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ルーディン, アレクサンドル(1960-)

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    R. シュトラウス:交響詩「ドン・キホーテ」/チェロとオーケストラのためのロマンス(ルーディン/アイルランド国立響/マルクソン)

    ゴージャスで華麗なオーケストラ絵巻の世界へようこそ!「聴けば情景が目に浮かぶよう」とでも申せばよいのでしょうか、2つの独奏パートを含む巨大管弦楽のパワーとヴォリュームを惜しげもなく活かすのみならず、各楽器を室内楽曲並に繊細に取り扱うことによって得られる効果は絶大で、奇想の騎士ドン・キホーテ(独奏チェロ)とその従者サンチョ(独奏ヴィオラ)の、滑稽ながらも哀愁の漂う姿を余すことなく描き出しています。もちろんお楽しみの風車への突撃場面も、お約束の音階状パッセージの洪水に加え、風の音を模すウィンドマシーンも大活躍する名人芸的オーケストレーションで、聴くものの期待に応えます。(2000/11/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554175

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    チャーミング・チェロ

    チェロの起源は、恐らく中央アジアかインドで生まれた撥弦楽器に端を発し、アラブの貿易路を通ってヨーロッパに到達したとされています。やがて楽器は発展し、18世紀中ごろに現在の形にほぼ落ち着いたようです。とはいえ、19世紀には大きな音が求められるようになり、これまで用いられてきたガット弦(羊の腸)から金属弦が採用されるなど、細かい改造が加えられ、今に至っています。ソロとしてだけでなく、アンサンブルでも強い存在感を示し、その深く美しい音色は広く愛されています。このアルバムにはヴィヴァルディからグッドールまで、およそ300年間に渡って書かれた魅惑的な作品が集められています。(2019/08/30 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.578173

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    J.S. バッハ:無伴奏チェロ組曲 BWV 1007-1012 (ルーディン)

    数多くの録音があるバッハの「無伴奏チェロ組曲」ですが、この盤では二つのユニークな特徴を持っています。その一つは、第6番を元々のバッハの意図通り、五弦の楽器を用いていることです。四弦の楽器では避け難い高音域の過度な煌びやかさが一掃され、楽曲の持つ本来の味わいが見事に再現された演奏となっています。そしてもう一つの嬉しいオマケは、何と!ヴァイオリン用の難曲「シャコンヌ」のチェロによる演奏です。といっても、名人芸を強調したものというよりも、活力に満ちながらも落ち着き払った荘重なもので、それこそが全曲を通じて一貫した、実力派・ルディンの魅力と申せましょう。(2002/08/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555992-93

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    瞑想のためのバッハ

    バッハの音楽には、極めて高度な作曲技術が盛り込まれていることは、よく知られています。しかし、それはあくまでもバッハの音楽の一つの側面です。バッハの凄さは、頭でっかちにならずに、聴く者の心を捉えて離さないエモーショナルな表現の豊かさを、同時に実現していることといえましょう。しかもそれは、常に押し付けがましい感傷の押し売りとは無縁で、むしろ抽象的な純粋な音の戯れの美しさと、表裏一体をなしているのですから驚異的です。当盤の企画意図は、ゆったりとしたリラクゼーションに最適な楽曲を、気楽に楽しんでいただくことではありますが、それでも知らず知らずのうちに、バッハの深遠な世界に引き込まれていくことでしょう。※Naxos既発売盤からのコンピレーション(2005/04/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557650

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    プロコフィエフ:交響的協奏曲/チェロ・コンチェルティーノ/プーシキンのワルツ(ルーディン/ウクライナ国立響/クチャル)

    プロコフィエフを好んで聞く人にとっても、このあたりになると意外と知られていないかもしれませんが、ナクソス価格だからこそ是非チャレンジして頂きたいのが、2曲のチェロと管弦楽のための晩年作です。「交響的協奏曲」は、チェロ協奏曲第1番を大幅に改作したもので、チェリストに大変な試練を与える第2楽章が特に聞き物。これに比べると、作曲者の死のために未完に終わってカバレフスキーが完成させた「コンチェルティーノ」はそれほど評価が高くありませんが、むしろ耳には楽しく聞けます。珍しい管弦楽曲「プーシキン・ワルツ」と共にどうぞ。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553624

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    ミャスコフスキー:交響曲第1番、第13番(ウラル・ユース響/ルーディン)

    「ベートーヴェン、マーラー、ブルックナーなどのように多くの作曲家は交響曲第10番を完成できない」…そんなジンクスをあっさり破ったのがロシアの作曲家ミャスコフスキー。彼は生涯に27曲の交響曲を作曲、現代でも「ソヴィエト交響曲の父」として讃えられています。活動の初期にはピアノ曲と歌曲を書いていたというミャスコフスキーが、交響曲第1番に着手したのは1908年、サンクトペテルブルク音楽院に在学中の時。完成版は1914年に初演されたものの、彼自身は作品の出来に不満を持っており、1921年に大幅な改訂を加え、よりロシア情緒あふれる作品へと書き換えています。1933年に作曲された第13番は大きく3つの部分に分けられる単一楽章の作品。彼の作品の中で“最も不協和音が多用された”曲であり、この曲を境に、ミャスコフスキーの作風は聴きやすいものへと変遷を遂げていきます。冒頭の弦の響きを切り裂くようなティンパニの活躍が目立つユニークな交響曲です。(2019/07/26 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573988

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    ミャスコフスキー:交響曲第17番、第20番(ウラル・ユース響/ルーディン)

    モスクワ出身のチェリスト、指揮者アレクサンドル・ルーディンとウラル・ユース交響楽団によるミヤスコフスキー。2つの大戦間の後期、実験的な作風から離れ古典へと寄っていく時期に書かれた2つの交響曲を収録しています。45分ほどの比較的大規模な中に、不安や焦燥感、重々しさと大きなクライマックスなど、ミヤスコフスキーらしさがふんだんに盛り込まれた傑作第17番。逆に明るさと郷愁に満ちミヤスコフスキーの別の側面を聴くことの出来る25分ほどの第20番。長年ミヤスコフスキーにこだわり続けてきたというルーディンはウラル・ユース響を自在に操り、繊細さと力強さを併せ持つ力演で作品を内面から描き上げ、その高い完成度に比して不当に知られていないとされるその作品の真価を問います。(2023/11/10 発売)

    レーベル名:Fuga Libera
    カタログ番号:FUG820

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    ロンベルク/クラフト:2つのチェロのための作品集(ルーディン/マルティロシアン/ムジカ・ヴィーヴァ室内管)

    19世紀に入ってチェロが独奏楽器として活躍するようになると、作曲家たちは複数のチェロをソリスティックに組み合わせた作品も書くようになりました。ロンベルクはチェロ奏者として高く評価され、友人であったベートーヴェンと共に彼のチェロ・ソナタOp.5をウィーンで演奏したことでも知られています。ここに収録された「2つのチェロのためのコンチェルティーノ」は晩年の作品で、成熟した作風がうかがえます。アントン・クラフトもチェロの名手で、その名技に感銘を受けたハイドンは彼のために協奏曲を作曲しました。その息子ニコラウスも優れたチェリストで、ここに収録されたアントンの「大二重奏曲」は、ニコラウスとともに演奏するために書かれたと考えられています。アルバムで演奏する1960年生まれのチェリスト、アレクサンドル・ルーディンと1987年生まれのエミン・マルティロシアンはこれまでにも長らく共演を続けており、ここでも絶妙のハーモニーを聴かせます。(2022/07/22 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574386