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高橋アキ

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    武満徹:地平線のドーリア/風の馬/ノヴェンバー・ステップス(岩城宏之/小林研一郎/森正/田中信昭)(NHK「現代の音楽」アーカイブシリーズ)

    武満 徹・・・その本当の姿を知ってますか? 1969年、NHK交響楽団の正指揮者に就任した岩城宏之、渾身の名演。武満徹の名を世界に知らしめた名曲として知られる「ノヴェンバー・ステップス」は、初演を含めこれ以前の録音は、日本のオーケストラではなかったところに注目したい。いわゆる「純国産のノヴェンバー・ステップス」であり、曲の持つ可能性が広がる機会となった演奏とも言えるだろう。初演と同じく琵琶の鶴田錦史、尺八の横山勝也をソリストに迎えた、まさに「決定稿」と呼ぶにふさわしい記念すべき演奏だ。合唱を嗜む人ならおなじみ「風の馬」は、こちらが初演。世界に向けて馬が羽ばたいた記念碑的録音である。精緻すぎるスコアを丹念に読み解いた「地平線のドーリア」、「テクスチュアズ」、ピアニストへの挑戦状とも受け取れる図形で書かれたスコアが美しい「ピアニストのためのコロナ」。こんなに素晴らしい音として聴ける幸せを、じっくり噛みしめてみたい。(2011/08/24 発売)

    レーベル名:Naxos Japan
    カタログ番号:NYNG-003

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    湯浅譲二:花鳥風月/インター・ポジ・プレイ・ション I/クラリネット・ソリテュード/相即相入/プロジェクション・エセムプラスティク(若杉弘/小泉浩/森田利明) (NHK「現代の音楽」アーカイブシリーズ)

    本来は外科医志望であった湯浅譲二、作曲は趣味で行っていたといいますが、1950年代の、当時としては最新鋭の「現代音楽」に触れるうち、自分でもこのくらいは書けるのではないかと思ったのだそうです。そんな湯浅が本格的に創作活動を始めたのは1952年、「実験工房」に参加してからのことでした。彼がどんな道を歩んだか、そしてどんな音楽を書いたのか。それは実際に解説を読み、音楽を聴くことで理解できることでしょう。過去に何人かの作曲家が試みてきた「邦楽器と西洋のオーケストラの融合」をより深く発展させた、“筝とオーケストラのためのプロジェクション「花鳥風月」”、数字で書かれた楽譜から生まれる不確定的な音楽を追求した“インター・ポジ・プレイ・ション”など楽器と奏法の追求、果ては“ホワイト・ノイズによる「プロジェクション・エセムプラスティク”まで、時間を越えた音を求めた作曲家による、新たな地平線がここにあります。(2011/12/14 発売)

    レーベル名:Naxos Japan
    カタログ番号:NYNG-008