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ガルシア・アラルコン, レオナルド(1976-)

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    ヘンデル:歌劇「セメレ」(ラビン/ニューリン/スケラート/ナミュール室内合唱団/ミレニアム管/ガルシア・アラルコン)

    【初演時に物議を醸したヘンデル後期の重要作、今を時めくアラルコンと充実の演奏陣で!】21世紀もなお続々と演奏史を塗り替える新しい名演が登場するヘンデルの劇音楽作品。《セメレ》も例外ではありません。この作品は、古代神話にもとづく官能的な物語を描き実質オペラであるにもかかわらず「オラトリオ」とされ、歌詞にはオペラ上演時の通例だったイタリア語でなく英語が使われた異色作。1744年、舞台装置や衣装なしの演奏会形式でオラトリオとして初演された当時は、人々を戸惑わせ定番演目からも外れましたが、アリアの数々の見事さもあって20世紀以降真価が大いに見直され、全曲録音の数にも比較的恵まれてきました。そこへ今回、古楽の一大拠点国ベルギーから見過ごせない充実新録音が登場! パッション溢れる演奏で高く評価されるアルゼンチン出身の俊英、レオナルド・ガルシア・アラルコン指揮によるプロジェクトです。歌手陣には古楽系レパートリーを中心に近代オペレッタにも適性を示してきたルーマニア出身の気鋭アナ・マリア・ラビン、欧州各地の歌劇場で活躍目ざましいマシュー・ニューリン、バロックから近代まで幅広いレパートリーで近年めきめきと頭角を現しているキアラ・スケラート、ヘンデル作品との相性の良さも抜群なカウンターテナーのローレンス・ザッゾら充実の面々が揃い、器楽にもコンサートマスターにソリストとしても活躍の目覚ましいシュシャーヌ・シラノシアン、コントラバスに大ヴェテランのエリック・マトート、ティンパニに古楽から現代まで広範な活躍を続けるアニマ・エテルナ・ブリュッヘの名手クーン・プラーティンク……と腕利きが続々! バスーンや撥弦が加わる通奏低音から金管に至るまで、古楽器の多彩な音色を効果的に聴かせながら、歌手たちの迫真の解釈を鮮やかなドラマに乗せてゆきます。アラルコンの面目躍如ともいうべき待望のヘンデル録音です。(2022/01/28 発売)

    レーベル名:Ricercar
    カタログ番号:RIC437

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    ヘンデル:サルヴェ・レジーナ(ロゼ/ミレニアム管/ガルシア・アラルコン)

    【純然たる美声に宿る血肉豊かな音楽美。ロゼもアラルコンもヘンデルとの相性抜群!】ヨーロッパ有数の大都市ロンドンで、本場イタリア最前線の歌手たちと活気あふれるオペラ世界を紡ぎ出してきたヘンデル。若き日にローマやヴェネツィアで培った音楽センスと最新の流行を捕える機微は、オペラや室内カンタータのような俗世向けの声楽曲だけでなく、教会音楽でも華やかな開花を見せていました。欧州最前線の古楽シーンで注目を集め、RICERCARではA.スカルラッティのカンタータ集(RIC396/国内盤仕様NYCX-10027)でも名演を聴かせたソプラノ歌手ジュリー・ロゼが、異才アラルコンと放つヘンデル作品集は、埋もれがちなヘンデルの教会向け独唱モテットや初期オラトリオのアリアを集めた注目のプログラム。まさに古楽歌手!というべき純然たる美声を自在に操り、清らかなカンティレーナから華やぎある技巧的パッセージまで思いのままのロゼの歌唱は、まさにこれらの作品を紹介するのにうってつけの適性。アラルコンも地中海バロックの熱演だけでなく精妙なバッハ解釈でも知られる人だけに、ここでは小ぶりの古楽器合奏の一体感と機動性を活かし、各作品の魅力を最大限に引き出してゆきます。ハープやオルガンの独奏が加わるトラックも絶妙。隅々まで楽しめる見過ごせないヘンデル・アルバムがまた一つ世に生まれました。(2022/08/26 発売)

    レーベル名:Ricercar
    カタログ番号:RIC442

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    モンテヴェルディ:歌劇「オルフェオ」(コンタルド/フローレス/ブリデッリ/キンタンス/メーラプフェル/ナミュール室内合唱団/カペラ・メディテラネア/ガルシア・アラルコン)

