バッハ, ヨハン・ゼバスティアン(1685-1750)
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1965年、45歳のミケランジェリによる「最初で最後」のザルツブルク音楽祭出演時の演奏が登場。当時「録音嫌いで、人前に姿を現さない」ことで知られていたこのピアニストのリサイタルには話題が集中しました。もちろん、この時も録音は固く禁じられましたが、リサイタルの前半のみが放送、録音され、これがかろうじて現在に残っています。ブゾーニ編曲のバッハ「シャコンヌ」は、ミケランジェリの洗練されたピアノ・テクニックを余すことなく披露するものであり、また、彼が得意としていたベートーヴェンの第3番ソナタは、普段の綿密に練り上げられた解釈とは異なり、軽やかな音の中に遊び心が感じられる演奏です。(2017/10/20 発売)
レーベル名 | :Orfeo |
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カタログ番号 | :C943171B |
1922年ブダペスト生まれの名ヴァイオリニスト、デネス・ジグモンディ。このアルバムは彼の生誕95周年を記念し、以前リリースされていたアルバムをリマスタリングしたものです。ジグモンディ自身にとっても、この1995年、70歳代を超えて録音したバッハは強い思い入れがあり、彼の演奏の集大成とも言える“とても重要”な記録です。演奏では、彼のハンブルク時代の恩人から貸与された1709年製のストラディヴァリウス「Ernst」を使用。艶やかな音色の中に深みを感じさせる名演です。(2018/04/27 発売)
レーベル名 | :Paladino Music |
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カタログ番号 | :PMR0093 |
オーストリア、バードガシュタインの音楽家の家庭に生まれ、11歳でソリストとしてデビューした神童です。オットー・ヴュヒナー、マックス・ロスタル、イヴァン・ガラミアンに師事し、カール・フレッシュ国際ヴァイオリンコンクールやベオグラード国際青年音楽コンクールなどの数々の国際コンクールを制覇、マールボロ音楽祭ではルドルフ・ゼルキンに招待され演奏を披露し、ヴォルフガンク・サヴァリッシュとの共演が話題となり世界中で演奏会を行うようになります。教師としても素晴らしい才能を持ち、デュッセルドルフ国立音楽大学マスターコース主任を経て、1991年よりミュンヘン国立音楽大学ヴァイオリン科主任として活躍、ヴァイオリン及び室内楽を指導しています。また現代作曲家の作品を積極的に紹介し、不当に忘れられた作曲家の復興にも尽力しています。そんな彼が真っ向から取り組んだバッハの最高傑作です。これはただただ瞑目して聴くほかありません。(2013/04/24 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC868 |
名手テツラフ、3度目の「無伴奏」登場!1966年、ドイツ生まれのヴァイオリニスト、クリスティアン・テツラフ。バッハやブラームスなどの古典的な作品はもちろん、リゲティやショスタコーヴィチといった近現代の作品までレパートリーは広く、高度なテクニックを駆使した独自の洗練された解釈は“聴きなれた作品に新たな命を与えるヴァイオリニスト”として高く評価されています。テツラフにとって「無伴奏」の録音は3回目となります。第1回目は1993年、2回目は2005年、そして2016年とほぼ10年に一度「無伴奏」を録音している彼において、この作品は、演奏家としての原点に立ち返る重要なもの。今回の録音に対しても、テツラフは譜面をもう一度じっくり読み込むことで新しい発見を得るとともに、バッハと幾分親密になれたと、ブックレット(英文)の解説の中で語っています。この新録音、驚くほどに自然な呼吸と共に美しい音色が次々と紡がれています。絶妙な間の取り方は、まさに「バッハとの対話」。現在のテツラフの姿を映し出す素晴らしい演奏です。自然な響きが捉えられた録音も聴きどころです。(2017/09/22 発売)
レーベル名 | :Ondine |
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カタログ番号 | :ODE1299-2D |
【古楽器演奏の理念を咀嚼して辿り着いた境地、パパヴラミ2度目の『無伴奏』】バルカン半島のアルバニアからフランスへ若くして拠点を移し、パガニーニ『カプリース』の全曲ライヴ録音を無修正でリリース(AECD0985)するほどの圧倒的な技術を持ちながら、硬派なキャリア形成を続けてきた俊才テディ・パパヴラミ。同じアルバニア出身の世界的作家イスマイル・カダレの専属翻訳家も務めるほど文才も高く、多岐にわたる視野をそなえた新時代の名手で、2016年には自伝の邦訳も出版されました(『ひとりヴァイオリンをめぐるフーガ』山内由紀子訳、藤原書店)。バッハ『無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ』はaeonレーベルで2004年に制作された旧録音(AECD0535)もありますが、今回の新録音では徹底的にヴィブラートを抑え、音の造形を改めて考え抜いたピリオド・アプローチ寄りの解釈。しかも理念的な堅苦しさに傾くことがまったくない、驚くほど丹精で自然な演奏は何度も聴き深めたくなる充実度です。文芸批評や音楽評論でも活躍するジャーナリストのジャック・ドリヨンが解説を寄せている点も、文人音楽家の録音らしい一面といえるかもしれません。Alphaレーベルならではの筋の通ったバッハ盤がまた一つ増えました。(2021/09/10 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA756 |