不詳
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2017年の復活祭における“バッハ・コンソート・ウィーン”の公演曲目は、ヴィヴァルディの「スターバト・マーテル」と「グローリア」というプログラムでした。演奏会では、この2曲に、弦楽のための協奏曲ト短調とソナタ、アンドレア・ショルを始めとした注目の歌手たちが歌う復活祭のために書かれた声楽曲を組み合わせ、キリストの復活を祝福しています。ポーランド系イタリア人指揮者ドゥブロフスキーはバッハ・コンソート・ウィーンの共同設立者。貴重な作品の復刻にも力を入れています。(2018/08/29 発売)
レーベル名 | :Gramola Records |
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カタログ番号 | :Gramola99165 |
「オーケストラとの共演が好きだ」と語るマリンバ奏者、布谷史人(ぬのや・ふみと)。その理由の一つは「大きなステージの上で一人孤独を感じることもないし、たくさんの仲間たちとともに精一杯の心を込めて一つの音楽を創り上げることにある」だそう(解説より)。彼は他にもさまざまな要因を上げ、オーケストラと共に演奏する魅力を語り、その言葉通りの魅力的な演奏を披露しています。このアルバムには3曲のスタイルの違う協奏曲を収録。もともとリコーダーのための作品であるヴィヴァルディ、リンツ国際コンクールのために作曲されたセジョルネのエネルギッシュな曲、そして布谷が委嘱した信長貴富(のぶながたかとみ)のイルカと海をモティーフにした曲と、それぞれ曲調や用いられる技巧が違いますが、どの曲も聴き手のインスピレーションを刺激する素晴らしい仕上がりになっています。エキサイティングで熱意に溢れた演奏をお楽しみください。(2019/02/15 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC1891 |
【気鋭カウンターテナーと俊才集団による“赤毛の司祭”の声楽世界】聖職者として研鑚を積み司祭になったにもかかわらず、教会の仕事もそこそこにヴェネツィアのピエタ慈善院の音楽教員として女子生徒たちからなるオーケストラを指揮、自らもヴァイオリンを圧倒的な腕前で弾きこなしたヴィヴァルディ。作曲家として彼が残した作品は「四季」の4曲のような独奏協奏曲やソナタなどの器楽ばかりでなく、謝肉祭シーズンの水の都を湧かせたオペラや教会向けの声楽作品も多く残しています。バロック・オペラの世界を中心に、本拠の英国に留まらない活躍をみせるジョナサン・コーエン指揮の古楽器楽団アルカンジェロが、この大作曲家と本格的に録音物で向き合うのは今回のアルバムが初。やはり声楽中心の選曲で、パートナーに選ばれたのは躍進めざましい英国のカウンターテナー歌手、ティム・ミード!温もりと透明感を兼ね備えた圧倒的な美声は、ヴィオラ・ダモーレ独奏の典雅な響きに彩られる「ニジ・ドミヌス」から、躍動感豊かに恋の栄光を歌いあげる「恋の神よ、分かった、おまえの勝ちだ」まで、ヴィヴァルディの聖と俗の両面を鮮やかに描き出してゆきます。弦楽のための協奏曲やシンフォニアでの立ちまわり含め、アルカンジェロの一体感ある音楽性も絶妙のアンサンブルで存在感豊かに音楽の魅力を伝えてくれます。(2022/01/27 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA914 |
【気鋭のアンサンブルと共に、18世紀の重要楽器マンドリンの真相に迫る俊才の快挙】ヴィヴァルディの協奏曲やモーツァルトの《ドン・ジョヴァンニ》、ベートーヴェンやフンメルなど大作曲家たちが作品に取り入れていながら、意外なほど「当時の音」が深く追求されてこなかった楽器、マンドリン。ギターやハープなどと同じく黄金時代が歴史上何度かあり、特にフランス革命以前にはパリやロンドンなどの大都市を含むヨーロッパ各地で広く人気を誇り、名手たちの活躍も手伝ってアマチュア奏者人口も多かった様子は、当時の銘器や作品が少なからず現存していることからも確認できます。そうした状況に演奏実践と研究の両面からアプローチを試み、19世紀末以降は南欧民俗楽器としての側面が強調されるあまり見えにくくなっていたマンドリンの歴史的な素顔を解き明かすべく活動を続けるラファエレ・ラ・ラジョーネが、古楽器演奏の最前線をゆく名手が集うイル・ポモ・ドーロと録音した画期的な18世紀作品集。三つの異なるタイプの古楽器(一つは当時のオリジナル)を用い、バロック後期のヴィヴァルディからロマン派前夜のフンメルまで四つの重要な協奏曲を軸に、18世紀には花形オペラ歌手たちと同じく舞台の主役として脚光を浴びたマンドリンの本来の姿に迫ります。古典派の時代を経てマンドリンがどのように他の楽器やオーケストラと関わってきたか、ハイドンやガルッピら同時代人たちの序曲を交えた選曲で浮き彫りにする構成も絶妙。解説執筆も手がけるラ・ラジョーネの他、ゼフィーラ・ヴァロヴァ(ヴァイオリン)やマルチェッロ・ガッティ(トラヴェルソ)、指揮も務めるフランチェスコ・コルティ(チェンバロ)といったソロ奏者も加わる演奏陣は世紀前半の作品では室内楽編成、管楽器も加わる世紀後半の作品では員数を増やした編成で緩急自在の解釈を聴かせます。特殊楽器としてではなく、古楽器演奏の文脈に連なる存在としてのマンドリンを確かな演奏で多角的に実感できる好リリースです。(2022/04/08 発売)
