不詳
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2014年、“イフラヴァ”で開催された「グスタフ・マーラー音楽祭」のライヴ録音。カールスバート国際コンクールの受賞者たちが、マーラー生誕の地であるイフラヴァの教会で歌うコンサートを収録。彼と同時代の作曲家たちによるあまり知られていない歌曲を収録しています。1曲目の「フェルステル:スターバト・マーテル」のみ合唱で、他は全て独唱曲。一口にマーラーと同世代と言っても、その作風は様々。民謡風の簡素な作品があれば、ロマンティックで重厚な作品もあり、作曲家の個性を存分に楽しむことができます。ライバルと称されるハンス・ロットの愛らしい歌曲やフェルステルの個性的な歌曲が聴きもの。(2019/04/26 発売)
レーベル名 | :ArcoDiva |
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カタログ番号 | :UP0164-2 |
貿易都市として栄えたハンブルク。しかしながら、これは必ずしも芸術にとって理想的な環境とは言えません。とは言え、長き伝統に支えられたこの大都市には多くの人が集まり、音楽家たちを後援する有志も多数いたのでした。1600年から1800年はハンブルクの黄金時代と言ってもよいでしょう。この頃に活躍したフェルチュはハンブルクで歌劇台本作家として活躍したのち音楽も書くようになったと言う面白い経歴を持っています。彼のオペラの題材は聖書から取られた物が多いのも特徴的で、ここに収録された作品も宗教曲であり、オペラアリアでもある極めて興味深いものです。(2009/02/11 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777369-2 |
【フランス音楽ファン垂涎!多彩な顔を持つラ・トンベルの作品集】天性の強靭な気質と好奇心のため、フェルナン・ド・ラ・トンベルは、フランス・ロマン派の作曲家達の中でも特殊な立ち位置にいると言えます。彼は様々な様式の折衷のようでありつつ、どれとも異質であるというような作品を多く残しており、それらの曲自体の素晴らしさもさることながら、19世紀から20世紀への転換点のフランスにおける、社会的芸術的な動きを体現しているという点で再評価されるべき作曲家です。今回のアルバムはその作品を多方面から鑑賞することが出来るもので、オペラのようなニュアンスを取り込んだ管弦楽作品から、内省的な室内楽作品や、ルネサンスのマドリガルを思わせるような合唱曲までを収録しています。最初に収録された、荘厳な「ピアノと管弦楽のための幻想曲」を聴くだけでも、トンベルのひらめきの素晴らしさを十分に感じることが出来るでしょう。(2019/12/20 発売)
レーベル名 | :Bru Zane |
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カタログ番号 | :BZ1038 |
「フランスのピアノ連弾作品集」(TOCN0007)に続く、マッカラムとヘルヤードが弾く連弾作品集。今作では19世紀中頃に書かれたさまざまな作曲家の作品を紹介。ボエリーやオルメスによるオーケストラ曲や室内楽作品の連弾編曲をはじめ、編曲者不詳の《ローエングリン》の前奏曲、技巧を凝らしたモシェレスの「華麗なロンド」など、編成の大きな曲を家庭で演奏するため、また生徒たちの音楽性と技術の向上のために役立ったであろう連弾作品をたっぷりとお楽しみいただけます。録音に用いられたのは前作と同じ、1853年製のエラール・ピアノ。繊細な音色でありながら、多彩な表現力を持つ楽器です。(2024/01/19 発売)
レーベル名 | :Toccata Next |
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カタログ番号 | :TOCN0031 |
民謡や伝承音楽は、作曲家たちにとって今も昔もインスピレーションの源泉となっています。このアルバムでは世界各国の民謡を素材にした様々な作品を収録、どの曲からもその地特有の旋律が聞こえてくるようです。アーニャ・アレクセーエフはモスクワの音楽家一家に生まれ、グネーシン音楽学校、モスクワ音楽院で学んだ後、ロンドン王立音楽大学に留学。数々の賞を受賞し、ロンドンの主要ホールをはじめ、ベルリン・フィルハーモニー、ウィーン・コンツェルトハウス、コロン劇場など世界的な会場に出演。ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、BBCフィル、サンクトペテルブルク・フィルなどのオーケストラと共演しています。バロックから現代音楽まで幅広いレパートリーを持ち、1995年にはポール・マッカートニーの組曲「A Leaf」を初演しました。新作や、珍しい作品の発掘に情熱を注ぐことで知られています。(2025/04/04 発売)
