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クヴァンツ, ヨハン・ヨアヒム(1697-1773)

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    アルフォンソ10世/エイク/J.S. バッハ/テレマン/クヴァンツ:リコーダー作品集(シュヴァンダ)

    このアルバムは、音楽における1000年の歴史をリコーダーのみで再現するという試みです。古くは11世紀頃に書かれた写本の音楽(カルミナ・ブラーナ)の素朴なメロディや、14世紀の舞曲、「笛の楽園」でお馴染みのファン・エイクの作品あたりをさまよい、バッハ、テレマン、クヴァンツで耳なじみのよいメロディに到達、そして、また少しずつ調性やリズムを脱ぎ捨てた音楽へ…。こうしてまとめて聴いてみると、中世、ルネサンスの時代の音楽と現代のミニマル音楽に共通する何かが感じられるのではないでしょうか?リコーダーの名手シュヴァンダの見事な技巧をご堪能ください。(2015/04/22 発売)

    レーベル名:Rondeau Production
    カタログ番号:ROP6099

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    クヴァンツ:フルート・ソナタ第272番 - 第277番(フィッシャー/ブラント/ベルベン)

    ヨハン・ヨアヒム・クヴァンツは18世紀の最も多作の作曲家のうちの1人でした。しかし、ほとんどの彼の音楽は出版されていないままです。このアルバムは、バロックから古典派への架け橋として、そしてフランス様式とドイツ、イタリア様式の統合を図るべく、彼が30年間に渡ってフリードリヒ大王のために書いたフルート作品の中から6曲のフルート・ソナタを収録しました。これらは精巧で華やかな技巧が用いられており、まさしくクヴァンツのベストとして後世に語り継ぐべき作品でしょう。しっとりとしたフルートの音色は、聴き手を典雅な時代へと誘ってくれます。(2009/09/16 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557805

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    クヴァンツ:フルート・ソナタ集(ボーダン/オレスキェヴィチ/ヴィアル/シューレンベルク)

    フルート・トラヴェルソ(横型のフルート: 縦型のリコーダーに対して)の名手にして、現代でも名著として読み続けられている「フルート奏法試論」(この分野ではほとんどバイブル!)の著者としても知られるクヴァンツは、もちろん素晴らしいフルート作品を大量に遺しましたが、当盤ではその一端に触れていただきます。どの曲でも当然の如く、フルートの凄まじいまでの名人芸が展開され、それだけでも十分に聴き応えがあるのですが、それにも増して感じ入るのが、旋律や和声のセンスのスジのよさです。その美しさは、彼が第一級のバロック作曲家であったことの何よりの証明といってよいでしょう。(2003/03/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555064

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    クヴァンツ:フルート協奏曲集 - QV 5:38, 5:81, 5:165, 5:238 (オレスキェヴィチ/コンチェルト・アルモニコ/シュパーニ)

    ヨハン・ヨアヒム・クヴァンツ(1697-1773)は18世紀における、最も偉大で革新的なフルート奏者であり、作曲家でした。彼はアマチュア・フルート奏者であったプロイセンの大王フリードリヒ2世の教師でもあり、宮廷コンサートはクヴァンツのフルート協奏曲の主要な演奏会場でもあったのです。王はクヴァンツがフルート作品を書くたびに特別の謝礼金を払うなど彼を厚遇。クヴァンツもそれに応えるために素晴らしい作品を何曲も書いたのです。また1752年には「フルート奏法試論」を著述、こちらは現代でも読み継がれるほどの名著であり、当時のスタイルを知るうえでも格好の資料となっています。ここに収録された作品のうちイ短調の曲は、失われたとされていましたが、最近サンクトペテルブルクのロシア国立図書館から取得されたもので、ト長調のカデンツァとともに、貴重な資料となりうるものです。ハ短調の協奏曲はクヴァンツの死後、未完成だったものを王が補筆、完成稿としたものです。(2013/08/21 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573120

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    クヴァンツ:無伴奏フルート作品集(ラム)

    アメリカのフルーティスト、エリック・ラムの初のソロ・アルバムは、クヴァンツ(1697-1773)の小品集です。18世紀における優れたフルート演奏家であり、作曲家、そしてフリードリヒ大王にフルートを教えた人として名高いクヴァンツは、およそ200曲のフルートを含む作品を残しましたが、現在それら全てが知られているとは言いがたい状況です。「こんなに素晴らしい作品はもっと聴かれるべきである」というラムの手により、これらの知られざる作品が世に出ることになりました。これらのほとんどはコペンハーゲンの図書館に保存されていたスコアによるもので、ラムは丹念に楽譜を推敲した上で当時のスタイルやテクニックを加味し、完璧に再現したのです。(2015/03/25 発売)

    レーベル名:Paladino Music
    カタログ番号:PMR0060

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    C.P.E. バッハ/ルクレール/クヴァンツ/ヴィヴァルディ:フルート作品集(ソロモン)

    【全て18世紀のオリジナル楽器! 6種の楽器から導き出される玄妙な音を生かして】2020年3月にリリースされた先行盤(CCS43020)に続く、フランクフルトの歴史的楽器蒐集家ペーター・シュポアの名高い古楽器コレクションを使った新録音。イタリア、フランス、ドイツの重要作曲家たちがそれぞれ残した重要な作品と同時期、ないし各作曲家と何らかの関係を見出せる楽器を6本厳選し、それらを使い分けてその真相に迫ります。ソナタを集めていたVol.1に対し、今回は6人の作曲家による協奏曲6曲をチョイス。18世紀の一般的な演奏習慣を踏まえ、名手ボヤン・チチッチをはじめとする弦楽器奏者たちは通奏低音以外1パート1人ずつで、俊才アシュリー・ソロモンの細やかな息遣いや闊達な吹奏を通じて真価を発揮する各銘器の味わいを殺さない、親密にして緊密なアンサンブルは企画の趣旨によく合致していると言ってよいでしょう。有名なヴィヴァルディ「夜」の緩急あざやかな解釈もさることながら、クヴァンツ作品での艶やかなロココ情緒も、リコーダー作品で有名なウッドコックの協奏曲に聴く歌心の豊かさも、大西洋をまたいで活躍を続ける経験豊かなアシュリー・ソロモンとフロリレジウムなればこその瑞々しさ。CHANNEL CLASSICSの創設者で名録音技師ジャレッド・サックスによる丁寧なエンジニアリングも彼らの妙技を克明に伝えてくれています。知る人ぞ知るリコーダー奏者ワルター・ファン・ハウヴェ(フランス・ブリュッヘンの高弟にして盟友)がプロデューサーとして名を連ねているのも見逃せません。(2023/03/24 発売)

    レーベル名:Channel Classics
    カタログ番号:CCS45323