ロサド, アルベルト(1970-)
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スペインの現代作品を得意とするピアニスト、アルベルト・ロサドが初めてのピアノとエレクトロニクスのための作品を演奏したのは1994年。それ以降彼は、この組み合わせの作品が数多く手がけ、ピアノの可能性を探っています。サウンドを増幅、変換、維持するエレクトロニクスは19世紀におけるオーケストラのような役割を果たし、これまで考えもつかなかった世界を表現することができると語るロサド、ここでも多彩な音楽を聴かせます。演奏風景を収録した映像付き。(2020/02/21 発売)
レーベル名 | :IBS Classical |
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カタログ番号 | :IBS-82016 |
アントニオ・ホセ・マルティネス・パラシオスが、スペイン内戦で若くして命を落としてしまったことは、誠に惜しまれます。スペイン情緒に加え、後期ロマン派的味わいをたっぷり持った、この音楽の濃厚な美しさはどうでしょう(そのまま映画音楽にも使えそうです)! 例えば「カスティリアのシンフォニア」です。躍動感に溢れた両端楽章も素晴らしいですが、ことに中間の緩徐2楽章の味わいは格別です。旋律やハーモニーの美しさはもちろんのこと、第2楽章での鐘やハープの巧みな用法、第3楽章での泣けるヴァイオリンソロの登場など、オーケストレーションも色々と技を繰り出してきます。また、泣けるといえば「素朴な組曲」の第2楽章もなかなかです。(2005/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557634 |
ホロコースト後のアウシュビッツ解放から75周年を迎える2020年を記念するアルバム。ここではクラリネット、ヴァイオリン、チェロとピアノという珍しい編成によるメシアンと武満の2作品を収録しています。メシアンは1940年、ゲルリッツ強制収容所で20世紀室内楽の歴史に残る「世の終わりのための四重奏曲」という重要な作品を書き、翌年には多数の捕虜たちの前で初演しました。聖書のヨハネ黙示録第10章からインスピレーションを得て書かれた作品には、宗教的なものを背景に、メシアンが好んだヒンドゥー教のリズム、鳥の鳴き声など、豊富なイメージが反映されています。武満の「カトレーンII」はメシアンへのオマージュとして書かれたもので、原曲の「カトレーン」から4人の独奏者パートを抽出するとともに、4つの楽器のイメージを生かした作品です。演奏は、ヴァイオリンのザハール・ブロン門下のイトゥリアガゴイティア他、ヨーロッパで活躍するソリストたちです。(2020/07/10 発売)
レーベル名 | :IBS Classical |
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カタログ番号 | :IBS-72020 |