レーベル名 | :Arcana |
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カタログ番号 | :A524 |
気品あふれ、艶やかな響きを持つドイツの伝統あるハノーヴァー少年合唱団。2002年1月にこの合唱団を創設したハインツ・ヘンニングが亡くなり、方向性が危ぶまれたのですが、指導を引き継いだイェルク・ブライディングは、合唱団の良さをつぶすことなく、更なるレパートリーの拡充に努め、一層の発展を遂げていると評価されています。このアルバムには、そんな彼らの2006年からの演奏が収録されています。既発リリースからの曲もありますが、いくつかは、このCDが初収録であり、とりわけトラック6のメンデルスゾーンは、2012年3月のライブという「現在の彼ら」の姿を捉えています。およそ400年に渡る合唱作品の変遷も楽しめます。(2012/07/25 発売)
レーベル名 | :Rondeau Production |
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カタログ番号 | :ROP7014 |
ヴィオラの音色は人の心をもっとも落ち着かせるという。美しいメロディで聴く究極のヒーリング音楽。小澤恵 プロフィール Megumi Ozawa(Viola)埼玉県狭山市出身。武蔵野音楽大学ヴァイオリン専攻卒業。同大学大学院修士課程ヴィオラ科修了。2016年ハンガリーでYMSAマスターコース修了。ヴィオラをシャンドール・ナジ氏に、ヴァイオリンを鈴木郁夫、矢嶋佳子の両氏に、室内楽をK・グントナー、G・フェイギン、S・ナジ、C・ドル、R・ダヴィドヴィッチの各氏に師事。現在はオーケストラ・ソロ・室内楽等クラシックを中心に、著名ロック・ポップスアーティストのライブサポートや録音、テレビの音楽番組やドラマでの演奏協力等、幅広く活躍中。(2023/02/10 発売)
レーベル名 | :le petite disque |
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カタログ番号 | :LPDCD021 |
ミカラ・ペトリとラース・ハンニバル・デュオのお気に入りの曲を集めた「バロック・アルバム」です。1991年の冬からコンビを組んでいる彼らは92年の夏にスペインの修道院で素晴らしいコンサートを行い大好評を得ました。それ以降、世界中でコンサートを行い、またフェスティバルに登場、驚くほど幅広いレパートリーは、全ての聴衆に大きな驚きを与え続けています。このアルバムで、ハンニバルはギターをリュートに持ち替え、見事なテクニックを披露しています。ペトリの超絶技巧はここでも健在。本来ならヴァイオリンで演奏する難曲をこともなげに吹ききっています。とりわけコレッリやタルティーニは圧巻。SACDの高音質で、微細な息遣いまでが克明に捉えられています。録音 2011年3月2-4日 デンマーク コッケダル,OURレコーディング・スタジオ(2012/06/13 発売)
レーベル名 | :OUR Recordings |
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カタログ番号 | :6.220604 |
壮麗なオルガン作品で知られるヴィドールが、こんなに素晴らしい歌曲を書いていたとは、誰が知っていたでしょうか?実は彼多くのジャンルに渡って100曲近くの作品を残していますが、そのほとんどは現在忘れ去られてしまいました。まずは、この歌曲集「海の歌」を聴いてみてください。フォーレよりもベルリオーズの作品に似た、しっかりとした骨組みを持つ歌曲集です。柔軟で力強いピアノパート、波間を揺蕩うかのような夢見がちな歌声。しかしこれら14曲の歌曲は、調性や曲順に至るまで入念に準備され、見事な構成を持っているのです。これを聴いて作曲家の名前が即座に出てくる人は恐らくいないでしょう。他に、別のスタイルで書かれた5曲の歌曲も収録。これは聴きものです。(2010/08/18 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572345 |