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ヴァシンスキ, イェルク

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    C. シューマン:声楽作品集(ワシンスキ/ベルリン・アウロス弦楽四重奏団)

    大作曲家ロベルト・シューマンの妻、クララは才能溢れるピアニストでしたが、シューマンと結婚することにより、また新たな道を見出したことでも知られます。彼女自身もいくつかの歌曲や室内楽曲を書いていますが、作曲家としての彼女の才能は夫の影に隠れてしまっていました。最近、ようやく「ロベルトの妻」ではなく「クララ」としての作品に光が当たるようになって来ましたが、まだまだ多くの人に愛されているわけではありません。彼女の歌曲は全てソプラノのために書かれていますが、ここでのこの倒錯的な響きには、まさに胸がぞくぞくするほどの興奮を覚えてしまいます。ここで何とも奥深い陰影に満ちた歌を聴かせるのは、男声ソプラノ歌手ワシンスキです。彼の声は決して刺激的でなく、適度に感傷的、それでいて強烈な表現力を有しています。この声の何とも魅力的なこと!このクララ・シューマンの歌曲集でも、第1曲から聴き手は激しく魅了されることでしょう。弦楽四重奏の伴奏は曲に柔らかい肌触りを添えています。(2010/04/21 発売)

    レーベル名:Phoenix Edition
    カタログ番号:Phoenix170

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    ディッタースドルフ:オラトリオ「ヨブ」(リヒテンシュタイン/ヴァシンスキ/ドゥデック/シェーファー/アベーレ/ライニッシェ・カントライ/ダス・クライネ・コンツェルト/マックス)

    (2001/11/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:999790-2

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    J.C. バッハ:歌劇「シピオーネの慈悲」(ペリッロ/ヴォルフ/ヴァシンスキ/シェーファー/マンメル/ライニッシェ・カントライ/ダス・クライネ・コンツェルト/マックス)

    (2002/08/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:999791-2

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    ビーチ:声楽と室内楽作品集(ワシンスキ/マイニンガー・トリオ)

    エイミー・ビーチはアメリカ合衆国の「最初」の女性ピアニスト&作曲家です。当時は、女性の社会的活動が珍しい時代であったため、彼女も「ビーチ夫人」として音楽活動に携わる他ありませんでした。しかし、実際は交響曲やオペラ、そしてピアノ曲、歌曲と300以上もの作品を残した偉大な作曲家でした。彼女は120曲もの歌曲を残しましたが、どれもが後期ロマン派の流れに即したるもので、その一部にはスコットランドの民謡や、黒人音楽の影響も見てとれるほど表現は多岐にわたっています(これらの歌曲は後にチャールズ・アイヴズに影響を与えることとなります)。テキストは彼女の友人たちのものから、シェークスピアやユゴーなど名詩人たちのものと多岐に渡っています。どの歌も根底に流れるのは自然と愛、幸福感で、それらは聴く人にも大いなる喜びをもたらしてくれるのです。ここで印象的な歌を聴かせているのはベルリン生まれの男声ソプラニスト、ワシンスキです。彼の陰影に満ちた声は、歌に込められた感情の一つ一つを丁寧に洗い出すかのようです。(2010/04/21 発売)

    レーベル名:Phoenix Edition
    カタログ番号:Phoenix188

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    ブロシュ:ミサ・カンターテ/サンクタ・マリア/冷たい歌(ワシンスキ/ブロッホ/コウルター/パデレフスキー・フィル/クァトロッキ)

    トーマ・ブロシュ(1962-)。彼の名前を聞いて思いだすのはオンド・マルトノ?それともグラス・ハーモニカでしょうか?とにかく「レアな楽器」を紹介することにかけては類を見ないアーティストとして知られ、クラシックだけではなくレディオ・ヘッドとコラボしたり、映画のサウンド・トラックに登場したりと八面六臂の活躍をしている人です。さあ、このアルバムはそんな彼の全てを丸ごと楽しむ1枚です。男声ソプラノの響きを生かした美しいミサ曲、そして様々な楽器の奇妙な音のオンパレードですが、これが何とも面白く、まるで氷の世界を彷徨っているような感じを受けるのではないでしょうか。(2011/03/16 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572489

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    ポルポラ:歌劇「ギデオン」(ヴェッセル/ベストライン/ペリッロ/ウィーン・アカデミー管/ハーゼルベック)

    「名教師必ずしも名作曲家ならず」とは音楽史上の常識ですが、伊人ポルポラもナポリ楽派云々よりも、ヨーゼフ・ハイドンの声楽の師として有名なだけ。しかしこの旧約聖書を題材にしたオラトリオには驚きました!音楽は弾みまくってるし(ヴィヴァルディの分かり易さとも共通)、特にアリアは千変万化で良い曲揃い。何でもオペラチックなスタイルが初演当時の宮廷趣味に合わず、約250年間も放っておかれたそうで。当盤で指揮のハーゼルベックが発掘、もちろん初録音です。ハイドンって、先生にも恵まれていたのね。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:999615-2

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    ヨーゼフ I /フェルディナンド III /レオポルト I :宗教作品集

    時には芸術音楽に造詣の深い指導者もいるでしょうが、神聖ローマ帝国の歴代皇帝がこのように登場して、続々と自分の作品を聴かされてしまうと、「当時の皇帝って、一体!?」と驚くよりありません。音の量的にはスカスカでも敬虔さがたまらないフェルディナンド、アレッサンドロ・スカルラッティばりの本格的ソプラノ独唱カンタータを書いたヨーゼフ、トランペットの掛け合いが楽しいレオポルド、いずれも王様の余技のレベルを遥かに超えています。唯一皇帝ではない作曲家シュメルツァーによる「哀歌」の曲調が全く悲しくないのは不思議です。(2002/05/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:999681-2

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    レオポルトI世(神聖ローマ皇帝):宗教音楽集(ウィーン・アカデミー/ハーゼルベック)

    レオポルト1世は、何とれっきとした神聖ローマ帝国の皇帝で、オペラも含む69の作品が残っています。皇帝が作曲もするなんて、昔の為政者の教養には、現代の状況からはちょっと羨ましい気持ちにさせます。皇帝の作品だから、それいけどんどんの好戦的な音楽と思いきや、メランコリックな皇帝です。30分以上かかる「ミゼレーレ」や、亡き2番目の妻のために作曲された「3つのレッスン」など、「殿、どうされましたか?」と声を掛けたくなる程の悲しみの調べが詰まっています。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:999567-2