    【ラテンの情熱たぎる、アラルコンの《オルフェオ》!】音楽と劇との組み合わせは古くからありますが、現在の歌劇の形に最も近いものという観点から「史上初めての大掛かりな歌劇」と呼ばれることもあるモンテヴェルディの《オルフェオ》。名盤ひしめくこの作品に、注目すべき新たな録音が登場しました。アルゼンチン出身で1997年からヨーロッパで活動し、近年躍進目覚ましいレオナルド・ガルシア・アラルコンと、彼の率いるカペラ・メディテラネアらによるこのアルバムは、確固とした研究成果に根差しながらも、彼らの持ち味であるラテン的な音楽性を存分に発揮させた素晴らしい演奏に仕上がっています。バロック・オペラの録音や公演で現在引っ張りだこのテノール、ヴァレリオ・コンタルドによるオルフェオ、オペラからバロック歌曲までを表情豊かに歌い上げることで定評のあるマリアナ・フローレスによるエウリディーチェ、ポルポラとヘンデルのアリアを集めたアルバム(ARCANA A461/NYCX-10055)で驚異的な表現力を見せつけたジュゼッピーナ・ブリデッリによる女の使者など、万全の布陣による歌手陣の切々とした歌唱も聴きどころ。通奏低音だけでも名手キート・ガートをはじめとした10名もの奏者を揃えており、冒頭のトッカータから既に凄まじい気合を感じさせます。(2021/09/24 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA720

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    モンテヴェルディ:声楽作品集 - SV 22, 140, 163, 175, 250, 316 (フローレス/ロゼ/コンタルド/ヴィダル/カペラ・メディテラネア/アラルコン)

    カヴァッリのオペラ・ハイライト集(RIC359)が大きな評判となった、レオナルド・ガルシア・アラルコン率いる「カペラ・メディテラネア」が、モンテヴェルディの声楽作品集を引っ提げてRicercarレーベルへ戻って来ました。有名な「アリアンナの嘆き」、「ポッペアの戴冠」、「ニンファの嘆き」から、あまり知られていない作品まで、ソプラノが活躍するものを中心にバランスよく選曲されています。注目したいのは、前面に押し出されたソプラノのマリアーナ・フローレスのセンスの高さで、その表現力際立った歌唱は素晴らしいもの。ソロ作品が中心ですが2~3声作品も効果的に挿入されており、美しいソプラノのソロに対して、突然現れる多声楽曲のドラマティックな効果も抜群です。(2018/08/29 発売)

    レーベル名:Ricercar
    カタログ番号:RIC390

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    リュリ:怒りの日/深き淵より/テ・デウム(ユンカー/ワンロイ/レナールツ/ヴィダル/オヴィティ/ナミュール室内合唱団/ミレニアム管/ガルシア・アラルコン)

    【アルゼンチンの異才がヴェルサイユで披露する、リュリの三大教会音楽】フランス語圏を中心に今や欧州古楽界で絶大な存在感を放つアルゼンチンの異才アラルコン。最新録音は17世紀フランス最大の作曲家リュリの豪奢な教会音楽3大作。折々の俊才が集いつづけるベルギーの精鋭集団ナミュール室内合唱団と、アラルコンが結成した実力派揃いの器楽集団との共演に期待感が高まります。ルイ14世の治世下、教会でも起伏に富んだ精彩あざやかな音楽語法を操り独自の音世界を紡いだリュリの作風の機微を、コントラバスではなく、バス・ド・ヴィオロンを使用した弦楽五部編成を中心に金管・打楽器まで揃う17世紀当時の楽隊編成、適切な規模感の合唱でじっくり解き明かします。カペラ・メディテラネアとはラテン系の古楽プレイヤーたちとともに地中海古楽の躍動感あふれる演奏を聴かせる一方、ミレニアム・オーケストラでは古典派作品のエキサイティングなピリオド演奏を聴かせてきたアラルコン。実はイタリア出身だったリュリの「前史」ともいうべき17世紀イタリア古楽に通暁した彼だけに、傑作「テ・デウム」をはじめとするカトリック教会音楽へのアプローチは間違いなく注目に値するところ。緩急のダイナミズムと細部への徹底した解釈(今回はフランス宮廷型弦楽研究の第一人者でもあるパトリック・コーエン=アケニヌが首席に招かれている点にも注目)、見逃しがたい新たなリュリ録音の登場です!(2019/08/23 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA444