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シュナーベル, アルトゥル(1882-1951)

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  • リート・エディション 第2集[4枚組]

    【フィッシャー=ディースカウによる、ORFEOへの歌曲録音の集大成第2弾!】ドイツ・リートの歴史に大きな足跡を残したディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ。1947年ライプツィヒで最初のリサイタルを行い、その翌年にベルリン・ドイツ・オペラのバリトン歌手としてデビュー。1951年には、伴奏ピアニストとして大きな名声を築いたジェラルド・ムーアと歌曲を初めて録音し、以降次々とアルバムをリリース、いずれも高い評価を得ました。EMIやDGなどのメジャー・レーベルに膨大な録音を行ったフィッシャー=ディースカウですが、ORFEOレーベルにもライヴやセッション録音を数多く残しています。その中から、ドイツを中心としたリートの録音を集めたBOXの第2弾が登場。3人の大詩人に着目したアルバムを中心とし、フィッシャー=ディースカウのプライベート・アーカイヴからCD化されたエンゲルとのストックホルム・ライヴ、ORF(オーストリア放送協会)の協力でリリースされたサヴァリッシュとのザルツブルク音楽祭ライヴ、名手ブラッハーやクレッカーの参加など、興味の尽きない内容となっています。<リート・エディション第1集…C992205> 詳細は次のページより↓(2020/06/26 発売)

    レーベル名:Orfeo
    カタログ番号:C993204

  • 詳細

    シュナーベル:弦楽四重奏曲第1番/ノットゥルノ(フレンケル/レルケ/ペッレグリーニ四重奏団)

    当時オーストリア領であったクンツェンドルフのユダヤ系の家庭に生まれたシュナーベルは、幼い頃から天才少年ピアニストとして才能を発揮、1901年には自作のピアノ協奏曲をベルリン・フィルと共演、大変な成功を収めました。ただし、この頃の作品はブラームスやシューマンから影響を受けた穏健なものであり、本人もあまり気に入っていなかったようです。1912年頃からは室内楽の演奏にも力を注ぎ(当時の)現代音楽にも理解を深め、シェーンベルクの作品なども好んで演奏していました。そんな経験は彼の創造性にも深く影響を及ぼし、作曲家として研鑽を積むうちに、自らの作風もアバンギャルドなものを取り入れるようになったのです。1914年に書かれた「夜想曲」は、彼の妻となったテレーゼ・ベーアのために書かれたものですが、昔の保守的な作風はすっかり姿を消し、機能的な調性と拍子記号の呪縛から逃れています。弦楽四重奏第1番も形式は古典的ながら、やはり作風は現代的で、ピアニストとしてはブラームス以降の作品を演奏しなかったピアニストとしての姿とは、かなり違った雰囲気を宿しています。(2011/12/14 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777622-2

  • 詳細

    シュナーベル:ピアノ・ソロ作品全集(リン)

    【大ピアニストの意外な一面を垣間見る、ピアノ・ソロ作品全集】初のソナタ全集を完成させベートーヴェン弾きとして名を馳せたシュナーベル。3曲の交響曲を残すなど、作曲家としても精力的に活動していた彼が残した、ピアノ独奏のための作品を全て納めたアルバム。ブラームスの時代までのドイツ・オーストリア作品がピアニストとしての彼のレパートリーでしたが、その作風は多分に現代的であり、複雑なリズムを持つものや多調・無調といったものも少なくありません。彼自身のピアノ表現と同様、精神性に負うところの大きな曲想ですが、同時に抒情的でもあり、またチャーミングな一面も持ち合わせています。ヨーゼフ・シュトラウスのワルツのエッセンスを1~2分という極端に短い曲に濃縮したアンコール・ピース、「古いウィーンからの4つのワルツ」も聴きものです。Steinwayから既に7枚ほどのアルバムをリリースし、レーベルと強い信頼関係を築いているジェニー・リンは、台湾で生まれたのち若くして世界に学び、現在はアメリカで活躍するピアニスト。近現代作品を得意とする彼女が、持ち前の音楽性と安定の技量で大ピアニストが思い描いた世界を再現しています。(2019/08/16 発売)

    レーベル名:Steinway and Sons
    カタログ番号:Steinway30074