Alter, Louis(1902-1980)
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シンフォニック・ジャズ。ジャズの交響楽化。まあ、誰でも思いつきます。が、成功したためしがない。この「クラシックとの融合」というのは、ジャズ屋が陥りがちなエア・ポケットである・・・ことも多い。多分。1960年代には、ガンサー・シュラーやジョン・ルイスが仕掛けてやはり失敗? でもここで録音された1920年代末~30年代初頭の曲。ぜんぜんジャズでないです。(1)は映画音楽。(2)は昭和20年代ラジオドラマの劇伴。(6)の始まりなんか、ラヴェルの「ダフニスとクロエ」組曲の凄く稚拙な模倣。(7)は予算の少ない二流SF活劇テーマ。というわけで、よく判ったのは、「シンフォニック・ジャズは全てガーシュウィンの影響下」ということ。そう思って聴けば面白い逸品集です。(2003/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120644 |
(2003/04/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Nostalgia |
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カタログ番号 | :8.120659 |
リズム・ボーイズの一員として人気を獲得したクロスビーが、歌手として上り坂にあった頃の録音を集めたアルバムです。当初、影響を受けていたアル・ジョルスンから、ルイ・アームストロング路線へと舵を切り、やがて囁くように甘く歌い上げるというスタイルを完成する時期にあたっていることもあり、《ルイジアナ》、《月光値千金》など、ポール・ホワイトマン楽団と吹き込んだナンバーのスウィンギーな味わいが実にご機嫌です。その一方で、《苦しみを夢にかくして》、《マイ・カインダ・ラヴ》といった自己の名義によるディスクでは、生き生きとした表情を湛えつつ、しっとりした歌い口が楽しめるなど、若き日のクロスビーの魅力が堪能できます。(2003/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Nostalgia |
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カタログ番号 | :8.120697 |
私、ビリー・ホリデイ苦手です。何度も書いたが、カーメン・マクレエとかメレディス・アンブロシオあたりを聴いているのが気持ちイイ私にとって、ビリー・ホリデイの「暗さ」がタマランのです。が、この音盤、まず気持ちイイ。結構優雅で、バックもいい。貧乏臭くない。少し、ユルいですが、これがビリー・ホリデイの「本来の魅力」だと言われると反論できない。特に「恋とは何でしょう」とか「ノー・グレイター・ラヴ」あたりをこんなに歌詞をハッキリと、ユッタリとしたテンポで歌われると「ああ、これはこれでいいのだ」という気分になってくるから不思議。ついでに、「アイ・ラヴス・ユー・ポーギー」はと、聴いてみると、これも絶品。説得力はニーナ・シモンに劣りますが、いやいい気分。(2005/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120750 |