ショウ, キャロライン(1982-)
Search results:8 件 見つかりました。
ピアニスト、チェンバロ奏者としてコンサートで活躍するほか、カーティス音楽院で中央および東ヨーロッパの作曲家について研究・講するケイトリン・ボウスカ。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴いコンサート活動ができない間、ボウスカはヨーロッパの女性作曲家たちを研究し、彼女らが特に戦争によって大きな痛手を受けた、社会の中における難民のような存在であったことに心を動かされました。2021年秋、ボウスカはこのような女性作曲家たちのプログラムを演奏し、これを聴いたYarlung Recordsのエグゼクティブ プロデューサーPatrick Trostleは大いに感激、レーベルに強く働きかけ、この録音が実現しました。曲の途中でショパンのマズルカが現れる冒頭のキャロライン・ショウの作品から、2022年2月のロシアによる侵攻により母国ウクライナを追われ、ドイツに避難しているルドミラ・ユーリナの曲まで全7曲。録音に際しては、かつてフランク・シナトラが所有していたマイクAKG C24と、Yarlungのエグゼクティブ・プロデューサー兼デザイナーのエリオット・ミルウッドが制作した真空管マイク・アンプを用いています。(2023/04/07 発売)
レーベル名 | :Yarlung Records |
---|---|
カタログ番号 | :YAR54460 |
スペインのピアニスト、イサベル・ドバロの「カレイドスコープ」と題されたアルバム。日本でおなじみの菅野ようこや田中カレンをはじめ、ピューリッツァー賞受賞者のジュリア・ウルフやラテン・グラミー賞にノミネートされたガブリエラ・オルティスなど、国際的に評価の高い女性作曲家たちの作品を収録、いずれもドバロが敬愛する人物で、その作品はさまざまな大陸の文化、伝統から生まれたものです。イサベル・ドバロは、数々のコンクールで入賞経験を持ち、現代音楽の擁護者としても活躍しています。特に女性作曲家たちの多くの作品を初演し、Women Now Conferenceではスペインのレティシア王妃や映画プロデューサーのキャスリーン・ケネディと共に講演を行いました。2016年には、メゾ・ソプラノのアンナ・トンナと共に、世界中の女性作曲家の作品を広めるための「Women in Music Project」を立ち上げるなど、幅広く活動しています。(2024/10/11 発売)
レーベル名 | :Grand Piano |
---|---|
カタログ番号 | :GP944 |
【若くしてピュリッツァー賞とグラミー賞を受賞した、今最も注目されるアメリカの女流作曲家!】1982年に生まれ、ニューヨークを拠点としてヴォーカル、ヴァイオリン、作曲、プロデュースで活躍するキャロライン・ショウ。2013年作曲の「8声のためのパルティータ」でピュリッツァー賞を最年少で受賞、2020年のグラミー賞ではアルバム「オレンジ」が最優秀室内楽・小編成アンサンブル・パフォーマンス賞を受賞し、今アメリカで最も話題となっている若手作曲家の一人です。18世紀スコットランドの詩人ロバート・バーンズ、現代イギリスの詩人ジェイコブ・ポーリー、そしてショウ自身の詩による「Is a Rose」は、コラール風の弦合奏、アイリッシュ風のハープなどと、名花オッターの奥行きのある歌声が絡む美しい作品。続く「The Listeners」は、ショウにとって初めての大作で、天文学者カール・セーガンが中心となって製作され、1977年ボイジャー探査機に搭載されたゴールデン・レコードへのオマージュとなっています。セーガンのスピーチやレコードに収録されている各国の挨拶などが引用され、ソリスト、合唱と古楽器の管弦楽団が壮大な響きを作り上げる、規模の大きなオラトリオです。(2020/05/22 発売)
レーベル名 | :Philharmonia Baroque Productions |
