Spikes, John
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スイング時代の録音を聴くと、「ああ何でクラリネットは廃れてしまったのか」と痛感します。答えは簡単で「クラはスクリームしやすい。クラは大きな音が出ない。」というのに加えて「クラはオクターブ・キーがなくて難しい」というのがあります。小生は、モダン期のバディ・デフランコなど大好きなのですが、ここでのアーティ・ショウ、音にダンディズムがある。フレーズが滑らかでモダン。実にいいです。久々に現れたわがクラの新星(というにはオッサン過ぎるが)谷口英治にも通じる「音楽的育ちの良さ」を感じます。グッドマンより和めるよ。(2002/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120615 |
ジャズを最初に録音した人は、最初に演奏した人よりもエライのではないか・・・僕は長いことそう思っていた。ここにあるのは、紛れもないジャズの草創期の姿。音楽的には、ベースというものが無く、代わりをバンジョーが務めている点が耳を惹く。また、ここではあくまで集団即興が中心となっており(キング・オリヴァーあるいはサッチモが中心ソロイストではあるものの・・・)、この路線を発展させていったらどうなっていたのか、という思いにも駆られる。歴史に if を持ち込んで聴いてみるのもいいものでは?(2003/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120666 |