レーベル名 | :Toccata Next |
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カタログ番号 | :TOCN0039 |
ダイナミックでエネルギッシュかつ独創的な活動で注目の的となっているチェロ奏者・作曲家ジョヴァンニ・ソッリマの最新アルバムが登場。時代と地域とジャンルを越えた選曲で、全篇無伴奏という意欲的で挑戦的な内容です。アルバム・タイトルにもなっている「バ・ロック・チェロ」はロックの有名曲を「新たに解釈」し、17世紀と18世紀のイタリアの作曲家たちの作品と組み合わせて無伴奏チェロで歌い上げるというプロジェクト。このアルバムでは更に様々な国のルーツ・ミュージック(伝承曲)や自作曲もまじえています。伝承曲を素材にしたものはチェロの低音をドローンのように用いてエキゾチックな音響効果をもたらし、バロック系の作品ではリズムを大胆に強調するかと思えば深い瞑想を感じさせ、ロックやポップス系の曲は単なるカバーに終わらず高度に独創的なアレンジと演奏によってソッリマ色が前面に出るとともにアルバムとしての一体感を醸成しています。曲によっては唸り、歌い、掛け声を発するなど、音楽のルーツが歌であることも痛感させる仕上がり。ソッリマは2025年3月に来日し、無伴奏リサイタルからオーケストラとの共演、そして「100チェロ」プロジェクトなど、いかにも彼らしい演奏会を予定しています。(2024/09/20 発売)
レーベル名 | :Dynamic |
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カタログ番号 | :CDS8035 |
技巧派ピアニスト、グリムウッドとチェリスト、ウォルトン。彼らは学生時代からしばしば共演を行い、親密なアンサンブルを築いてきました。このアルバムではフランスとスペインの代表的な作曲家たちの作品を演奏。ラヴェルでの情熱的で濃厚な歌いまわし、ドビュッシーの洗練された表現、ファリャ、グラナドスで楽しめる抜群のリズム感、感傷的なフォーレ作品と、各々の作品から良いところを引き出しています。最後に置かれたカサドの組曲が絶品です。(2019/03/29 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD042 |
【ナミュール室内合唱団の美演で甦る、フォーレ「レクイエム」初演時の姿】今年(2024年)歿後100年を迎えるフォーレ。その代表作の1つである「レクイエム」が1888年1月16日、パリのマドレーヌ寺院で初演された時の編成での録音が登場。この作品は初演後すぐにトランペットとホルンを加えて改訂されたため、通常演奏される1888年版はその編成となっていますが、今回の録音はヴァイオリンを除く弦楽合奏とヴァイオリン独奏、ハープ、ティンパニ、オルガンによるものです(声楽は混声)。また曲には、後に加えられた「奉献唱」と「リベラ・メ」は含まれていません。ホルンの鳴らない「サンクトゥス」などは、むしろ新鮮に聴こえることでしょう。フォーレがニデルメイエール音楽学校の卒業作品として作曲し1等賞を獲得した「ジャン・ラシーヌの讃歌」は、翌年に作成された弦楽五重奏を含む版(ここでは弦楽合奏)で収録しています。そのほか、当時まだ学生であったメサジェと共作した「ヴィレルヴィルの漁師たちのミサ」などラテン語とフランス語によるフォーレの合唱作品を、作曲当時の楽器と演奏様式に沿った解釈で注目を集めてきたミレニアム・オーケストラの器楽勢とナミュール室内合唱団による、作品に深く寄り添う美しい演奏で収録。それぞれの作品の珍しさを越えて、その素晴らしさを堪能することの出来るアルバムです。(2024/11/01 発売)
レーベル名 | :Ricercar |
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カタログ番号 | :RIC469 |