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マティース, ジルケ=トーラ

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    ブラームス:4手のためのピアノ作品集 4 - セレナード第1番、第2番(ケーン/マティース)

    かなりのブラームス好きでも、ついつい聴く機会が無くそのままにしてしまっている、管弦楽のための2曲の「セレナード」はそんな不遇の作品と言えるでしょう。しかもそのピアノ4手版とは何てマイナーな、と思われて当然です。ところがこの運動性と歌謡性(ホントによく歌うピアノ!)とに秀でたピアノ・デュオの腕にかかるとアラ不思議、こんなメロディーの花束的魅力作を今まで知らずにいた事を悔やむ程の出来栄えです。牧歌的な曲を好む方には特に涙物。熱心なブラームス・ファンにも、ピアノ・デュオ愛好者にも新しい発見を、ナクソス価格で提供します。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553726

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    ブラームス:4手のためのピアノ作品集 5 - ドイツ・レクイエム(ケーン/マティース)

    あの「ドイツ・レクイエム」をピアノだけでなんてまさか!と思われる方が多いことでしょう。実は、ロンドン初演の際に声楽を伴奏したのはピアノ連弾だったのです。当盤は何と、そこから歌を取り去ってピアノだけでやってしまいました。打鍵と共に音が減衰するピアノの特性による物足りなさは否めませんが、原曲の永遠の美を再確認できるのに加え、透き通るようなピアノの高音など、管弦楽と合唱の大音響では表現できない魅力を新たに提示します。本物の歌以上にピアノを歌わせる能力ではピカイチの、ドイツの名デュオの業績、二重丸です。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554115

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    ブラームス:4手のためのピアノ作品集 6 - 交響曲第1番(ケーン/マティース)

    数多くある交響曲の中でも最も「コテコテに暑苦しい」というに相応しい、熱っぽい展開が魅力のブラ1をピアノ連弾で弾いたらどうなるか? その答えがここにあります。例えばこの曲のトレードマークの一つである第1楽章冒頭のように、粘りのある持続音や深みのあるティンパニの打ち込みといった、ピアノという楽器を用いる限り、4本の手と20本の指を駆使してもその熱っぽさを再現するのが難しい場面もないことはありません。しかしそれでも、一つ一つの音がオーケストラよりもはるかに明晰に響くというピアノ連弾ならではの特性が、何やら音符がやたら群れているという、原曲とはまた一味違った暑苦しさを現出させているのがユニークといえるでしょう。(2000/05/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554119

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    ブラームス:4手のためのピアノ作品集 7 - 交響曲第2番、第3番(ケーン/マティース)

    生オーケストラや録音の代用品としての存在、これらの連弾版の出自には、確かにそういった「実用的」な意味合いがあったことは間違いありません。それゆえ、こういった編曲は20世紀以降、過去の遺物として顧みられなくなってきましたが、近年になり再び、楽曲に新たな光を当てるものとして、積極的に演奏したり鑑賞しようという機運が盛り上がってきています。ブラームスの交響曲の中でも、柔和なイメージの強いこの2曲、硬質な音の輪郭を持つピアノによって演奏されると、かなり違った姿を見せてくれます。特に急速系楽章のコロコロと音が転がるような感覚は新鮮です。(2002/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554822

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    ブラームス:4手のためのピアノ作品集 8 - 交響曲第4番/悲劇的序曲(ケーン/マティース)

    壮大なオーケストラ曲が連弾用編曲になると、「媒体」が変わったという以上の質的変化が感じられるような気がします。すなわちコンサートホールいっぱいに広がっていた壮大さが、ごく普通の日常的な部屋サイズになるようになる、といったところでしょうか。音色の多彩さや、響きの強大さの違いもさることながら、指揮者を媒介とする大人数のアンサンブルが、たった二人の以心伝心によるものに変わっている、という演奏のあり方の違いが大きく影響しているのでしょう。こうして聴いてみると、あの雄大な「ブラ4」がなんだかとっても親密なものになったような、とても不思議な気分がしてきます。(2003/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554117

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    ブラームス:4手のためのピアノ作品集 9 - ピアノ協奏曲第1番/大学祝典序曲(ケーン/マティース)

