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ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団

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    ヴァルタースハウゼン:歌劇「シャベール大佐」(スコーフス/ヴェリー/ウール/ベルリン・ドイツ・オペラ管/ラコンブ)

    オノレ・ド・バルザック原作。1912年にフランクフルトで初演され、大好評を博し、その後ドイツ全土で公演、世界中でもセンセーショナルな成功を収めたというこのオペラ。当時30歳の若き作曲家、ヴァルターシャウゼン(1882-1954)はこの成功において、爆発的な知名度を得ました。当時としては響きも内容も衝撃的なオペラであり、彼の成功はずっと続くかに見えたのですが、結局100回ほど公演された後は、忘れられてしまい、75年を経てようやく蘇演したというものです。バルザックの「人間喜劇」の中の1話を題材にしたこの物語、ボー・スコウフスら魅力的な歌手を揃えて、この満を持しての公演は、初演当時の衝撃をもたらしたことは間違いありません。(2011/05/25 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777619-2

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    オルフ:歌劇「犠牲」(リーウェック/マキニー/ヘルツェル/ブリュック/クルコヴァ/ウルリヒ/ベルリン・ドイツ・オペラ/ラコンブ)

    文楽や歌舞伎でお馴染み、菅原道真の生涯を描いた「菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)の中の一つの段である「寺子屋」は、宮仕えの身とは言え、道真の子供を守るために、わが子を身代わりにしなくてはならなかった松王丸とその妻千代の物語。この物語のドイツ語訳に感銘を受けたのが18歳のカール・オルフ(1895-1982)でした。彼は登場人物の名前はほとんどそのままに、内容も変えることなくこの物語をオペラにしたのです。オルフはこの日本の悲劇にギリシャ悲劇を重ね合わることで独自の見解を加え、日本という枠を超えた独創的な作品へと仕立て上げたのです。またこの作品に影響を受けた、あのワインガルトナーも同じ素材でオペラを書いています(cpo 777813)。(2016/02/24 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777819-2

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    グラナート:歌劇「オケアーネ」(ベングトソン/シューコフ/ポール/ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団&管弦楽団/ラニクルズ)

    “七つの大罪”の詩を効果的に用いた「ヒエロニムス・ボスのためのレクイエム」で知られる現代ドイツの作曲家デトレフ・グラナートの最新作《オケアーネ》。2019年4月28日に初演され、ベルリンの新聞紙上で「近年最もエキサイティングなオペラのひとつ」と高く評価された作品です。ドイツの詩人テオドール・フォンターネの詩からインスピレーションを受けたハンス=ウルリッヒ・トライヒェルの台本は、“海に棲む神秘的な女性”オケアーネが感情を捉える能力と愛を求めて地上に訪れるという『人魚姫』を思わせる筋書き。断片的でありながらも人間の本質を描き出した問題作です。マリア・ベングトソンは美しく優雅な声で人智を超えた存在を歌い上げるとともに、テノールのジューコフは、オケアーネに関心を寄せるも、存在そのものを理解できない悲しい男性を見事に表出。グラナートが物語につけた幻想的な音楽は、ラニクルズによって感動的に演奏されています。(2020/01/24 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC985

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    スカルタッツィーニ:歌劇「エドワード2世」(ナジ/アイヒェンホルツ/エルグル/ハリス/ウルリッヒ/クリシャク/オット/ベルリン・ドイツ・オペラ/セナゴー)

    バーゼル大学でドイツ語とイタリア語を学びばながら、ヴォルフガンク・リームに作曲を師事したというスイスの作曲家スカルタッツィーニ。1999年にはイギリスに留学し、ロンドン王立音楽学校で研鑽を積みました。作曲家としてデビューしてからは、ザルツブルク復活音楽祭やダルムシュタット夏期現代音楽講習会などで自作が演奏されるなど、活躍が世界的に注目されています。オペラ《エドワード2世》は14世紀に実在した人物が主人公。幼い頃から遊び相手であった側近ギャヴィストンとの同性愛関係を軸に、彼を巡る人間関係が描かれています。同性同士の愛が描かれているのはこの歌劇が初めてではありませんが、この《エドワード2世》は社会の成熟の兆候と、多様性などの様々な要素を孕む問題作として話題になりました。主人公エドワード2世を歌うのは名バス・バリトン、ミヒャエル・ナジ。来日回数も多く日本でも人気があります。(2017/12/22 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC969

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    パロモ:ドルシネア(アルテタ/カッツェ/ウルリヒ/コチニャン/ベルリン・ドイツ・オペラ/マルティネス)

