不詳
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バロック期ドイツの教会カンタータにおける偉大な作曲家であり、また北ドイツ・オルガン楽派の最大の巨匠ブクステフーデ。しかし彼の出生地はデンマークであるため、この国でも大切な作曲家として敬愛されています。dacapoレーベルでは名手ブリンドルフが彼のオルガン作品全集をリリースしていますが(8.206005)、今回はちょっと視点を変えて、ブクステフーデとその周辺の作曲家たちの宗教曲をポール・ヒリアーとシアター・オヴ・ヴォイシズの演奏でお届けいたします。彼の先達トゥンダーやフェルスター、弟子であるブルーンス、ガイストなど、17世紀から18世紀初頭にかけて活躍した人々がどれほど相互に影響していたかを知る興味深い1枚です。(2016/06/29 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :6.220634 |
ブクステフーデのヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバのための作品を集め、前後に声楽作品、中心にブクステフーデと同時代のディートリヒ・ベッカーの作品を配するというコンセプチュアルなアルバム。冒頭でキールの美しい歌声が聴けるほか、カフェ・ツィマーマンの名手たちも多数参加するスティルス・ファンタスティクスによる、スリリングかつ美しいアンサンブルが大きな聴きものです。しばらく入手不能だったALPHAレーベル初期の名盤が、嬉しい低価格で再発売。(2019/09/13 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA492 |
大バッハも尊敬したオルガニスト、ブクステフーデ。作曲家としての彼の魅力はオルガン曲だけに限りません。声楽曲の美しさも出色で、このジャンルを聴かないのは勿体ない!当盤に収録されたカンタータは、独唱者3人のための物が3曲と、独唱者1人のための物が4曲。特に後者に含まれる「全地よ、主をたたえよ」は独唱パートが難しく、ブクステフーデの代表作の一つに数えられています。オルガン独奏曲「パッサカリア」を指揮者が弦楽合奏に編曲したバージョンが聴けるのも、嬉しいところです。指揮者マロンの美意識に感服させられる演奏が揃っています。(2004/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557041 |
ブクステフーデの出生については、詳しいことは全くわかっていません。1707年にリューベックで逝去した際「彼はデンマークを祖国とし、当地にやってきておよそ70年の生涯を終えた」と死亡記事が地元の雑誌に掲載されており、かろうじて「北欧出身であった」ことがわかるのみです。このアルバムではそんなブクステフーデの出自を物語るような、ほとんど耳にする機会のないスウェーデン語によるテキストのカンタータも含まれていて、興味をそそるものとなっています。ヒリヤー率いるシアター・オブ・ヴォイセスの澄み切った歌声、そして名手ブリンドルフの冴えた技巧で聴くオルガン作品。満足のいく1枚です。(2011/04/20 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :6.220534 |
大バッハが、オルガン演奏を聴きに行くためにわざわざドイツ北部まで赴いたという挿話が有名なブクステフーデ。どうしてもオルガン音楽と結び付けて語られる作曲家ですが、残された声楽曲は百曲を超えています。当盤は、その驚くべき素晴らしさを提示、作曲家の天才ぶりを再発見させる一枚です。ソプラノに古楽の分野で最高峰の歌手カークビー、鍵盤の名手モーテンセンが全体をまとめる器楽奏者たちという、豪華演奏陣を起用しているからかもしれませんが、それにしても、この美しい音楽の連続に、聴き手は集中してただ耳を傾けるのみ。マルコポーロ・レーベルの至高の名盤の再発売盤です。(2007/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557251 |