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ショット, ポール

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    コルンゴルト:歌曲全集(ヤルノット/ピエチョンカ/メース)

    類い稀なるオペラ作曲家として知られた、ウィーンの作曲家コルンゴルト(1897-1957)にとっては「歌曲」を創作することも大切な仕事でした。もちろん生涯における様々な時期…初期から後期まで…に渡って、その折々の感情を歌として表現することで、単なる「映画音楽の作曲家」としてだけでなく、ウィーンの作曲家であることを強く主張していたのです。彼が最後に書いた歌曲は、1948年に構想された「ウィーンへのソネット」で、これは戦後の廃墟に立った彼が、生涯愛して止まなかったウィーンへのオマージュとして書いたものであり、決して満たされることのなかった彼の思いが結実したものです。また他には、わずか7歳の時に書いた初期の作品「子供とすみれ」などの初録音作品も含まれています。コルンゴルトをもっと深く知りたい人にオススメしたい2枚組です。(2015/11/25 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5252

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    コルンゴルト:歌劇「死の都」(王立スウェーデン歌劇場管/セーゲルスタム)

    亡き妻マリーが忘れられないパウルは、踊り子マリエッタに妻を見出す。夢の中で、パウルはマリエッタと争い彼女を絞殺してしまう。夢から覚めた彼は、友人フランクの誘いでこの「死の都」から離れようと悟る物語。このオペラは稀代の神童コルンゴールト最大の成功作で、何と23歳になる年に初演されました。プッチーニとR=シュトラウスを融合させたような複雑な音楽は作曲年齢を感じさせません。しばらく録音が無く、これが待望のデジタル新録音、演奏家にはスウェーデンの実力派を揃え、しかも廉価盤です。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.660060-61

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    コルンゴルト:歌劇「死の都」(ニールンド/フォークト/フィンランド国立歌劇場児童合唱団/フィンランド国立歌劇場合唱団&管弦楽団/フランク)

    モーツァルトの再来と言われた23歳のコルンゴルトが書いた歌劇《死の都》。喪失と孤独をテーマとし、彼自身と父の共同執筆で台本を書いたこの作品は、1920年にオットー・クレンペラーの指揮によってケルンで初演され大成功を収めました。20世紀末より人気が高まり、優れた上演も目にするようになってきました。この2010年に行われたミッコ・フランクが指揮するフィンランド国立歌劇場でのカスパー・ホルテンのプロダクションは代表的な名演の一つに数えられるもので、なかでも主役を担う2人の歌手、クラウス・フローリアン・フォークトとカミラ・ニールンドの名唱は驚くべき完成度を誇っています。大きな評判となったDVDから、音のみを抽出したCDが登場。美しい音楽を存分に味わうことができます。(2022/03/25 発売)

    レーベル名:Opus Arte
    カタログ番号:OACD9050D

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    コルンゴルト:歌劇「死の都」(フォークト/パヴロフスカヤ/フランクフルト歌劇場管&合唱団/ヴァイグレ)

    (2011/08/24 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC948

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    リヒャルト・タウバーのオペラ・アリア集(1919-1926)

    ポピュラーからオペレッタ、オペラのみでなくピアノも弾き、指揮もしたというマルチな活躍をしたタウバー。クラシック以外の分野に手を染めたテノールというと、際物であるかのような誤解を受けがちですが、彼の天性の甘い声、ウェットながらつぼを押さえた歌いまわしは文句の付け所はなく、事実、プッチーニやチャイコフスキーなどの甘美なアリアが絶大な人気を博したというのもうなずけるところです。このCDは、そうした彼が得意としたオペラ・アリアの第1弾。すべてドイツ語で歌われていますが、これは彼が他国語で歌って発声を損ねるよりも、母国語で歌ったほうが良いとの考えからのことでしょう。(2002/08/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110729