    17世紀に流行していた騎士道物語。セルバンテスが描いた「ドン・キホーテ」はそのパロディ小説だという説もあります。確かに勇敢な騎士に憧れた老人、ドン・キホーテは、奇行ばかりが目に付きますが、実は正義感に溢れた熱血な人。永遠に愛を追い求め、悪を砕く・・・そんなところが今でも愛されているに違いありません。この物語は多くの画家や音楽家に影響を与え、様々な名作を生み出していますが、このパロモの作品は、彼の行いを壮大なカンタータとして描いています。様々な場面を想起させるために多彩な管弦楽を駆使し、ペーソス溢れる物語を生き生きと表出するパロモの才能。恐ろしいまでに冴えています。(2010/07/14 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572577

  • フランケッティ:歌劇「ゲルマニア」(ベルリン・ドイツ・オペラ2006)

    (2008/10/22 発売)

    レーベル名:Phoenix Edition
    カタログ番号:Phoenix802

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    マイアベーア:歌劇「ディノーラ - プロエルメルのパルドン祭」(チョーフィ/デュピュイ/タルボ/ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団&交響楽団/マッツォーラ)

    2014年にcpoレーベルからリリースされた歌劇「バスコ・ダ・ガマ」(777828)は2015年のエコー賞を受賞するなど、高い評価を受けました。今回のマイヤベーア(1791-1864)作品は、彼の歌劇中、最も知られる「ディノーラ」です。とは言え、これまでこの歌劇は、ディノーラの狂気の部分が強調された名歌手マリア・カラスの歌唱ばかりで知られているため、他の歌手たちは取り上げにくい作品だったのではないでしょうか。今回、この難役に挑戦したのはイタリア出身のチョーフィ。演技力には定評のある彼女が創り上げる新しいディノーラ像は、狂気だけでなく、コミカルな面も含めた、これまでの固定観念を完全に打ち破るものです。彼女を取り巻く男声たちも絶妙な歌いぶり。またマッツォーラが指揮するベルリン・ドイツ・オペラ管も充実した響きで歌唱に応えています。(2016/05/25 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555014-2

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    モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番/ブラームス:ヴァイオリン協奏曲(デ・ヴィート/ビーチャム/ファン・ケンペン)(1941, 1949)

    (2010/02/23 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111349

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    ライマン:歌劇「L'Invisible」(ハーニッシュ/シュリヒト/ミラー/ブロンク/ベルリン・ドイツ・オペラ管/ラニクルズ)

    ライマンの歌劇《目にみえぬもの》は、メーテルリンクの短い3つの戯曲を基に書かれています。第1部の「闖入者」は困難な出産を終えた母親の物語。夜になると彼女の家に‘目に見えないもの’が訪れ、それは彼女が亡くなるまで続きます。「室内」ではブルジョワ階級の居間で起きる夢と悪夢が描かれ、「タンタジールの死」では避けられない死の事実に直面した人々の無力感からあえて目をそらす人々が描かれます。もちろんこれらの題材はそのまま使われるのではなく、ライマン自身の台本によって有機的に結び付けられ、一つの世界として表出されました。タイトルに様々な意味を持たせた《目にみえぬもの》は2017年10月に初演され、大好評を博しましたが、実は5日のドレスリハーサルから10月8日の世界初演22.25日の本公演に至るまでに、いくつかの音響的なアクシデントが発生、修正セッションが行われました。さらにラニクルズが急病となってしまい、アシスタントを務めていたイド・アラドが急遽代役を務め、この録音がようやく完成しました。様々な困難を経て生まれたこの録音、現代の人々に鋭い問題を投げかけています。(2018/08/24 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC973

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    レスピーギ:歌劇「マリー・ヴィクトワール」(キザール/ブリュック/ビラール/ポーリー/ブロンク/シューマン/ベルリン・ドイツ・オペラ/ユロフスキ)

    レスピーギ(1879-1936)の幻のオペラである「マリー・ヴィクトワール」は、1912年から13年頃に完成、1915年に初演が予定されながらも、政治的混乱に巻き込まれ結局それが叶わず、2004年までお蔵入りとなっていた作品です。フランス革命時代を舞台とし、台本もフランス語によるものです。パリの貴族の妻であるマリーと、彼女の夫モーリス、その友人クロリヴィエールの愛憎に、フランス革命特有の動乱が齎す熱気を絡めた物語は、レスピーギの華麗な音楽を得たことで、素晴しい色彩と劇的な表現力を帯び、息を飲むような迫力で展開していくのです。タイトルロールを歌うタケシャ・メシェ・キザールは2歳から舞台に立っていたという「新人」ソプラノです。(2012/11/21 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777121-2