バッハ, ヨハン・ゼバスティアン(1685-1750)
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1964年生まれ、現在パルマ音楽院で教鞭を執るヴァイオリニスト、ルカ・ファンフォーニによるバッハ(1685-1750)。数多くの奏者が挑む「最高の名作」を、ファンフォーニは一切の迷いなく弾き切ります。繊細さよりも音楽の勢いを重視し、時には力で抑え込むかのような荒業さえ見せてくれまる彼の演奏には燃えさかる情熱が感じられることでしょう。モダン楽器の艶やかな音色を存分に生かし、とにかく音楽を楽しもうという姿勢が素晴らしい活きの良いバッハです。(2014/02/19 発売)
レーベル名 | :Dynamic |
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カタログ番号 | :CDS758 |
必ずしも、ポリフォニックな表現が容易とはいえない楽器であるヴァイオリンで、ここまでポリフォニックに充実した音楽を書いたのは、後にも先にもバッハだけといってよいでしょう。というよりも、楽器の能力を超えてしまっているといっても過言ではないかもしれません。それを実際の演奏として成立させるためには、当然演奏家の様々な工夫が必要となり、そこに無限の(しかし困難な)可能性が広がります。それゆえこの6曲は、人類の永遠の名曲であり、ヴァイオリニストにとっては永遠の難曲であり続けることでしょう。古楽界の重鎮シュレーダーによる演奏は、この究極の課題に対する、見事な解答の一つといえましょう。Smithsonian Instituteの再発売盤です。(2005/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557563-64 |
【かの無伴奏ヴァイオリン曲集をチェロで!? 妥協なく楽器と音楽学を追求した驚くべき解釈】巨匠アントニオ・ヤニグロ門下に学び、チャイコフスキー国際コンクールで優勝して現代チェロ奏者としてキャリアを歩みはじめたイタリアの名手マリオ・ブルネッロ。近年は歴史的奏法や古楽器への見識を深め、ヴェニス・バロック・オーケストラ(ジュリアーノ・カルミニョーラ主宰)やモーツァルト・オーケストラ(クラウディオ・アバド主宰)などで古楽器演奏家としても存在感を高めてきました。バッハの『無伴奏チェロ組曲』も2010年に録音、しかし彼は「もうひとつのバッハ無伴奏」であるヴァイオリンのための6曲の存在が、ずっと気になっていたのです。ブルネッロはバッハ研究者たちの近年の研究を受け、18世紀にも存在していたテノール・ヴァイオリン(通常のヴァイオリン同様4弦で、1オクターヴ下の調弦)に相当すると考えられるアマティ・モデルの小型チェロを用い、かのヴァイオリン作品の至宝と対峙しました。結果「今までバッハを半分しか理解していなかった」と感じ、全曲録音するまでにのめり込んだとのこと。この演奏効果に『海の上のピアニスト』の原作者アレッサンドロ・バリッコが驚き、解説にコメントを寄せているほどです。楽器や弓、弦のほか、演奏台にもこだわりを見せた録音でブルネッロが迫る音響世界――『無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ』の作品理解に大きな一石を投じる録音です。(2019/10/25 発売)
レーベル名 | :Arcana |
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カタログ番号 | :A469 |
本来ならば、芳醇な楽器の響きを求めてやまなかったバッハの作品を、現代にはびこる無味乾燥でメトロノミカルなものにしてしまった元凶は一体どこにあるのでしょうか? 天才児メニューインが、弱冠18・9歳で既に具現化した、古典的端正さを失うことなく、しかし甘く馥郁たる音色で弾かれたこの輝かしい演奏こそ、真実に近いというのは過言でしょうか? まずはCD一番最後のシャコンヌからお聴きください。そこに後年メニューインが語った言葉の全てが凝縮されています。「バッハの演奏は、ヴァイオリニストとしての完成度が試される究極の試練である」と。(2001/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110918 |
