彼の作品は歌手たちの間で高い人気を誇っていたようです。ただし、最後に置かれたハ短調のモテットは、他作品を圧倒する迫力と暗さを持ち、後半は若干明るくなるとは言え、神を賛美するハレルヤもありません。マイールの研究家ハウクによる渾身の演奏です。(2018/06/27 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573811

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    マイール:序曲集(バイエルン・クラシカル・プレイヤーズ/コンチェルト・デ・バッスス/ヴィルトゥオージ・イタリアーニ/ハウク)

    ジモン・マイール(1763-1845)はドイツで生まれ、イタリアで活躍した作曲家。数多くのオペラを書き、それらは当時のイタリアで愛好されました。この時代の序曲は、観客たちのおしゃべりを抑止するのが目的で、ヴェネツィアでは2部形式、ナポリでは3部形式のシンフォニアが置かれていましたが(後に交響曲に発展する)マイールはそこにウィーン風の序曲(あらかじめ劇全体の粗筋や雰囲気を味わえるようにまとめた曲)の形式を取り入れ、時には楽器のソロで、本編で使われるアリアのメロディを奏するなど、一層劇本編への期待をが高まるように工夫したのです。現在では彼のオペラ本体を聴く機会はほとんどありませんが、序曲を聴くだけでも楽しいものです。(2016/07/27 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573484

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    マイール:スターバト・マーテル ヘ短調(F. ハウク、M. ヘーブルによる補筆完成版)(ユン・ジェウォン/ホルツハウザー/ゼリアー/ハーマン/ジモン・マイール合唱団/コンチェルト・デ・バッスス/ハウク)

    13世紀に生まれたスターバト・マーテル(悲しみの聖母)は、17世紀から18世紀にかけてイタリアと南ドイツを中心に数多くの作曲家がこの悲痛な詩に曲を付けています。とりわけ有名なのはペルゴレージやロッシーニの作品であり、19世紀にはドヴォルザークやシマノフスキ、20世紀にはペルト、ペンデレツキら、数多くの名作が生まれています。このマイールの「スターバト・マーテル」は一部が失われていますが、マイール研究家ハウクの手によって、不足している部分が埋められています。マイール自身はこの作品を気に入っており、後のレクイエムでも一部が転用されているなど、折りに触れこの作品に手を加えていたようです。悲痛な内容でありながらも、全体的に明るさに満ちており、最後に置かれた賛美歌はとりわけ清冽な美しさを湛えています(2017/09/29 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573781

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    マイール:ミゼレーレ ト短調/元后、童貞聖マリアのためのリタニア ト短調(ジモン・マイール合唱団/バイエルン国立歌劇場合唱団/ハウク)

    ドイツで生まれ、イタリアで活躍した古典派の作曲家ジモン・マイール。NAXOSからはこれまでに歌劇や宗教曲など多数の作品がリリースされています。マイールは182年にベルガモのサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂の終身教会楽長に就任しましたが、その時にはすでに「教会音楽の大家」としてヴェネツィアで高く尊敬されていました。この「ミゼレーレ-あわれみたまえ」と「ロレトの連祷」はこの時期に作曲されたものと推測されます。「ミゼレーレ」は合唱とソロとの親密な対話を包む、控え目ながらも美しいオーケストラ伴奏が特徴の大作。「ロレトの連祷」は全編悲痛な表情が貫かれた悲し気な作品です。(2017/12/22 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573782

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    マイール:モテット集 2 (ブラウン/シェーファー/オチョア/ジモン・マイール合唱団/コンチェルト・デ・バッスス/ヴィルトゥオージ・イタリアーニ/ハウク)

    指揮者フランツ・ハウクが精力的に演奏を重ねる作曲家ジモン・マイールの作品。モーツァルトより7歳若く、ベートーヴェンより7歳年上のマイールは当時としては長命を保ったため、作風はハイドンやケルビーニ、ロッシーニまでの影響を受けています。作品は明快な構成を持ち、高度に熟練した技術によって書かれており、21世紀になって彼の教会音楽やオペラなど次々に作品が演奏されたことで大きな注目が集まっています。今回のアルバムに収録されているのはモテットで、第1集(8.573811)に続く第2集となり、全てが世界初録音という貴重なもの。ほとんどの曲について、作曲年代の詳細はわかっていませんが、資料によると恐らく1800年~1830年頃に書かれたとされています。この時代のマイールはレンツィの後継者としてベルガモ大聖堂の終身教会楽長に就任、この地の音楽界の中心人物として活躍しており、作品にも輝かしい力が溢れています。(2019/01/18 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573909

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    ロッシーニ:歌劇「ブルスキーノ氏」

    ソフィーアの後見人ガウデンツィオは結婚相手に、誰も知らないブルスキーノを指名していたが、ブルスキーノは旅籠屋で大金を使い果たしていた。ソフィーアの恋人フロルヴィッレは旅籠屋の亭主フィリベルトを説得し、ブルスキーノを困らせる企てを立てるが、人違いが一騒動を起こす。神童ロッシーニが押しも押されぬ大家に成長する過程の中でも、ひときわ重要な初期作品が「ブルスキーノ氏」。ヴァイオリニストが弓で譜面台を叩く序曲は有名ですが全曲盤は少ないのが現状。歌手としての音楽家デビューがこの曲だったデズデーリが率いるイタリア人キャストで固めた演奏家陣、ナクソス価格でお届けします。(2004/09/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.660128

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    ロッシーニ:名序曲集(ヴィルトゥオージ・イタリアーニ/アンドレーエ)

    ロッシーニのオペラの序曲は、どれも幕が開く前から聴衆を魅了します。オペラ本編で使われるキャッチーな旋律を織り込みながら、華やかな楽器の掛け合いにより気分を盛り上げ、「ロッシーニ・クレツシェンド」(特定の楽句を反復しながら音の強さを加え、高音パッセージへと昇り詰めるという独特な書法)を効果的に用いるという書法からは、ロッシーニのオーケストレーションと和声法の巧みさを窺い知ることができます。このアルバムでは9曲の序曲を、スイスのベテラン指揮者マルク・アンドレーエがイ・ヴィルトゥオージ・イタリアーニを指揮、熱気と活力溢れる演奏を聴かせます。(2020/10/30 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555385-2