---|---|
カタログ番号 | :PBP12 |
【話題の作曲家、キャロライン・ショウの室内楽作品】1982年に生まれ、ニューヨークを拠点としてヴォーカル、ヴァイオリン、作曲、プロデュースで活躍するキャロライン・ショウ。2013年作曲の「8声のためのパルティータ」でピュリッツァー賞を最年少で受賞、2020年のグラミー賞ではアルバム「オレンジ」が最優秀室内楽・小編成アンサンブル・パフォーマンス賞を受賞し、今アメリカで最も話題となっている若手作曲家の一人です。ここではフランスを中心に活躍するアンサンブル、イ・ジャルディーニのメンバーによる室内楽作品を収録。どの作品も美しく、抒情性の中に前衛性やジャズ、エスニックなどの要素をスパイスのように効かせており、聴きやすいだけでなく、凝った音がたいへん興味を引く音楽となっています。素焼きの植木鉢を音程別に並べ堅いマレットで叩く独特な楽器が活躍する作品も収録。(2022/10/28 発売)
レーベル名 | :Alpha |
---|---|
カタログ番号 | :ALPHA881 |
現代アメリカを代表するコンテンポラリー・アンサンブル「ACMA(アメリカン・コンテンポラリー・ミュージック・アンサンブル)」のSono Luminusデビュー・アルバム。彼らはコンサートだけでなく、ダンスやバレエ、映画ともコラボ、常に新鮮な驚きを聴衆に与えています。ここで選ばれた作品は、彼らにとっては作曲家も含め、極めて深い愛情と親密さを感じている大切な曲ばかりです。20世紀から21世紀にかけてのアメリカで生まれた新しいパーカッション作品は、驚くほどの多様性を持ち、また、通常の録音では収まらないほどの多彩な音色を駆使した曲が多く、このアルバムでもその素晴らしい響きを完璧に捉えるために、現代における最高の録音技術を用い、磨き上げられた音が収録されています。中でも、グラミー賞受賞作曲家、ジョン・ルーサー・アダムズ作品の、美しいヴィヴラフォンと弦が作り出す響きは、まるで天上の音楽を聞いているような美しさです。(2017/03/24 発売)
レーベル名 | :Sono Luminus |
---|---|
カタログ番号 | :DSL-92211 |
このアルバムのタイトル「Resonance linces 共鳴線」は物理学用語から採られたものですが、ここでは時代を超えた作品同士の、また演奏家と作曲家との「共鳴」で生まれた作品群を指しています。サーリアホのドリーミング・シャコンヌはコロンビのチャコーナによるもの、ショウの曲はタリスのモテットに基づく作品。サーリアホの7羽の蝶々は同郷のチェリスト、アンッシ・カルットゥネンとのコラボレーションから生まれ、ブリテンの無伴奏組曲はロストロポーヴィチに触発されて書かれました。コチェフの曲はハイドンのト長調のチェロ協奏曲用のカデンツァとして書かれましたが、このように独立した作品として演奏することも意図されています。(2022/05/27 発売)
レーベル名 | :Sono Luminus |
---|---|
カタログ番号 | :DSL-92252 |
名指揮者ポール・ヒリアーとアルス・ノヴァ・コペンハーゲンが贈る「…and…」 と題された印象的なアルバム。1980年代後半に巻き起こった“アルヴォ・ペルト・ブーム”を牽引したヒリアーが選んだのは、ペルト、ジュリア・ウルフ、キャロライン・ショウの宗教的作品と、13世紀に中部トスカーナ地方で作られた「コルトーナのラウダ集」からの曲の組み合わせ。明確な調性が生まれる以前の音楽と、緩やかに調性が崩壊した後の音楽は驚くほどに似た風合いを持ち、800年の時を隔てた作品から生まれた幽玄な音世界は聴き手の耳にまっすぐ届きます。美しく澄み切った人の声のハーモニーを存分に味わっていただけることでしょう。(2020/11/13 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.574281 |