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ザールブリュッケン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団

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    カプースチン:チェロ作品集(ラウ/ヌス/ザールブリュッケン・ドイツ放送フィル/コロン)

    なんとも挑発的な眼差しを向けるチェリスト、クリスティーナ・ラウ。彼女によるカプースチン(1937-)のチェロ作品集はこのジャケ写通り、挑発的で挑戦的な音に満ちています。「ジャズとクラシックの融合」で知られるウクライナの作曲家カプースチンの作品は、日本では20世紀末あたりから評価が高まり、現在では様々な演奏家が手掛けることで、広く愛されるようになりました。とは言え、彼自身が優れたピアニストであったためか、演奏されるのは比較的ピアノ曲が多く、室内楽作品は「自作自演盤」以外はあまり聞かれることはないのではないでしょうか。チェリスト、ラウはそんなカプースチンの室内楽作品に強い興味を持ち、彼の全チェロ作品の発掘、紹介を始めました。最初はカプースチンの名前すら知らなかった彼女、スコアのありかや経歴を探していくうちに、その強烈な音楽性に魅了され、ますます興味を覚えたのだそうです。そんなラウと、彼女を巡る仲間たちによるカプースチン作品集。最後の1曲は彼らたちによるカプースチンへのオマージュとなっています。(2016/04/27 発売)

    レーベル名:SWR Classic
    カタログ番号:SWR19002CD

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    ショスタコーヴィチ:室内交響曲集 Opp. 49a, 110a/ピアノ協奏曲第1番(メエロヴィチ/ナカリャコフ/ザールブリュッケン・ドイツ放送フィル/インキネン)

    ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲を、彼の弟子であったルドルフ・バルシャイが弦楽合奏版に編曲した2曲の「室内交響曲」。優れたヴィオラ奏者、そして作曲家でもあったバルシャイの編曲は、原曲を拡大しながらも決して緊張感を失うことがなく、これらはショスタコーヴィチも認め作品番号を付すほど見事な仕上がりとなっています。ピアノ協奏曲は1933年の作品。正式には「ピアノとトランペット、弦楽合奏のための協奏曲」であり、トランペットにもソリストとしてのテクニックが求められます。ショスタコーヴィチ自身や他の作曲家、民謡まで様々な作品から引用された旋律が印象的な作品です。ここでピアノを演奏するのは、アナトール・ウゴルスキの弟子であるマリア・メエロヴィチ。トランペットは日本でもおなじみの名手セルゲイ・ナカリャコフが担当しています。日本フィル・ハーモニーと2017年よりドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団(ザールブリュッケン・カイザースラウテルンドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団)の首席指揮者を務めるピエタリ・インキネンは、オーケストラから力強い音楽を引き出し、作品の魅力を伝えています。(2023/01/13 発売)

    レーベル名:SWR Classic
    カタログ番号:SWR19124CD

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    ロックバーグ:交響曲第1番(ザールブリュッケン放送響/リンドン=ジー)

    同じロックバーグの作品である「パッヘルベルのカノンの変奏」や弦楽のための「超絶変奏曲」を聴く限りでは、この人は後期ロマン派の末裔だと思われそうですが、1960年代までは、音列技法を用いた難解で激しい作品を書いていました。この交響曲第1番もそうで、この曲の第3楽章を彼の師であるL・マンズに見せたところ「これは、私がこれまでに見た最も狂った音楽です!」とまで言われてしまったほど。彼がこのような作風を捨てたのは愛息の死がきっかけで、以降は耳当たりのよい調性音楽を書くようになったのです。(2008/03/05 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559214