フランス放送フィルハーモニー管弦楽団
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(2016/07/27 発売)
レーベル名 | :Bel Air Classiques |
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カタログ番号 | :BAC132 |
(2012/03/28 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :NBD0020 |
【フランス実験電子音楽の巨匠が描く、ベートーヴェンの一大コラージュ!】2017年に亡くなったピエール・アンリが、ベートーヴェンの残した9つの交響曲を大胆にコラージュ。1979年にテープ作品として発表されて以来、1988年にエレクトロアコースティック、1998年にリミックスとしてアルバム・リリースされましたが、今回初めて、アンリ自身が熱望していた生楽器による録音となりました。本来12楽章の作品ですが、ここではそのうち1、2、8、9を省いた8つの楽章を全楽章として構成しています。ベートーヴェンの交響曲からの様々なフレーズを細切れにして再び繋ぎ合わせたスコアを、3人の指揮者が3つに分けたオーケストラをフルに活用し、終盤には声楽も投入しつつ、全く違うテンポで重ね合わせていきます。それはまるで、複数のターンテーブルあるいは予め録音した演奏を用いているかのようであり、アンリが祖の一人とされるミュジック・コンクレートを生で再現する非常にスリリングな試みでもあります。一聴するとばらばらで無秩序のようですが、重なる和声やリズムは緻密に計算されており、その音響に身を任せているとどうしたわけかたいへん心地良いという、実に不思議な作品です。ブックレットには、ヘッドフォンで立体的な音響を体験できるバイノーラル・ヴァージョンのダウンロード・リンク付き。(2020/09/11 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA630 |
これは新感覚の音楽、シリーズ名となっている「21世紀のクラシック」に相応しい音楽の登場です。どの収録曲も派手さはなく、どちらかといえば静謐ムードが支配的なのですが、それでいて躍動感や高揚感すら感じさせる場面も少なくないのがユニークです。様々な打楽器やピアノの硬質な響きを巧みに取り入れたオーケストレーション、ソロ楽器を中心に広く取り入れられた特殊奏法(フルートのキー打撃音やフラッター・タンギング奏法、弦楽器のポルタメントの連続など)が醸し出す、何とも不可思議な雰囲気は「フランス流ワビサビ」とでもいえばいいのか、独特の奥ゆかしい美を湛えています。新たな美に出会いたい向きには必聴の一枚です。(2001/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555347 |
【フランクが手兵フランス放送フィルと熱く語るフランク!】数度の来日で日本でもお馴染みのフィンランドの指揮者ミッコ・フランクと、彼が2015年からシェフを務めるフランス放送フィルとの(セザール・)フランクの交響曲が登場。カップリングは、ヴィクトル・ユゴーの詩に触発され、リストの同名作品よりも先に書かれた交響詩です。オペラも得意とするフランクならではの見通しの良いサウンドと、劇的な音楽づくりが聴きどころ。フランス放送フィルとAlphaの共同制作第1弾。(2020/04/10 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA561 |
まるで巨大な鉄槌を振り下ろすかのように、重々しい打撃音が延々と続くこのフランスの作曲家ランチーノによる「レクイエム」の冒頭。ここを聴いただけで思わず頭を垂れてしまいたくなるような、衝撃的な作品です。20世紀になって書かれたレクイエムは、宗教的な観点よりも、より人間の存在について掘り下げるものが多いのですが、この曲もその一つの形と言えるでしょう。テキストは「めぐりあう朝」の原作者として知られるパスカル・キニャール。彼との3年間に及ぶ共同作業からこの作品が生まれたと言います。彼らは死と永遠の時間について、答えの出ることのない質問を、レクイエムという形式で聴き手に突き付けます。人生というものは「壮大なフレスコ画と神聖な式典」なのでしょうか?それとも・・・。マーラー、ブルックナーで音楽というものを高みに引き上げた名指揮者インバルによる、人間の暗部に光を当てるかのような明晰な演奏です。(2012/01/18 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572771 |