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クラウス, ヘンドル(1969-)

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  • musica viva #41 アルヌルフ・ヘルマン:作品集

    2006年に設立された「musica viva」は、1945年から継続するバイエルン放送主催の現代音楽コンサートを記録保存するためのシリーズ。Vol.41で取り上げられたのは1968年、ハイデルベルク生まれの作曲家アルヌルフ・ヘルマンの作品です。アンサンブルや室内楽の作品を皮切りに、最近ではオーケストラや舞台作品も手掛けるヘルマン、このアルバムにはヘルマン自身とヘンドゥル・クラウスのテキストに基づく「窓辺の3つの歌」をはじめとした声楽曲が収録されています。アンヤ・ペーターゼンはヘルマンの歌劇《魔王》で主役を務め、好評を博したソプラノ。演奏には注目の指揮者パブロ・エラス=カサドも参加しています。(2023/02/24 発売)

    レーベル名:BR-Klassik
    カタログ番号:900641

  • 詳細

    パラ:歌劇「慈しみの女神たち」(フランデレン・オペラ・バレエ合唱団&交響楽団/ルンデル)

    【ゴンクール賞受賞の傑作長編問題作に基づく2019年のオペラを完全収録】アメリカ出身の作家ジョナサン・リテルが2006年、パリの有名出版社ガリマールからフランス語で出版した長編『慈しみの女神たち(Les Bienveillantes)』。1、400ページを超える長さで語られる苛烈な物語は仏文壇でも話題を呼びゴンクール賞とアカデミー・フランセーズ賞に輝いた他、多くの言語に翻訳されました(菅野昭正・星埜守之・篠田勝英・有田英也訳による日本語版あり、2011年集英社)。古代ギリシャの悲劇作家アイスキュロスの三部作『オレステイア』を締めくくる「エウメニデス」になぞらえたタイトルの下、スターリングラードの戦いを経てベルリン陥落に至るまで第二次大戦中ユダヤ系住民が辿った困難の物語。バルセロナ出身で国際的に活躍するエクトール・パラはオペラ・バレ・フランデレン(フランダース歌劇舞踊団)の委嘱によりこれをドイツ語台本でオペラ化(演出は演劇・オペラ双方で国際的に注目されているカリスト・ビエイト)。2019年4月にアントウェルペン歌劇場での初演は大成功で、その好評を受けオペラ・バレ・フランデレンのもう一つの拠点であるヘントでのライヴ収録が実現しました。原作通り、オペラでも18世紀の舞踏組曲形式を模した副題に沿って展開。パラの音楽語法は詩句のニュアンスを明瞭に伝えながら常に歌謡性を失わず、伸縮自在のドラマティックな響きを紡ぎ出すオーケストラも一貫して物語への関心を掻き立て続けます。本作初演以降パンデミックを経て不穏の気配を増す2020年代に改めて接すべき音楽劇が、B Recordsの丁寧なライヴ録音で隅々まで味わえる貴重なリリースです。※ブックレットはスタッフ一覧と台本(ドイツ語/仏英西対訳付き)のみ収録、作品解説は含まれておりません。(2024/05/24 発売)

    レーベル名:B Records
    カタログ番号:LBM062