シラー, フリードリヒ・フォン(1759-1805)
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エイミー・ビーチの交響曲ホ短調「ゲーリック」は、アメリカ人女性作曲家が書いた交響曲として史上初めて出版されたものとされています。「ゲーリック」とはゲール風、すなわちケルト風の意味。第1楽章に現れれるケルト風の旋律(ビーチの歌曲による)に由来しています。ビーチは当時のアメリカに伝わるイングランド、スコットランド、アイルランドのメロディーを素材にしました。アメリカ初演は成功、ドイツ公演も大成功を収め「ヨーロッパ並みのクオリティで作曲できるアメリカ人女性の出現」と、ややバイアスがかかった賞賛を受けました。交響曲の後には、コンサート・アリアや管弦楽版伴奏歌曲を収録。シラーの戯曲による「急ぎ行く雲!」、女性差別への反対を込めた「イエフタの娘」、ヴィクトル・ユーゴーのテキストにインスパイアされた「エクスタシー」、いずれも世界初録音です。最後には軽快なワルツ「仮面舞踏会」が置かれています。(2025/05/02 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM488 |
2013年にイェヴレ響の首席指揮者兼芸術監督に就任したハイメ・マルティンとイェヴレ交響楽団によるブラームスのシリーズ、第2弾は“世界で最もレベルの高い合唱団”の一つ、エリック・エリクソン室内合唱団との共演による合唱作品集。ヘルダーリンの詩を用いた、厳しくも美しい「運命の歌」、ゲーテの戯曲に基づく「運命の女神の歌」、美しいもの、完全なるもののはかなさが描かれた「哀悼の歌」、そして思わず佇まいを正したくなるほどに厳格な「埋葬の歌」の4曲はまさにブラームスの最高傑作であり、ここでの演奏もブラームスの意を汲んだ素晴らしいものです。後半の「愛の歌」は肩の力の抜けた軽やかな作品であり、こちらは柔和なブラームスが楽しめます。(2018/01/26 発売)
レーベル名 | :Ondine |
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カタログ番号 | :ODE1301-2 |
ブラームスの合唱作品と言えば、まず最初に頭に浮かぶのが「ドイツ・レクイエム」ですが、彼は他にも素晴らしい合唱曲をいくつも書いています。彼が最初に合唱曲を書いたのは1957年の時。ここに収録されたアヴェ・マリアになります。その後、1863年にウィーンのジンクアカデミーから指揮者としての招聘を受け、聴衆受けのするバッハのカンタータや自らの「ドイツ・レクイエム」を初演しつつ、合唱の素材をものにし、素晴らしい作品を創り上げていくことになります。その後に書かれた「アルト・ラプソディ」(ゲーテの『冬のハルツ紀行』の断章)や、「運命の歌」での荘厳さはブラームスでなければ書けない深い世界が広がります。また画家フォイエルバハの追悼のために書かれた「悲歌」は悲しみに満ちた内容でありながらも、優しさと希望の光にも満ちた美しい音楽です。絶望しかけた時に、こんな曲が聞こえてきたら・・・。(2012/02/15 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572694 |
ベートーヴェンの数多い作品の中で「最も知られていない」分野と言えるのが、このアルバムに収録された一連のカノンや機知に富んだ声楽アンサンブルでしょう。50曲以上もあるこれらの短い曲の中には、1816年、フンメルのために書いた2部構成のカノンや、居酒屋で作曲されたリヒノフスキー伯爵のための4声のカノン「親愛なる伯爵殿、あなたはお人よしだ」、1825年にクーラウと出会った時に書いた「Kuhl, nicht lau 涼しく、暑すぎず(クーラウの名前が織り込まれている)」など、様々な機会に書かれたものが含まれています。これらの曲は一般的には厳めしいと思われがちなベートーヴェンのイメージとは異なり、どれもが微笑ましく、親密な雰囲気を感じさせます。対位法を学んでいた初期の頃から晩年まで、ベートーヴェンの知られざる一面を聴くことができるアルバムです。(2020/07/22 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.574176 |
ベートーヴェン生誕250年記念リリース。マルクス・ボッシュとカペッラ・アキレイアによる新シリーズ『劇場のための音楽集』第1集はハンガリーのペスト市(現ブダペスト)に新設されたドイツ劇場のこけら落としのために作曲され、1812年に初演された『アテネの廃墟』を中心にした選曲。「トルコ行進曲」で知られる『アテネの廃墟』は、現在音楽のみが演奏されることが多いのですが、実際にはテキスト部分に政治的な比喩などの重要な説明が含まれています。そこで、ドレスデンで活躍する脚本家カイ・ヴェスラーは、オリジナルのコツェブーの戯曲にシラーの詩を併せた新しいテキストを用意し、ベートーヴェンの時代から解き放たれた21世紀に通じる普遍的な物語を創り上げています。同時収録は、あまり耳にする機会のない「静かな海と楽しい航海」と「奉献歌」の2曲。(2020/06/26 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777634-2 |
1824年5月7日、ウィーンで第9の初演が行われた際のプログラムをそのまま復元した演奏会です。オリジナル楽器オーケストラの最高峰によるベートーヴェンをお聴きください。艶やかな弦の響きと軽快なテンポに思わず心惹かれます。研究家としても名高いシュペリングの指揮は、細かいところまで心配りの行き届いた説得力のある演奏。後半若干アンサンブルに乱れが生じますが、それもご愛敬と言えるでしょう。(2008/07/30 発売)
レーベル名 | :Phoenix Edition |
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カタログ番号 | :Phoenix107 |
《史上最少のオーケストラ》タッシェン・フィルハーモニーのベートーヴェン交響曲全集。最初に7番がリリースされた際には大きな話題となった演奏が遂に全集盤で登場します。「ポケット・フィル」とも呼ばれるタッシェン・フィルは12名から20名の腕利き奏者たちによるアンサンブル。世界中から集まったメンバーの中には日本人のオーボエ奏者、町田秀樹さんも含まれます。彼らは「ベートーヴェンの交響曲」が後世の作曲家たちに与えた影響を探りながら、作品の存在意義と、ベートーヴェン自身の音楽語法を、最小限の音で表現していきます。大オーケストラでは成し得ない透明で繊細な響きと、奏者たちの妙技をじっくりお楽しみください。(2018/03/30 発売)
レーベル名 | :Edition Taschenphilharmonie |
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カタログ番号 | :ETP010 |