シュミット=コワルスキー, トーマス(1949-)
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交響曲第3番(8.551212)が発売された時、「なんじゃこりゃ!」と驚愕した人続出。なぜって、どう聴いてもその曲はブルックナーそのもの。「ああ。知られざるロマン派の作曲家ね。」と生まれた年を見てびっくり。1949年と言えばR・シュトラウスが亡くなった年でもあります。今回アルバムに収録されている曲も、まさに後期ロマン派の味わいそのもの。ここまで自らのスタイルがぶれないのもすばらしいではありませんか。本気で書いているのか、ロマン派へのオマージュなのか。それともゲンダイオンガクへの反旗なのか。ま、面白くてカッコよければ何でもOK。ドイツローカル盤のため英語表記なし。(2009/09/16 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.551281 |
「交響曲第3番 ニ短調 Op.67」「チェロ協奏曲 イ短調 Op.84」といった文字の並びを見ると、「これはロマン派の作品かな?」というのが普通の感覚ではないかと思いますが、どちらも2000年を過ぎての作品で驚きです。中身の方も当然「これはブラームスかブルックナーか??」かといった具合の、シンフォニック・ワールドが展開されていて、交響曲のスケルツォには、ブルックナーの第9の激似部分もあったりします。が、恐らくそれはオマージュとも言うべきもので、全体としては、「知られざる19世紀の作曲家が発掘された」といった感の、独自のリリシズム溢れた個性を発揮していているのがユニークなところです。(2003/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.551212 |