フーバー, ハンス(1852-1921)
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スイス出身の作曲家ハンス・フーバーのピアノ五重奏曲。音楽愛好家の両親の下に生まれ、早くから才能を発揮、10代の終わりにライプツィヒ音楽院に入学し、カール・ライネッケに師事しました。帰国後はバーゼルで音楽を教え、37歳の時にバーゼル音楽院の教授に就任。やがて院長となり数多くの弟子を育てました。彼の作品には親交のあったブラームスやサン=サーンスの影響が感じられます。このアルバムには後期に書かれた2曲のピアノ五重奏曲を収録。独奏ヴァイオリンが導くフーガで幕を開ける第1番は全体に劇的で、まさにブラームスを思わせますが、弦楽器のピッツィカートとピアノのアルペッジョではじまる第2番は各楽章にストーリー性が与えられたシューマン風の作品。この対照的な2作をオリヴァー・トリンドルのピアノとカルミナ四重奏団が丁寧に演奏しています。(2024/07/12 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555569-2 |
スイスのチューリッヒ中央図書館音楽部は1971年の設立。ヨーロッパ、特にスイスの過去200年分の手稿譜のみならず、様々な資料や録音音源なども多く所蔵しており、ワーグナー作品に関する資料も多数保管するアカデミックで重要な組織です。このアルバムはそのコレクションの中から、スイスで活躍した二人の作曲家によるピアノ三重奏曲を収録しています。ハンス・フーバーは、スイスで生まれライプツィヒ音楽院でライネッケに師事。バーゼル音楽院の楽長にまで上りつめ、ブラームスなどと深い親交がありました。もう一人はドイツで生まれスイスに移住した作曲家でピアニストのヘルマン・ゲッツ。ピアノをベルリンでハンス・フォン・ビューローに師事。たくさんのピアノ曲とピアノを伴う室内楽を残しました。演奏しているトリオ・フォンテーヌは2002年に結成されたピアノ三重奏団で、スイスを代表するカルミナ四重奏団のチェロ奏者ゲルナーに師事。才能を認められ様々な財団から援助を受け、研鑽を積んだスイス所縁のアンサンブルです。(2020/02/21 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM336 |