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リール国立管弦楽団

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    デュティユー:交響曲第1番/メタボール/引用(シャボー/トムチャク=フェルトリン/プティ/ロビーヌ/リール国立管/カサドシュ)

    フランスの作曲家ディティユーの作品集。1950年に作曲された「交響曲第1番」は彼の最初の純粋な管弦楽作品であり、古典的な様式に拠りながらも、数多くの打楽器を加えた編成から生まれる色彩的な響きが魅力的な曲です。第1楽章は低弦のピッチカートに導かれたパッサカリア(短い主題が発展していく一種の変奏曲)、第2楽章は活発なスケルツォ、第3楽章は難解なインテルメッツォ、終楽章はティンパニと打楽器に導かれた大胆な主題が壮大なクライマックスに達し、最後は静かに締めくくられるという構成で、この作品の成功によりディティユーは国際的な名声を獲得しました。クリーヴランド管弦楽団創立40周年の委嘱作「メタボール」は自由な形式による変奏曲。ジョージ・セルによって初演された後、世界中で演奏されています。「Les Citations 引用」はブリテンの歌劇「ピーター・グライムズ」からの言葉と、オルガニスト、ジャン・アランの作品から一節が引用されたチェンバロを含む室内アンサンブルのための作品です。(2018/09/28 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573746

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    デュティユー:交響曲第2番「ル・ドゥーブル」/音色、空間、運動/瞬間の神秘(リール国立管/ダレル・アン)

    フランスの「六人組」の次世代を担った作曲家の一人、デュティユー。近代フランス音楽の伝統を引き継ぎながら、独自の感性を取り入れた精緻な作品を書く人で、その作品は、彼自身の完璧主義も相俟ってか、細部まで計算され尽くされた形式に則りながらも、叙情的で詩的な雰囲気を備えています。父方の曽祖父が高名な画家であったこともあり、いくつかの作品には、絵画からの影響も見られます。このアルバムは若手指揮者ダレル・アンによる3曲が収録されており、「2つの」「分身」を意味するタイトルを持つ交響曲第2番「ル・ドゥーブル」は、大管弦楽と、12人の奏者による小管弦楽、2つのアンサンブルの相互作用から生まれる音の対話と発展を体感する作品です。「音色、空間、運動」はゴッホの「星月夜」から受けた印象が基になっており、うごめくような雲の流れや、星の輝きが多彩な響きに置き換えられています。「瞬間の神秘」は、更に多彩な楽器を駆使し、色彩豊かな音色と響きに彩られた作品です。(2017/03/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573596

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    ドビュッシー:歌劇「ペレアスとメリザンド」(パ・ド・カレー合唱団/リール国立管/カザドシュ)

    架空の国アルマンドを舞台とする、素性の知れぬ女性メリザンドを巡る物語。国王の孫ゴローが城に連れてきたメリザンドとゴローの異父弟ペレアスとの仲を嫉妬したゴローはついにペレアスを刺殺、そのショックで衰弱して死ぬメリザンド・・・メーテルランクの暗喩に満ちた寓話を題材にしたドビュッシー唯一の完成されたオペラは、アリアもレチタティーヴォもなく、言葉と音楽の関係で新しい地平を切り拓き、現代の音楽にはかり知れない影響を与えました。全てフランス人キャストによる、大評判となった96年の上演時の記録がナクソスから登場です。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.660047-49

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    バルトーク:管弦楽のための協奏曲/ヴィオラ協奏曲(グロス/リール国立管/ブロック)

    【圧倒的統率力!アレクサンドル・ブロックによるバルトーク、ソリストにはアミハイ・グロスが登場】アレクサンドル・ブロックとリール国立管弦楽団によるALPHA第5弾は、バルトークの管弦楽のための協奏曲とヴィオラ協奏曲という組み合わせ。細部まで行き届いたコントロールと全体を見通す堅固な構築力で、高いテンションを保ちながら難曲を鋭利にまとめ上げるブロックの高い統率力と、それに十全に応えるリール国立管の集中力と演奏技術は今回も健在で、両作品の素晴らしさを十二分に引き出しています。ヴィオラ協奏曲ではベルリン・フィル首席奏者のアミハイ・グロスが登場。見事な技術で緊張感漲る演奏を聴かせますが、一瞬の弛緩や解放で表情に幅を持たせつつ集中を持続させる表現力の高さはさすがの一言に尽きます。(2023/10/06 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA1013

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    ピエルネ:劇付随音楽「ラムンチョ」第1組曲、第2組曲/バレエ音楽「シダリーズと牧羊神」第1組曲(抜粋)、第2組曲(リール国立管/ダレル・アン)

    フランス印象主義時代の作曲家、ガブリエル・ピエルネ。パリ音楽院でジュール・マスネに作曲を、オルガンをセザール・フランクに学びました。19歳の時にカンタータ『エディト』でローマ賞を受賞、以降、コロンヌ管弦楽団の指揮者、サント・クロチルド教会のオルガニストとしても活躍しながら、オペラをはじめとした多くのジャンルに作品を残しています。このアルバムに収録された『ラムンチョ』は1908年に初演された劇付随音楽。"バスクの民謡による"という副題が付されており、組曲の中には「ファンダンゴ」や「バスク狂詩曲」といった民族的要素の強い曲も含まれています。バレエ音楽『シダリーズと牧羊神』はピエルネを代表する作品の一つ。1923年にパリ・オペラ座で初演され、その後、演奏会用組曲として再編されています。18世紀を舞台にした物語には、古代ギリシャの旋法とバロック音楽のパロディ要素が融合されており、その洗練された音楽は新古典主義のパレエ作品の中でも群を抜く仕上がりとなっています。【ダレル・アン】1979年シンガポール生まれ。サンクトペテルブルク音楽院指揮科を首席で卒業した後、イェール大学にて指揮科修士課程修了。数多くのフィンランド人指揮者を輩出したヨルマ・パヌラの下で研鑽を積み、ロリン・マゼールやエサ=ペッカ・サロネン、ウラディーミル・ユロフスキ、サー・コリン・デイヴィスのもとで学んだ。2007年、第50回ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝。翌2008年には第8回アルトゥーロ・トスカニーニ国際指揮者コンクールで最高位を獲得。同年にシンガポール交響楽団のヤング・アソシエイト・コンダクターに任命され、2012年シーズンからは4年間に渡ってフランス・ブルターニュ管弦楽団の音楽監督を務めた。フランス放送フィルハーモニー管弦楽団、リヨン国立管弦楽団、ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団、コンセール・ラムルー管弦楽団等、フランス国内のオーケストラを中心に、数多くの著名なオーケストラに客演しており、マリインスキー劇場にも定期的に登壇している。(2021/11/12 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573609

