シュミット, クルト(1942-)
Search results:2 件 見つかりました。
ヨハン・シュトラウス1世の四男として生まれたエドゥアルト・シュトラウス。ヨハン・シュトラウス2世とヨーゼフ・シュトラウスの弟にあたり、息子はヨハン・シュトラウス3世、孫がエドゥアルト・シュトラウス2世といった音楽一家の中心的人物です。2人の兄たちの人気に及ぶことはありませんでしたが、37歳の時に兄ヨハンの後を引き継ぎウィーンの宮廷舞踏会音楽監督に就任、「ハンサム・エディ」の愛称で呼ばれ、着々と地位を築いていきました。残された作品は300曲あまり、なかでもポルカとギャロップに魅力的なものが多く、聴きごたえもたっぷりです。この第3集に収録されているのは、1曲を除き全てシュトラウス自身がオーケストレーションした作品で、英国シュトラウス協会が所有するアーカイヴの譜面を使用しての演奏です(楽譜が出版されなかったOp.51のポルカ・シュネル「Pegasus-Sprunge ペガサスは跳躍する」のみオーストリアの指揮者クルト・シュミットがピアノ譜からオーケストレーションしました)。またこのアルバムは、シュトラウス一族作品の録音を多く手掛け、当シリーズの第2集も指揮したジョン・ジョージアディス(1939-2021)の追悼盤でもあります。(2024/03/08 発売)
レーベル名 | :Marco Polo |
---|---|
カタログ番号 | :8.225382 |
その優雅さと軽やかさ、そして耳あたりのよさのおかげで、19世紀から20世紀初頭にかけて、シュトラウス・ファミリーの音楽がヨーロッパ中を席巻していたことは良く知られていますが、同時に、多くの作曲家たちが、この分野…ワルツ、ポルカ、行進曲など…を手がけ、たくさんの知られざる名作を書いていたのでした。当時、どれほどこれらの「軽音楽」がもてはやされたのかは想像する他ありませんが、英国のヨハン・シュトラウス協会が所有する数多くのアーカイブから復元されたこれらの有名、無名の作品は、夢のようなその時代を思い起こすために一役買うことでしょう。シュランメルやイヴァノヴィチなどの比較的知られた作曲家から、一部の曲だけが知られるリンケや、音楽隊の隊長として活躍したグングルなど、名前を見ているだけでも楽しいものです。もちろん音楽も素晴らしいものばかりです。(2015/08/26 発売)
レーベル名 | :Marco Polo |
---|---|
カタログ番号 | :8.225365 |