    ピアノ協奏曲を連弾でとはこれ如何に? 2台ピアノへの編曲と違って、1台のピアノを二人で弾く連弾では、独奏パートも原曲から若干変更されることになり、そこが聴きどころとなるでしょう。第1楽章でのピアノが最も苦手とする、強奏の保続音が頻出するような場面では、ヤケクソにならざるを得ないところもありますが(それもまた一興!)、第3楽章での分厚い響きと親密なアンサンブルの融合などは、原曲とは違ったユニークな味わいです。一方「大学祝典序曲」は、原曲の愉悦的で軽快なノリと、連弾との相性が極めてよく、ピアノ書法上も自然な仕上がりのため、聴いて楽しく、弾いても楽しい音楽の典型となっています。(2003/12/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554116

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    ブラームス:4手のためのピアノ作品集 10 - 弦楽四重奏曲第1番、第2番(ケーン/マティース)

    連弾魔といっていいくらい、自作を連弾に編曲しているブラームス。録音技術がようやく産声を上げた時代の作品普及のため常道という側面もありましょうが、この演奏形態に対するブラームス自身の嗜好もあってのことでしょう。弦楽四重奏曲は4つの楽器→4本の手という1対1対応もあり、ほとんど逐語的な編曲となっていますが、妙な不自然さはないものの、やはり弦楽器とピアノという媒体の違いが、楽曲の味わいに若干の変化を与えるところが興味深いといえましょう。硬質で歯切れのよい響きは、第1番では運動性を、第2番では可憐さを、より前面に押し出してくるように感じられます。(2004/03/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557056

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    ブラームス:4手のためのピアノ作品集 11 - 弦楽四重奏曲第3番/弦楽五重奏曲第1番(ケーン/マティース)

    ブラームスのピアノ・ソナタ3曲からは、一人のピアニストによって可能な限界を超えた、重厚な響きへの指向を持っています。それゆえ、これらの曲からは、時にある種の「無理」が感じられることも事実であり、長い作曲家人生の中で、この形式が僅か作品番号5で打ち止めとなっているのも、ブラームス自身が居心地の悪さを感じていたからでしょう。そのことを考えてみると、ブラームスが、オーケストラや室内楽のための楽曲の多くをピアノ連弾用に編曲したのは、これこそが自分らしさをストレートに出すことのできた、ピアノのためのソナタだと感じていたからではないかと思えてきてしまいます。(2004/08/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554272

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    ブラームス:4手のためのピアノ作品集 12 - 弦楽五重奏曲第2番/ピアノ五重奏曲第1番(ケーン/マティース)

    最晩年の作ながらも、精力的で雄大な響きが持ち味の弦楽五重奏曲、青年期の作らしいほのかな感傷味が魅力のピアノ四重奏曲、両曲とも連弾編曲は原曲との相性もよく、当シリーズの中でもツボのハマり度は最も良好な部類といえましょう。部厚い響きと、コロコロと転がるような軽やかなパッセージを、親密なアンサンブルのうちに両立させることのできる、連弾ならではの持ち味が遺憾なく発揮されています。両曲とも終楽章はお得意のハンガリー風ですが、このノリのよさは爽快です。また晩年の作らしい哀愁が滲み出ている五重奏曲の第2楽章も、ピアノでポツリポツリと弾かれると、原曲とは別の魅力が聴こえてくるようです。(2004/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554412

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    ブラームス:4手のためのピアノ作品集 13 - 弦楽六重奏曲第1番、第2番(ケーン/マティース)

    膨大なブラームスの4手のためのピアノ作品を紹介する当シリーズ、今回は弦楽六重奏曲2曲の登場です。演奏者の負担が増えたとしても、ある程度多くの声部があって、シンフォニックな響きを志向するような作品のほうが、一般にピアノ編曲に向いていること、そしてブラームスの全室内楽曲中で最も有名な楽章、すなわち「主題と変奏」として親しまれている、哀愁漂う第1番の第2楽章を含んでいることもあり、シリーズのハイライトの一つと申せましょう。編曲によって弦のしなやかな響きが、粒立ちのよい硬質な響きに置き換わるわけですが、そのことによって原曲にはなかった、鮮やかな立体感が浮かび上がってくるのが、聴きどころとなっています。(2005/04/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554817