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    ビゼー:カンタータ「クロヴィスとクロティルド」/テ・デウム(ヨヴァノヴィッチ/シュネイブル/カサドシュ)

    この魅力的な作品は、1857年に若きビゼー(1838-1875)が、かの有名な「ローマ賞」を受賞した作品です。ローマ賞(フランス語:Prix de Rome)は、芸術を専攻する学生に対してフランス国家が授与した奨学金付留学制度で、1663年、ルイ14世によって創設され、1968年廃止されるまで継続しましたが、(音楽賞は1803年に追加)これを受賞するために多くの芸術家が苦難の涙を流したことはいうまでもありません。そんな激戦をくぐり抜けたこのカンタータ。なかなかの名作ですが、残念なことに楽譜が失われてしまい、1988年に再発見されるまで演奏されることはありませんでした。フランク族のクローヴィス王と彼の妻クロティルデがキリスト教へ改宗するまでを描いた物語です。そして、その受賞の翌年、1857年に書かれた「テ・デウム」では驚くほどの円熟をみせているあたりが、天才作曲家たる所以でしょうか。(2011/01/12 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572270

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    プーランク:オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲/クラヴサンと管弦楽のための「田園のコンセール」(リール国立管/カサドシュ)

    長い歴史を誇る楽器であるオルガンやクラヴサンですが、これらの楽器を主役に据えたプーランクの協奏作品は、近代フランス音楽らしい洒落たセンスの中に、お約束の擬バロック的な曲想をうまく取り込むことにより、楽器の持つ古めかしい雰囲気を巧みに活かしながらも、大変にフレッシュで跳ね回るような躍動感に満ちたものとなっています。もちろんお楽しみはソロ楽器のユニークさだけにとどまりません。豊かなメロディーと陰影に富んだ和声、決して大仕掛けではなくとも輝かしいオーケストレーションと、ありとあらゆるご馳走が詰め込まれています。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554241

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    プーランク:歌劇「人間の声」/シンフォニエッタ(ジャンス/リール国立管/ブロック)

    【ジャンスとブロックの共演によるモノ・オペラの傑作《人間の声》】別れを告げられた恋人からの電話を深夜に受け、精神的に追い詰められていく女性を描くコクトーの脚本にプーランクが作曲した《人間の声》。フランス・オペラに格別の相性を示す歌姫ヴェロニク・ジャンスが鬼気迫る演技で歌い上げ、フランス近代音楽で高い評価を得ているアレクサンドル・ブロック率いるリール国立管弦楽団が緊張感溢れる鋭い響きでこれを支える、注目のアルバムです。演奏される機会もそう多くはないこの難曲に、最新の録音として多くの期待に応える一枚といえるでしょう。カップリングは《人間の声》の10年ほど前に作曲された「シンフォニエッタ」。こちらは打って変わってフランスらしいエスプリに溢れた愛らしい作品で、ブロックの多彩な表現力を堪能することが出来ます。(2023/01/13 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA899

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    プロコフィエフ:アレクサンドル・ネフスキーOp. 78/交響組曲「キージェ中尉(リール国立管/カサドシュ)

    「アレクサンドル・ネフスキー」、「キージェ中尉」の両曲とも、もともとは国威発揚、愛国的内容をもった映画のために書かれた音楽だったものを編作した作品です。そのため親しみやすさ、分かりやすさは満点ですし、ロシア風味も濃厚です。「アレクサンドル・ネフスキー」はなんといっても声楽を大いに活用した壮大さが素晴らしく、ドイツ騎士団とロシア軍がチュドスコエ湖上で激突する様を描いた、「氷上の激戦」など大いに盛り上がります。また、それに続く「死人の野」の、メゾ・ソプラノによる切々たる独唱は、 大変に感動的です。一方、帝政ロシアの無能な貴族を風刺した「キージェ中尉」は平明さ、軽妙さが持ち味となっています。仏Harmonia Mundiの再発売盤です。(2006/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557725

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    ベルリオーズ:カンタータ集(パ・ド・カレー合唱団/リール国立管/カサドシュ)

    冒頭から驚かされます、これはあの、「幻想交響曲」のテーマ(かの有名な"固定楽想")ではありませんか。ナポレオンが創設した、当時の若手作曲家たちが世に認められるための登竜門となった作曲賞「ローマ賞」に、ベルリオーズが4年間にわたって出品した声楽曲が一堂に会しただけでも価値があるアルバムですが、この「エルミニ」のような興味深い、そしてテーマの美しさだけでも感銘を受けてしまう曲が含まれているのです!他3曲も、ベルリオーズならではの情熱が、はちきれんばかりに詰め込まれた力作。カザドシュの棒の見事さもあいまって、劇的な音空間の創造に成功しています。(2003/09/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555810