エシュマン, ヨハン・カール(1826-1882)
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19世紀半ばのスイスでは、芸術家が専門教育や雇用機会を得る場が限られており、作曲家たちはドイツなどの国外でキャリアを追求しました。彼らが自国に戻り作曲したドイツ風の歌曲(リート)は家庭や合唱活動で楽しまれ、国民的アイデンティティの形成やコンサートで重要な役割を果たしました。アルバムにはドイツで教育を受けた作曲家たちの作品を収録。特に注目されるのは、女性作曲家イヴォンヌ・ロースリスベルガーの「7つの歌」です。この作品は1912年のスイス作曲家フェスティヴァルで演奏され、19世紀から20世紀初頭の女性作曲家の作品がほとんど紹介されなかった中で評価を受けました。スイスのソプラノ、ハインツェンとピアニスト、ミードが、ドイツの伝統を継承した歌曲や方言による歌曲、民謡を織り交ぜた多彩な作品を丁寧に演奏しています。 (2025/02/14 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM477 |
スイスのクラリネット奏者ベルンハルト・レートリスベルガーとピアニスト、ベンヤミン・エンゲーリを中心としたスイス後期ロマン派の作曲家による室内楽作品集。このアルバムは、コロナ禍の中、2020年の夏に録音された「スイスのクラリネット作品集」(NXMS7002)と密接な関係があり、どちらも知られざるスイス作曲家の作品を紹介するという目的で制作されました。収録された作品全てに共通するのは、音楽的イディオムがロマン派から後期ロマン派の様式に深く根差していることであり、どれも複雑な和声と魅力的な旋律を備えています。(2021/12/24 発売)
レーベル名 | :Musiques Suisses |
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カタログ番号 | :NXMS7005 |
各々が最高の音楽家として活躍しているにも拘わらず、このような「完全なるデュオ・アルバム」を制作したのが初めて……というアシュケナージ父子。息子ディミトリのお気にいりの"幻想的な"作品の中には珍しいスイス出身の作曲家エシュマンの少品集が含まれるなど、クラリネット・ファンにとっても貴重な1枚です。もちろん父ウラディーミルの滋味あふれるピアノも聴きどころ。親密な空気の中に張り詰める緊張感は、やはり親子といえども、2人の音楽家の対話であることを納得させるものです。(2014/03/26 発売)
レーベル名 | :Paladino Music |
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カタログ番号 | :PMR0030 |