「ハープシコードと演奏するは、音の質そのものから変える必要がある」と語ったメニューイン。このCDには、わずか18歳のときに妹ヘフシバのピアノの伴奏による演奏と、28歳のとき、かの女傑ランドフスカのハープシコードとの伴奏版2種を収録。メニューインの演奏が言葉どおりであることを証明する盤です。音質だけでなく、音楽のアプローチ自体も、伴奏楽器によって違えているのは、年齢による円熟というよりも、彼にもとから備わっていた音楽性と見るべきでしょう。(2001/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110964 |
優れた指揮者でもあるリュディガー・ロッターですが、やはり彼の本質はヴァイオリンにあるようです。このバッハ(1685-1750)の作品には、有名な「シャコンヌ」が含まれており、ヴァイオリンの音色と技術を思う存分聴かせることができるものですが、ここでのロッターの演奏と言ったら、もう言葉に尽くせないほどの見事さです。彼のシャコンヌと言えば、以前発売されているビーバーの「ロザリオ・ソナタ」(OC514)でリリアルテのメンバーとして、終曲であるシャコンヌ…同じパターンによる変奏曲の形式…を自由自在に演奏していたのを思い出す人も多いことでしょう。バロック音楽に漂う堅苦しさを一掃する新時代の演奏家です。(2013/02/20 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC838 |
今日では古楽器による演奏も当たり前になり、作曲当時の楽器による、原作が意図した響きにより近い音楽を楽しめるありがたい時代になりました。ならばバッハの名曲、無伴奏ヴァイオリンのための作品も古楽器でも聴いておきたいもの。ここで注目は、ナクソスが起用した演奏者が地味ながら名手であること。オランダ出身の女流奏者ダールは、ブリュッヘンが創設して有名になった「18世紀オーケストラ」でコンサートマスターを長く務めた、知る人ぞ知る存在なのです。彼女のナクソス・デビューとなるバッハ至高の名曲、同時発売の第2集(8.554423)と合わせてどうぞ。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554422 |
バッハに名曲は数あれど、「シャコンヌ」が最高と考える愛好家がたくさんいます。映画で使われたのも記憶に新しいところ。ホ長調の「パルティータ第3番」も実に懐が深く、ピアノに編曲されたり、親しみやすいガヴォットはテレビCMなどにも登場。バロック・ヴァイオリンの女流名人ダールによるバッハ、この第2集には「超」の字がつく名曲が並んでいます。聴き手の心にじわじわっと感動が押し寄せてくる点では、現代の楽器より優っているかもしれません。ナクソス価格だから、同時発売の第1集(8.554422)もお忘れなく。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554423 |
スペインのチェリスト、パブロ・カザルス(1876~1973)によるバッハの無伴奏チェロ組曲全曲の録音は、同組曲の録音史において「不滅の古典」というほかない価値をもっています。こまぎれに演奏されることがほとんどだったこれらの組曲を、「ひとつの作品」として集中的に演奏することをはじめたのは、このカザルスだったといわれます。36年から39年にかけて、スペイン動乱から第二次世界大戦へと突入する直前の数年間に録音されたこれらのSPは、時代楽器が全盛となった現代においても、なお繰り返し聴かれるべき生命力に充ちています。バッハの小品の録音も聴きものです。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110915-16 |
バッハの無伴奏チェロ組曲は、この楽器の近代的な有り様を最初に提示した楽曲であるにもかかわらず、同時に実はほとんど終着点ともいえる内容となっているのは、驚くべきことでしょう。各曲は当時の標準的な組曲の形式、すなわち前奏曲と引き続く舞曲群という体裁をとっており、それが楽曲の基本的性格を定めていますが、その雄大な音の流れは、もう実用的な「踊り」を遥かに超越した、生命の躍動そのものを感じさせてくれるかのようです。NAXOSの看板チェリスト、クリーゲルが満を持して、この「チェリストの聖典」ともいうべき曲集に挑み、スケールの大きい名演を聴かせてくれます。(2005/04/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557280-81 |